テーマ:好きなクラシック(2291)
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本日のアフターファイブは、高嶋ちさ子さんのヴァイオリンコンサートに行って参りました。著書を読んだ事があり、その歯に衣着せぬ物言いに興味があったからです。会場は、始めて行く野木町のエニスホール、床、座席と木のぬくもりを感じる造りで、音にエコーが少々かかり過ぎる?と感じる所もありましたが、8列目の中央という絶好の座席が手に入っておりました。
G線上のアリアから始まりました。高嶋さんの愛用器は、1736年製ストラディバリウスの愛称ルーシー。ルーシーの奏でる音が、深くて優雅でとても気に入ってしまいました。アヴェ・マリアやタイスの瞑想曲といった、スローテンポの曲には特に実力発揮、その優雅さに酔いしれました。 今日のコンサートは、ヴァイオリニスト松本蘭さんととピアニスト近藤亜紀さんを引き連れての演奏、それぞれの演奏もプログラムされており、私としてはもっとルーシーの音色に浸りたかったな、と思いました。 それにしても、高嶋さんヴァイオリニストにしておくには勿体無いほどのトーク上手。お笑い芸人さんでもいけそう、クラシックのコンサートで大爆笑ってありか?こんなに気楽にクラシックのコンサートを楽しんだ事はありません、たまにはいいかもね。 今日のコンサートの途中ヴァイオリン講座というコーナーがあり、皆で目を瞑って、ストラディバリウスと安いヴァイオリンの音を聴き比べました。普段クラシックファンを自称する私です、威信にかけて本気で挑みました。最初にルーシーの音が気に入ったなどと言っておきながら外したら、クラシックファンと自称するのをやめねばなりません。結果、見事当てる事ができました、しかし会場の過半数は安い方に手を上げたのです。私の両隣の方々も、違うほうに手を上げていましたっけ。 ちょっとだけ自分の耳に自身を持った私、ルーシーの演奏をもっと聴きたいと思いながら、CD売り場に寄ると、欲しかったCDは既に完売。帰路は、車のCDを持っていたヴァイオリンのものにチェンジ、今日のコンサートでも聴いたヴァイオリンの名曲「愛の喜び」などを聴きながら戻りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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