PDTの治療方法・対象者・治療費など
◆治療方法◆『フォトフィリン』というどす黒い液体を注射し、48時間後にレーザー光線を照射し、患部のがん細胞を壊死させる治療法。フォトフィリン注射後から、光制限が必要。最初は10ルクスから始まり、退院時には200ルクスくらいまで照度を上げる。治療時間は約3時間。(人によりもっと長くなる場合あり)入院期間は21日間。(人によって長引く場合あり。光に過敏すぎる人など)その後も、約半年間は直射日光を浴びない方がよい。◆対象者◆●高度異形成~ガン0期くらいまで。わたしはガン1a期でしたが、治療可能でした。●これから妊娠を希望する人。治療後も、健康な状態で妊娠・出産する場合とほとんど条件は変わりません。(まれに、治療後、子宮口の入り口が狭くなる人がいるそうです)◆治療費◆約86万円+個室料金。(神奈川県立がんセンターで貰った資料による)約86万円の費用は、健康保険に入っていれば、例えば3割負担なら、約26万円+個室料金。高額療養費の申請をすれば、治療費の約86万円分が対象になり、収入により、15万円程度・8万円程度・3万円程度、と、負担額が変わる。限度額適用認定証を入院前に病院に提出すると、支払い時に自己負担額で請求されるので、大金を用意しなくて済みます。わたしの場合は、総支払額は、約8万円(高額療養費適用額)+食事療養費(3割負担で約1万5千円)+個室料金(約1万円×21日)となりました。※実質の費用は約96万円でした。(入院費・食事代・投薬代・個室料金などの総計)