体調がぐっと悪くなってから約１週間。
ごんたは天国に行きました。

短いリードで庭に繋がれ水も与えられない環境で
必死に生きていました。
近所の人たちが虐待だとＳＯＳを発信し、
とある人に保護されました。
そして、ふと新聞の里親募集コーナーを見たのが
ごんたとの出会いでした。
他にも数名の方がごんたを見に来られたようですが、
いずれも足が１本ないと言う理由から断られたそうです。

初めて会ったときの印象は
「かわいい！！」でした。
後に起こる恐ろしい出来事の数々なんて
予想できるはずもなく・・・

我が家に来た初めての日は
おとなしく、吠えもせず、部屋でぼーーっとしていました。
ごんたが生涯おとなしくしていたのは
この時と亡くなる少し前だけで、
あとは吠える暴れる壊す噛みつくの毎日でした。
家族みんな生傷が絶えない日々。
扱い方が分からずあれこれと試みてはみるが
やはりごんたの気持ちを分かってやれず。
思い返せば間違った接し方もたくさんあったはず。

そんなごんたは今日、天国に行きました。




















最後のお別れです。








待っている間に画伯が描きました。
ごんただそうです。



















お骨になりました。








一緒にしました。








喉仏。








おかえり。








我が家に来て１０年ぐらい。
ごんたは幸せだっただろうか。
ごんたの思いを汲み取れない飼い主だったけど、
私はとても幸せでした。
ごんたに出会えて、ごんたと過ごせて
私は本当に幸せでした。




ありがとう、ごんた。またね。







　
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