帰宅中。

小川駅の階段を降りると、保育園だろう集団に出会った。

保育士さん、３・４人、園児が１４・５人？

前の子供たちは、楽しそう。

一番最後の園児が、グズグズ状態。

一人の保育士さんが、かかりっきり。

「いやぁ、いやぁだぁぁ。」の繰り返し。

足を踏ん張って、進もうとしない。

地面に座り込んで「行かぁないぃ。イヤぁぁダァァ！」

「おウチ、帰るぅぅぅ。」ぐずる一方。

あぁなると、我が子でもメンドクセェー。

大変だなぁと思って、帰路を急いだ。

少し離れても、「イヤダァァ。」の泣き声が聞こえていた。

「時給50円アップは『無理よ』　人気の保育園を支えるブラックな環境　#こどもをまもる」（毎日新聞）

「逮捕の保育士『園児が言うこと聞かず』　裾野・虐待事件」（あなたの静岡新聞）

園児虐待は、許されることではない。

ただ、保育士さんのストレスは、今日の一事を見ても、相当なもんだろう事と拝察される。

内閣府は「幼児教育・保育の無償化」を謳っているが、預ける側の経済的な負担に注視すると同時に、預かる側の経済状況も鑑みる必要がある。