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小説家わかつきひかるのブログ

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2014.05.16
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨年、両親が相次いで夭折し、先日ようやく納骨式まで終わったので、これでしばらく法事はないと安心していたら、一回忌だと言われました。

あぁっ。一回忌! 忘れてたぁっ!! しかも、初盆もあるじゃないかぁっ。
京都の田舎町なので、こういった儀式ごとはうるさくて、げっそりしています。
大変すぎてもう、うんざり。

私は親戚や実家、田舎の友達には、作家だって言ってないんですね。死んだ両親にも内緒にしてました。
目立つことや普通と違う行動をとることは悪いことである、という文化で育ってきたので、作家なんて言えないです。

じゃあ、どう言ってるか、というと、在宅のプログラマしてることになってます。
最近ではイトヨーカードでパートしてる、と言ったりもします。

嘘は言ってません。
プログラマだったのは本当だし(COBOLプログラマなんていまどき仕事はないと思うけど)、イトヨーカードのカルチャーセンターで小説教室してるから。

ところがこれって、私はヒマです、と宣言しているのと同じになってしまうんですね。
ヒマなのに、なんで××ができないの? と責められてしまう。

編集者に言うと、みなさんびっくりしますね。
税理士の先生もびっくりしてたなー。
「えっ? 作家ってこと内緒にしてるんだっ!? 別に悪いことじゃないよねっ!?」

やっぱり育ってきた文化が違うんだろうな。
「作家=普通と違うこと=悪いこと」という三段論法が成立する世界があるんです。

打ち合わせに東京に行かなくてはならないんだけど、法事のあいまを縫って行くことになりそう。
がんばろう!





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最終更新日  2014.05.16 14:40:40



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