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カテゴリ:ケセラセラな日々
冬季オリンピックが始まった。 球技などのスポーツは苦手だが スキーだけは人並みに楽しめたワタシは コブのある斜面を颯爽と滑り下りる モーグルの上村愛子選手の 競技をとても楽しみにしていた。 しかし ご存知のとおり先週は大阪に行っていて 開会式は引越し準備でテレビを観られず 女子モーグルの放送がある日も 引越しの翌日だったので 後片付けと生活用品の買足しがあり どうやら観られそうになかった。 半ばあきらめていたので 放送時間を調べることもせず ダンナとふたりで買い物を済ませて 義父のマンションに届けに行った。 すると 部屋のテレビに映っていたのは なんと 女子モーグルの決勝 「きゃあ~♪ 上村愛子ちゃんが観られる! 愛子ちゃんきっと決勝に進出してるよね?」 興奮するワタシに 義父が 日本は決勝に残ったと教えてくれた。 「一番とは違うかったけどな。 確か4位か5位やった。」 予選で4位か5位なら じゅうぶんメダル圏内である。 そうか、決勝が観られるんだ! 頑張って働いたから きっと神様がご褒美をくれたのね 荷解き作業を続けつつ 顔はテレビの方に向け 各国の選手の滑りを観ながら 上村愛子選手の出番を待っていた。 義父は ずっとテレビを観ていたらしく 「この選手が、転びよったんやなぁ」 「この選手は一回はトップになったんやがなぁ」 各選手がスタートラインに立つたび 予選の様子を解説してくれる。 にしては えらい詳しく覚えてる。 各国のモーグル選手の顔を 覚えているわけでもない義父が 決勝で出てきた選手たちが 予選でどんな滑りをしてたか なんで わかるんやろう まさか 「お義父さん、それは予選の話よね? まさかそれ 決勝の結果を言ってるんじゃ…」 義父は「何を言っておるのだ」と 少し不機嫌な顔になり そうこうしているうちに 上村選手の出番がやってきた。 「愛子ちゃん!頑張ってぇー!」 スタートラインに立つのを ドキドキしながら見守り 祈るように手を組んだ。 すると 背後から義父が 「4位やと言うておるやろう」 え ( ̄Д ̄) 「金メダルはアメリカ! 日本は決勝で4位やったんや。 さっきから言うておるやろう。」 え゛え゛―――――っ!? なぜに今 ネタばらし その直後スタートした愛子ちゃんを 手に汗握ることなく見守った。 ワタシたちが観ていたのは午後からの再放送だったみたい。 もしこれが義父でなくダンナやったら 一発殴られてたな ←こちらも何位か楽しみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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