ワンワンランドウベの自叙伝

カタログ詐欺にご注意を！！
特定の人にしか販売しないという『特別なカタログ』を買い取りたいと電話して巧妙な手口で被害者から大金をだまし取る詐欺です。



つい先日までカタログ詐欺という手口の電話が何度かかかってきました。
うちはお金の扱いにはうるさいので、残念ながらそう簡単には引っかかりませんよ！
と言う事で、皆さんの家にも掛かってくるかもしれないので気をつけておいてください。
被害を少なくしたい為にもこういう事があるのだという実態を知って欲しいので詳しく書きたいと思います。

注意※怪しいのですが、一応詐欺と決まった訳ではないので特定できる名詞は隠します。
注意※細かく書くと複雑になるのでポイントの部分を抜粋します。
注意※ボイスレコーダー等で記録を残していた訳ではないので若干言葉使いが違ったりしますので悪しからず。。。


数日前にこんな電話がかかりました。。。

怪しい男（以下：男）『○○（嘘か本当かはわからないけど会社名）と申しますが、仏像のカタログは届きませんでしたか？もし届いていたら譲って欲しいのですが？』

『どういう事ですか？』

男『弊社は骨董品を扱っていて、その世界ではもの凄く価値があり高価な仏像を造る○○氏の作品を購入したいが、カタログが届いた人にしか購入できなく、そのカタログが欲しいんです。もしあればカタログを商品券と交換して頂けたら。。。』

『そんなの届いてないですけど。っていうかなんでうちにかけたんですか？どこに送ったかもわからないのに？』

男『その○○氏は宇部市出身の方で、宇部の方にだけ購入できるカタログを送ったみたいなので、宇部市の方に電話をかけてまわっています。もし送られてきたら譲って頂けますか？』

『法に触れないんですか？』

男『それは大丈夫です』

『でも送られてきてないからね～』

男『じゃあ送られてきたら、取りにいきますのでその時はよろしくお願いします』

『はい。では。。。』


数日後

自宅と店の2カ所の住所に世帯主（父）の名義でカタログが送られてきた。。。
最初はなんのことかわからず封筒を明けてみると、先日の電話で聞いていた例のやつとわかりました。それは立派なA4を横に３つ並べたサイズで３つ折で中にA4の申し込み書がありました。カタログはコーティングされ安さは感じれません。シリアル？お客様番号はNo.55でした。

肝心の仏像は木彫りで1体89万～と１２９万～とさすが骨董品


そして届いた数日後。。。Tellあり
次は名古屋の業者から同じ内容
最初話聞いて、他の所からも電話があって商品券と交換すると言われたと言ったら、すぐに切った。。。怪しい。。本当に欲しいのなら、早く手に入れたいはずなのにすぐに引き下がった。。。





そして昨日例の会社よりTellありここで急展開です。





昨日かかってきた内容はこうでした。。。

男『カタログは届きましたか？』
『自宅と店屋で2枚届きましたよ』

そして明らかにここからが怪しすぎる行動があらわになりました！

男『カタログの商品を購入して頂いたら、当社の方で２０万円上乗せして買い取りたいので購入してくれませんか？』

『あんたが取りにきて、カタログと交換で商品券をあげるって言いよったのに、そもそもそんな高価な物を購入する大金なんてうちにはありません。』

男『でも一日に２０万円稼げるなんて良い話しないので、もし良ければアイフルとかでお金を借りて、買い取ったお金で返済すれば。。。』

『そんなにかんたんに借りれる訳がない！うちはペットショップだから１頭１０万円前後やから、あなたが１０頭でも買ってくれたらいいけどね。そもそも本当に買い取ってくれるかもわからんのに買う訳がないでしょ？』

男『１０頭買うんで』

『あんたが１０頭買ってどうするんですか？今は愛護法で一般の人は売買できないのに』

中略

男『じゃあ（ウチの店の）経費で購入してもらえれば（仏像を）』

『経費で買うか買わないかはウチが判断する訳で、その買うお金がないって言いよるんやろうがね』

男『じゃあ金融会社で。。』

『同じ事何回も言ってもわからん人やね～。ない物はないです』



と言った感じで堂々巡りが続き終わりました！



まさかウチにかかってくるとは思いませんでした。


まぁこんな怪しすぎる内容だったのでネットでまずカタログの会社名を入れたけど、ホームページヒットせず。住所をグーグルマップで調べてストリートで住所の写真見るが建物はあってもそれらしい店はなかったです。

怪しい点他には、カタログ到着のタイミング。出来すぎてます。さらには別の個所に送られてきたはずのカタログのシリアルが2枚ともNo55。シリアルの意味ないし。。。

宇部市の人に送られたというカタログ。その情報を元に片っ端から電話したにしろ、宇部市は山口県内でも人口の多い都市、数万人住んでいるのに、カタログが2枚も送られているのもおかしな話だし、その送られた先が電話で特定できるのも凄い可能性です。




そこで思った事、

其の一
このご時世会社を運営する以上ホームページは欠かせないツール。それがあるのとないのとでは信用性がない。

其の二
店舗を構え（自宅でも外観がちゃんと会社またはお店的な作り）住所を持つ事ですね。 もちろんホームページにも写真はある方が信憑性が高くなりますね。

と言う事で、ビジネスサイトも月額費用無しで１万円から作成しますよ。お店をネットで公表してPRしましょう。
宇部の飲食店なんかホームページでメニューを公開するだけで売り上げアップの可能性高いはずです。現状口コミサイトくらいしかないので先手必勝ですよ♪

お店の外にはのぼり旗で道行く人にお店をPRしましょう！オリジナルのぼり旗レギュラーサイズがフルカラーで１枚３０００円より


と結局は私のサイドビジネスの営業になってしまいましたw



とりあえず被害が拡大してほしくないので消費者センタ―にでも問い合わせてみます。

今回宇部市の名前が出ているのでピンポイントで無作為に電話している可能性が高いです。
さらに年金が入る時期も後押ししているので年金取得者は特にターゲットになりやすいですね。

友人の家にも似たようなカタログは届いていないか？という電話が昨日あったそうなのでやはり宇部市は注意ですね！
皆さん気をつけなはれや。



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