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私は奈良市に住んでいます。二人の子供の受験を体験しました。奈良で「受験生の親」を体験した私の感触からすると、この記事の
「『革命を起こす』とか、そんなことばっかり…」山上徹也被告の親族が初告白した、安倍元首相銃撃前の”異様な一言”の意味とは (引用はじめ) 「こうした経済状況が原因で、徹也が大学進学を諦めたというのはちょっと違うと思います」 この親族はそう言って、これまでの“山上像”を否定するのだ。 「徹也は、いろんな大学を受験したものの、志望校ではない奈良産業大学しか受からなかった。それで大学進学を選ばなかったと聞きました」(同前) (引用おわり)この文章は、誤報だとしか思えないのですが……。 1.山上容疑者が卒業した高校は、奈良四天王と呼ばれるトップ校です。偏差値は68です。 塾に数百万円の課金をしないと合格できない高校ですよ。塾に行かずに入学したとしたら、そうとう頭が良いです。 2.貧困家庭がいろんな大学を受験するのは無理。 受験料ってけっこう高いんですよ。しかも複数受験するからもうびっくするほどお金がかかる。こちらのサイトによると、 >平均の受験費用は私立大学文系に入学した学生の場合で約36万円となっています 私の実感もそれぐらいです。 3.指定校推薦と誤解したのではないのか? では、なぜ、そういう誤報が出たのか? 奈良トップ校には指定校推薦制度があり、偏差値78の私立高校は、早稲田に面接だけで入学できるそうです。 偏差値67の国立校は、立命と同志社に面接だけで入学できるそうです。 おそらく指定校推薦でなおかつ学費免除の特待生制度を取っているところがそこしかなかった。〇〇大学なら行けるけど、でも、志望じゃないし、と本人が言っていたのを聞きかじり、誤解してしまったのではないかと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.26 09:47:53
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