テーマ:★ 虹の橋 ★(12)
カテゴリ:いぬ +ねこ
多かったときは犬は6匹、猫は20匹いた。
なんとか世話をしつつ、どの子もそれなりに天寿を全うしていった。 あまり苦しまずに眠るように逝ってくれる子もいれば 苦しみ抜いて苦しみ抜いて命尽きる子もいた。 猫は圧倒的に苦しみ抜くタイプの子が多くて どの子の時も失う辛さと看護しない日常がやってくる怖さがあった。 あやめは、それほど苦しまなかったし 葬儀の時に、お坊様から「往生でしたね」と言われるほどの 一般的に見れば長生きな猫だった。 20歳を越えているのだから、まぁ、天寿だと思えばそうかもしれない。 ただ、我が家の最期の動物だっただけに 失う寂しさは日を追っても、なかなか癒えることはない。 今日は先日も不要になってしまったペット用品を持って行った 保護猫カフェにキャリーケースを持って行った。 「状態を見てから貰うかどうか決める」と仰っていたので 断られる覚悟で持って行ったのだが、意外にも 「こんなに綺麗な品を宜しいのですか?」と言って下さった。 貰っていただけるのなら、それに越したことはない。 獣医にも借りていた輸液の残りと針などを返しに行き ついでに菓子折りも渡して今までのお礼を述べておいた。 長くお世話になったけれど、もう動物を飼う気はない。 猫部屋のあった2階のニオイが変わっていく。 動物の気配が消えていく。 寂しいけれど、それも仕方がないのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.28 15:09:19
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