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カテゴリ:ケセラセラな日々
最近の若いヒトは・・・ なんて言い方をすると もう自分は若くはないということを 認めているようで なんだか悲しいものがあるが 決して若さだけではなく そういう時代になってしもたのかと 考えさせられるくらい ワタシたちが若かった頃とは あきらかに違うと感じることがある。 婦人科系の治療を受けるため 入院していた友人が 先日 無事退院してきた。 すっかり元気になった彼女と 今日のお昼 久々に一緒に過ごし 入院中の様子などを聞かせてもらったのだが 「最近の若いヒトってね。 入院してきた日に挨拶ひとつしないのよ」 と彼女が話しだした。 初めてのお産でパニック状態の中 運ばれてきたりする産科病棟と違い 婦人科系の病棟の中でも 比較的軽い症状の患者さんばかりが 入院していた大部屋に ご主人や母親に付き添われて 歩いて病室に入ってきたにも関わらず まったく ひと言も 「こんにちは」も言わないヒトが 20代の若い女性に多いのだそうだ。 100歩譲って 入院の時には精神的にも不安定で そういう気持ちになれなかったかもしれん がしかし 退院する日くらいは サヨナラ言うてもバチ当たらんやろう そして 驚いたことに そういう彼女たちには ある共通点があるらしい。 挨拶もろくにできない彼女に代わって 付き添ってきた若いご主人が 「よろしくお願いします。」 と丁寧に挨拶をするのだそうだ。 そして 彼女たちの母親もまた 「お世話になります。 よろしくお願いしますね。」 深々と頭を下げにくるらしい。 もう一度言うが 当の本人は知らん顔 しつこいようだが 退院の日も知らん顔 ある若夫婦は 退院の日 「お世話になりました。失礼します。」 とご主人だけが挨拶をした後 知らん顔をして部屋を出ようとする 妻を見かねた彼が 「挨拶しなくていいのか?」と促し ようやく本人が それも無言で ペコリと頭を下げただけだそうだ。 どないなっとんねん! たぶんね 彼女たちは幼い頃から 誰かに何かをしてもらっても すぐに母親が前に出て 「ありがとうございます」を言い 道で誰かに会っても 母親だけが 「こんにちは」を言っていたに違いない。 「こういうときは何て言うの?」 「大きい声でちゃんと言いなさい!」 などと叱られることもなく まだ小さいから 思春期だから 難しい年頃だから と言っているうち オトナになってしもたんやろう 病気治す前に しつけ直してもろたらどや 退院していった彼女たちがめでたく母親になったとして どんな子育てをするのかと思うと・・・コッチが病気になりそうだわ;;; ←「よろしくお願いします。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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