保険金 下りるケース、下りないケース
下りるケース、下りないケース今読んでる本です。図書館でパラパラめくって面白そうだったので借りてみました。生命保険金の査定人が実際に扱った変わったケースや保険金詐欺のケースなどについて事例ごとの短編集的な感じで書かれていて読みやすく面白かった。…けど下ネタ系が多かったかな。大人の遊びをしていて病院送りになったというパターン…。下りるケース下りないケースというけれど実用書の要素はとても薄いです。あくまで面白おかしく紹介しているというような程度。まぁ、保険に興味のない人も興味本位で読んでも面白いんじゃないかな?かくいう私は保険金請求の事例って大変興味があります。私はもっぱら自動車保険の事故受付くらいしかしませんが裁判案件もしょっちゅうあるようで、営業さんはいつも頭を抱えています。だから私も旦那さんには常日頃から口酸っぱく注意しています。『事故を起こしたって相手が悪いんだから!っていつも言うけどね 自分も動いている限り0:100には絶対ならないんだから。 自分の身を守るためにも一歩下がって相手に譲る気持ちが大事なの。 カッと来て強引に詰めてぶつけられても自分が痛い思いするだけだから。 だから絶対に嫌がらせはしないでちょうだい!』…とどんなに言っても伝わらないんですけどね。間接的に事故で揉めている様子を見ているだけに怖さを知っているんだけどな。で、本の中にも書かれているんだけれど、言葉のニュアンス一つで保険が支払われるかどうかの一線があるという。自分で危険を予測して回避できたかどうか、第三者に強制的にされたかどうかこの本の中では下ネタが多いと最初に書いたのですが同性愛者がいたしている時に事故って病院送りになったケースでそれをひた隠しにする人が多いらしい。だから自分でやったと言い張って保険金が下りなかった、とかいうケース。それは損害保険においても同じことが言えて、言い方一つで支払われる基準が変わってくる。昨年の大地震の時も「あ、これどさくさに紛れて請求しているな」っていう請求多かったです。あの時はパニック状態だったので早くさばくために普段より簡素化されていたので通った手法だと思われますが。方法を知っている営業さんはそれを上手く生かしてお客さんを救済しておりましたよ。他の種目でもやはりNGワードなどがあり営業さんはいつもそれを事前に探っています。同じ事例なのに言葉一つで下りる下りないって不公平だなって思うけれど。まぁ、知ってるか知らないかの違いなんでしょうかね。私は勇気が無いのでできませんが。