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テーマ:コーラス(2704)
カテゴリ:その他のコーラス
7月12日土曜日 Rコーラスのコンサートだった。
会場になったのは、新興住宅地にある教会。 醜いコンクリートの建物だから と聞いていたし、 新興住宅地だからまあそうだろうと思ってはいたけど、、、 想像以上に醜い建物だった 打ちっ放しコンクリートでできた灰色の箱。 しかも、前面のファサードが微妙に波打っていたり、下に向かって狭まっている、何となく落ち着きの悪い箱。 例え信仰心が強いとしても、毎週こんな建物に通おうなんて気は起こらないな、という感じ。 ま、最近では教会離れが進み、教会も資金繰りに困っているだろうから、安くて早く完成する案を選択したのかもしれない というのがコーラスメンバーの冗談半分の見解。 新しい建築物なんだから、見た目は醜くても、少なくとも居住性は良いのだろうと信じて中に入ったら、もっと驚いた。 前面の中央についている入り口を入ると、そこはホールになっていて、右手と左手それぞれに、やはり打ちっ放しのコンクリートの高い壁で仕切られた部屋が作られている。 これがなんと、右側がエヴァンゲリッシュ(新教)で、左側がカトーリッシュの教会なんだそうな さすがは新興住宅地。 正面奥には小さなチャペルが作られていて、そこがその日のコーラスの控え室として提供された。 外側から見て立方体ではなかったから当然何だけど、このチャペル、 入り口付近がドアの幅くらいしかない3角形に近い形になっている。 とはいっても、内側が広がっている分、内部の居心地は悪くない。 そして、会場となるカトーリッシュの教会に入ってみてまたビックリ。 入り口から入ると、妙にバランスの悪い左右に長細~い空間になっている。 入り口から入って正面の、長細い空間の中央奥にガラスのテーブルが置いてあり、これが聖餐台となっていて、そこに向かって3方向から囲うように参列席の椅子が並べられていた。 この聖餐台は教会にとって非常に重要な意味を持つので、動かすことは許可されない。それどころか、テーブルの上に飾られた花もろうそくも、何一つ指一本触れてはいけない、ということだった。 コーラスは壁際に押し付けられるように3列に細長く並び、指揮者のぺトラは聖餐台の脇を、居心地悪そうにウロウロしながらのコンサートになった さらに、リハーサルで歌ってみてまたビックリ。 ものすごく音が反響する。 壁という壁がすべてコンクリートの打ちっ放しで、天井が高い上に空間が細長いのだから、当然といえば当然かもしれない。 音が返って来すぎてかえって歌いにくい ただし、聴いている方にとっては、これが非常に良かったらしい。 数々の失敗があったにも関わらず、とても反響が大きかった。 ソロ曲を歌うには絶好のアクースティックだったことは確か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 15, 2008 07:11:46 PM
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