095724 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

わかどりのヤキトリ日記

わかどりのヤキトリ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

wakadori0102

wakadori0102

Calendar

Comments

wakadori2007@ Re[1]:インド人・その後の1年(07/23) ぽんさん ものすごく久しぶりですね。 …
ぽん@ Re:インド人・その後の1年(07/23) |・ω・`)!? ブログみっけ~笑 静岡出て…
わかどり@ あ! あ、らぴゅたさん・・・・・
July 9, 2006
XML
カテゴリ:日常
と、言うわけで食後にわかどりはトリ実家に向かったのである。
じいちゃんの家からは徒歩10分なのだが、近くて遠く、
ほんとに久しぶりにわかどりは実家の門をくぐったのだ。

実家の門をくぐってから、数分歩くと玄関にたどり着いたが、
やはり敷居が高かったのだ。
しかし、そこで帰ってしまってはこれまでと全く何も変わらないので、
無心になって『ガラガラ』と戸を開けたのだ。

それに気が付いてまず出てきたのは、
トリママであった。
トリママは、『あらまあ、珍しい人がやってきたわ。』
『さあ上がってちょうだい。』と手招きをする。
廊下を頭をすっかり空っぽにして、廊下をテクテクと歩いていき、
客間と居間を通り過ぎ、さらに廊下をテクテクと歩いて
とうとうトリパパの書斎の前にたどり着いたのだ。
この扉の向こうにトリパパがいる、と思うととても緊張したが、
ここで帰ってしまっては今までと変わらないので、
叩けばコーンっといい音がするくらい頭を空っぽにして
『ガラガラ』と扉を開けた。

トリママの大きな声ですでにわかどりが帰ってきたことを
トリパパは知っていた。
『ただいま帰りました。』と、わかどりは御挨拶をした。
トリパパに答えはなかったのだ。
無言のまま過ぎる時間に、トリママは、
『さあさあ、こっちにきて座って。何しているの、足をくずしていいのよ。』と
少しでも場を和やかにしようとにこやかに振舞っていたのだ。

わかどりは、トリパパの机の向かいに座ったが、
さらに無言のまま時間が流れ去っていった。

と、そこに、トリママが
『おいしいスイカが手に入ったのよ!』と言って、
よく冷えたスイカを2切れずつトリパパとわかどりの前に置いていったのだ。
しかし、そんなスイカも空しく温まっていったのだ。

スイカの皮がすっかり汗ばんだ頃、
トリパパが重い口をようやく開いた。。。。

続く・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 13, 2006 05:27:59 PM
コメント(3) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X