カテゴリ:命
花になる前
それは 種だった。 目には見えない 時の流れで それは 種から花になった。。 時の流れがなければ 種はいつまでたっても種だった。 種は種を生きるのではなく 、 花は花を生きるのではなく 、 その間を流れる『時』を生きてんだな。 人は悲しみを生きるのではなく 、 人は幸せを生きるのではなく 、 その間を流れる『時』を生きてんだな。 人は時間を生きてんだな。 人は『時』の『間』を生きてんだな。 人も花も同じなんだ。 何処にもとどまることができない 時の旅人なんだな。 『続。時の旅人 』 この世に生まれる時 あなたは 『波』に乗ってやってきた。 母親の胎内で繰り返し押し寄せる 陣痛という命の波。 痛みを伴う命の波。 あなたの生きる 時の流れで 繰り返し繰り返し押し寄せる 痛みの波。。 あなたよ。 『痛み』には続きがあることを 思い出しておくれ。。 あなたよ。 『痛み』には愛が隠れていることを 思い出しておくれ。 あなたよ。 『痛み』には未来が隠れていることを 思い出しておくれ。 あなたは 今も 命の波に揺られている。 あなたは 今も 時の流れの中に在る。 あなたがあなたの『波』に乗った時、 あなたは思い出すだろう。。 命の波の安らぎを。 時の流れの永遠を。 愛するということを。 愛されるということを。。 あなたは あなたを思い出す。。 あなたは あなたとひとつになる。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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