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カテゴリ:はい、あーんして?
「ほんとうのしあわせの探し方」。 第1回「運命と出会い」
岡山市内に歯科医院を開業して17年になります。 歯科医としての得意分野は、予防歯科。他に審美、インプラントなどもやります。 もうひとつ、たとえばこの番組で扱うような、心のことを扱うセラピーやカウンセリングなども仕事のひとつにしています。
何で歯医者が「幸せの探し方」って番組を持つんだい? って思いますよね。 歯医者は歯の話をすればいいのに、って思う方もいるかもしれません。
歯の専門家でもありますが、幸せの探し方の専門家でもあります。 歯の話はもちろんできますが、幸せの話をするほうが好きなんです。 今日この場でマイクを前に話しているきっかけは、たった一回、偶然にもこのスタジオに招かれてちょこっとお話をさせていただいたこと。 偶然とは言いましたが、偶然なのか、はたまた運命なのか。 よく議論することですが、わたしはどっちもおんなじと思っていますが、まぁそのあたりは追々お話ししていきますけど。
シュタイナー(1861~1925)というオーストリアの思想家、Wikipediaで引くと「神秘家」と出てきます、シュタイナー教育というのを生み出した人なんですが、彼への評価は賛否両論ありますが、それはさておき、すばらしいことばをのこしてくれてるのでご紹介したいと思います。
それは 「運命は出会いまで」 ということば。
出会いますね、いろんなところで。 4月、いろんな新しい場所に行くでしょう。新しい職場かもしれないし、新しい学校かもしれないし、あなたの環境は変わらないかもしれないけど、あなたの周りには大きな変化が起こっているはず。職場なら新人さんが来てるかもしれないし、たとえば電車通勤の人なら、車通勤の人でも、すれ違う人が絶対変わってるはず。 気にしてないとわからないかもしれないけれど、実は、ものすごくたくさんの出会いがあります。 シュタイナーは、これは運命だ、と言ってるんです。 このすれ違うだけ、ちょっとひと言かわすだけ、これは運命的な出会いだ、という意味なんです。
さて、その出会った運命をどうするか、なんです。 言い方を変えましょうか。 出会ったチャンスをどう生かすか、という言い方もできますよね。
昨日見かけたあの人。ひと言かわしたあの人。 同性かもしれないし、異性かもしれないし、あ、魅力的な人、と思ったあの人。 偶然にも今日またカフェで見かけた。 あら、あの人、と思った。 でも、あなたは声をかけられなかった。 そして、もしかしたら明後日、またその人を偶然見かける。 もしもそのとき、あなたが勇気を出してその人に声をかけることができなかったとしたら、「縁がなかった」のではない、あなたは運命を生かせなかった、ということになります。 一度ならずも、三度も巡ってきた運命なのに、ってことになっちゃいます。
さて 先ほどの例。
たった一回、スタジオで会った、という運命を、いまにつなげてくださったのはFMくらしきの大谷さんだったんですね。 何通もメールをくださって、私の職場に足を運んでくださって、酒酌み交わしながら本音トークで語り合ったりして、今に至ります。
面白いでしょう? たった一回の出会いは運命、でもここまで発展します。 運命はチャンスのことなんです。見つけてつかむか、見つけられずに通り過ぎるか。 そして、私の夢のひとつ、みなさんに何か役に立つことを生涯かけて伝えていく、という、夢がかなえられつつあるんです。
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最終更新日
2012.06.27 12:48:29
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