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カテゴリ:日常
スキーの後は、思った以上にみんなくたくただった。
おなかも空いていたので、そそくさとロッジに帰ってご飯を作った。 とは言っても、ぽちょなさんがほとんど作ったのだが。 こんな時でも手抜きをしないのはさすがです。 夕食後、少しのんびりするとピート君が、街の観光をしたい。 と言い出した。わかどりは、実は今回のスキーで一番体にきちゃっている人だったので断ったが、ピート君はスキー場の帰りに見かけたホラーハウスがどうしても見たいようだった。 車がないとダウンタウンは行けない距離なので、結局わかどりの運転で全員ダウンタウンに行くことになった。 ダウンタウンは観光客でいっぱいであった。 クリスマスのイルミネーションがたくさんあり、歩いているだけで楽しめた。 時々、おみやげ物屋さんに立ち寄りながら歩いていくと、ピート君が『あれだ!あれ』と言って、お化け屋敷を指差した。 わかどりは、どうもホラー系統が苦手なので外で待っていようと思ったが、全員行くようなので一緒にお化け屋敷に入ることになった。 館内に入ると、全員、前の人の肩に手をのせて電車ごっこのように暗闇を移動するように支持された。 わかどりはこわいので一番後ろでぽちょなさんの肩に手を乗せて歩いた。 館内は、拷問される人や、解剖されている人や、ゾンビなどがいて真っ暗闇の中から急に現れるので心臓によくなかった。一番前でなくてよかったと思っていたら、最後のほうで牢屋に入っていた囚人が急に出てきて後ろから追いかけてくるので久しぶりに替えのパンツが必要になりそうだった。 まさか、スキーに来て替えのパンツの心配をしなければならないとは思わなかった。 ようやく出口に着くと、エレベーターで階下に下りることになった。 エレベーターが到着したので外に出ようとすると、開いたドアの先が真っ暗で、なんだろう?と思っていたところにゾンビが襲いかかってきた。 先頭にいたわかどりが再び替えのパンツの心配をしたのは言うまでもなかった。 そして、ようやくお化け屋敷が終わった。 わかどりの顔色が悪かったらしく、ぽちょなさんに『大丈夫?』と言われてしまった。ピート君とぽちょなさんが口々に、『タイにあるお化け屋敷はこれの比じゃなく怖いよ。今度連れて行ってあげるよ。』と言っていた。 ごめんこうむる。 続く・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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