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カテゴリ:オデカケ♪
行ってきました七夕ライヴ。
昨日の日記で『30年続いた…』って書いたけど間違いでした。来年で35年らしい。。。 ということで出演者の年齢は想像できますよね^^ 私はちょっと年齢はずれるんだけど、兄貴分S氏&お友達のナオちゃんの影響でこの年代の方々のフォークライヴによく出かけているから、この日の出演者もひとりを除いてみんなはじめてじゃなかった。もちろん観客もたいていがそういう年代で、私ですら若い観客ベスト3に入れそうなぐらい(笑) いつも思うのだけど、彼らのライヴっていつでも熱いのですよ。昨日も熱いライヴでした。 特に昨日はなんだかいつも以上にみんなすごくて。。。本当によかった。。。 この七夕ライヴ。出演順は当日のくじ引きで決まる。ひとりの持ち時間は30~40分ってところ。どんな流れになるかはその時々で違うらしい。 くじで決まった順番は 古川 豪さん・ひがしのひとしさん・三浦 久さん・中山ラビさん・豊田勇造さんの順。なんだかイイ感じかも?順番が決まった時点で今日の流れがわかってしまうって感じ。。。 一番・古川豪さん 古川さんはおしゃべりのやさしくて、歌もやさしいステキな方。とある商店街の薬局のおじさんでもある。前回見たときより、随分お洒落な風貌に変身されていて、ちょっとびっくり。 彼はバンジョ弾きの名人でもあるのだが、昨日も軽快なバンジョの音色に合わせてやさしい歌声が心地いい。京都の西陣という地に生まれ育って、機織のカタカタ・トントンという音に囲まれて育ったそうであるが、若い頃はこの地を離れたくてしょうがなかったのに今は愛してやまない地元。そんな気持ちのこもった若い頃の歌や商店街の歌をやさしく歌い上げる。 二番・ひがしのひとしさん 三浦さんの歌は語りかけるようで、全体的にちょっと暗いのよね。でもこの夜は気持ちがすごく入っていたのか熱い!語りかけがイイ!ギターも冴えていた?なんだか前に見たときと印象が違って見えた。彼自身がとても楽しそう。暗い歌なのに楽しそうって変だけど、本当にそんな感じ。彼の世界がしっかりしていた。 三番・三浦久さん この方は私ははじめて。長野在住だそうで、哲学かなんかを教えていらっしゃるんですって。うんうん。哲学って感じの人。歌は題名はわからないのだけど、安曇野の歌をうたったのがすごくよかった。背景が見えるようで、それでいて詩がとても力強い歌。この詩は昔の詩人さんが作った詩らしいのだが、三浦さんにとてもあっていた。どっしりとした体格でやさしく歌い上げる姿は大地の歌を歌うのにとても似合っていた。 四番・中山ラビさん 私のひとり目のお目当て。今年になってから彼女の歌を聞くのは3度め。今年になって彼女に出会って、すっかりファンだ。ともかくかっこいい!なんて表現していいのかわからないけど、う~ん。。。女優さんで言ったら桃井かおりさん系(話し方なんて本当にそんな感じ)なんだけど、もっと歯切れがよくってキップのよい感じ。細くて小さな体なんだけどどこからそんな声がでるんや~~っていうパワーのある声でガンガン歌いまくる。この夜の衣装は真っ赤なタンクトップに皮のショートパンツ。うへ~!降参!かわいいんだよ~。失礼ながらあのお年でその格好が似合う人はそうそういない。強烈なんだけど色っぽい。で、歌い始めるとラビさんワールド全開!でね、この方、MCから歌に入るのがとってもうまいのよ。彼女の日常のちょっとおもしろい話から歌にすんなり入る。それがなんとなくウィットが効いていて、「くすっ!」って笑っちゃうんだけど、歌がガンガンなものでそのギャップが本当に癖になっちゃうって感じ。この人のライヴは本当にいろいろな意味でおもしろい。それでいてあんなにもかっこいいなんて。。。ホント、オンナとしてあこがれちゃう。彼女ってくらい歌ベスト3に入ったことがあるらしいんだけど(他のふたりは山崎ハコさんと森田童子さん。)私は暗いなんて思わない。情の深い歌かな?見た目と正反対な熱さを感じた。 五番・豊田勇造さん この夜の私のもうひとりのお目当ての人。見るのは5年ぶりぐらい。でも、一回見たら絶対忘れない強烈な個性と才能の人。この人は本当に熱血!って言葉が似合う!!風来坊な感じもするんだけどすごく繊細なのがわかっちゃう。それに『どうして彼のギターはこんなにも歌うのだろう…』と思うぐらい彼のギターは繊細に歌う。そうかと思うと『もう、爆発しちゃうんじゃないだろうか!』と思うぐらい激しく弾き鳴らす。ギターを打楽器のように打ち鳴らす。声は伸びやか~。気持ちよさそう。。。勇造さんってね、失礼ながら決してイケメンではないと思うのですよ。でも、カッコイイ!!もう、惚れちゃいそう!なんともオトコくさいところがいいんですよ~。そういう意味ではラビさんとは両極かな?ラビさんって究極にオンナっぽいんだもの。そんなオトコ勇造をこの夜もしっかり感じた。もう、ずっと会いたかったから・・・感激しちゃった。 勇造さんの歌でお父さんのことを歌った歌があって、私もじ~んと胸にくるなぁなんて思って聞いていたんだけど、ふと横に座ってる兄貴分S氏を見ると涙ぐんでる。こんな姿きっと人に見せたことない人だ。ちょっとびっくり。勇造さんの歌はストレートだから、どんな人の心にもストレートに入っちゃうんだろうと思う。『鬼のS』と会社で呼ばれているS氏。部下に見せてやりたいね~。こんな一面もあるんだよ~って。 最後はみんなでアンコール。本当に個性はバラバラなのになんだろう。この共有感。これが34年の重み?友情ってやつ?それぞれは友情なんて青臭いことヤダヨなんて言っちゃいそうな面々なのに。。。それにアコースティックなギターの音。心に響くよ。行ってよかった そんなアッツイライヴでした ライヴの後、ちょっとだけ勇造さんと話す。 前にお話した時は、私のすぐ近所にお住まいだったのよね。で、「まだあそこにお住まいですか?」って聞いたらまだお住まいとの事。駅をはさんで反対側なんだけど、きっと歩いて15分圏内。しょーもないことだけど、身近に感じちゃう。 それと、ちゃとさんを通じて時々お伺いしているDr.悠々さんのお話をする。悠々さんは大変な勇造さんのファンで大変な後援者。「実はお名前も知らないのですが、徳島の~」って言ったら「あ~!!」って「彼のおかげでね、明石や東京でもファンが増えてくれて…ほら、俺の歌って聞いてもらったら絶対好きになってくれるから。」(←自分で言うあたりが彼らしい・笑)って話をして盛り上がってしまった。(悠々さん、感謝です) なぁ~んていう風に熱い夜は過ぎた。6時半に始まって終わったのは10時。 感激の夜だった。余韻がね、今日も引きずっちゃって。。。 本当は今日も同じライヴがあって。。。行きたかったな~。。。 まあ、来年まで楽しみにしよう。。。 七夕ってことで。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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