夢と祈り~1~
なんでこんなタイトルを思いついたんだろう?って自分で考えついたのに不思議です。
考えていたらようやくわかってきました。
まずは祈り、について。
信心深い方、それは神様に限らず、仏様かもしれないし、先祖に対してかもしれないし、太陽とか、海とかに対してかもしれませんが。
折に触れ祈るということをなさっている方は多いんじゃないでしょうか。
一番多いのが「苦しいときだけの神頼み」てやつで困ったときだけ神様に助けてもらうことをお願いする。
お願いする、というと耳障りがいいですね?聞き慣れてますものね。
横文字にすると「リクエスト」です。
同じ神様に「お願い」、
でも、祈り、神頼み、リクエスト、全然ニュアンスが違いますね。
さて、祈り、っていったいなんだか知ってますか?
多くの方が勘違いしてるのは、神様にお願いをすること、これだけを祈りだと思っています。
神様におねだりすることが祈りではない、と、ここでははっきり申し上げておきたいと思います。
おねだり、また言葉が変わるとニュアンスが変わりますね。
でも、神頼みは、神様におねだりすることですよね?
なんかそう言われると後ろめたいでしょう(笑)?
祈りとは・・・
人間の思考のすべて、のことをさします。
思考、つまり考えることのすべて。これは祈りです。
このことは、作家で、スピリチュアルリーダーとも呼ばれている、アランコーエンさんから教わった考え方です。
だからさっきは、おねだりすることが祈りではないと言いましたが、実際はおねだりも祈りのひとつの形です。
ですから否定するものでも非難するものでもありません。
思考=考えること、を祈りと言う?
またワケのわかんないことを言う!と思われてるかもしれませんね。
ではまず、祈りとは何か、ということについて見てみましょう。
それは高次のもの、神様とか、そう言うすごい高い次元にあるものに、言葉や思いを届けようとする行いのことです。
手を合わせる、ということでよく行います。
ここで疑問をひとつ。
神様はことさら「お願い!」っていって向けられたもの以外は感知しないのだろうか?
そんなことはない、ということはすぐにわかりますね。
だって、神様は何でも知っている、私の保育園では「ののさまは口では何にも言わないがあなたのしたこと知っている」って歌ってましたもの。
そしてそれが幼心にものすごい恐怖を生み出していたというお話は以前にしたことがあります。
僕は悪い子、僕のしたことを神様は見ていて、きっと僕にバチを与えるに違いない、という恐怖をうみだしていたのだ、とお話ししたことがありました。
そして神様はバチとか罰とか、そんなチンケな思考はしないから大丈夫なんだという話もしたことがあります。
さて、神様は何でも知っているとしたら、あなたがことさら神様に向かって何かものを言わないまでも、
すで神様は知っているのだ。よ?
言ったことはもちろん、言わずに考えたことすらも神様は知っている。
とすれば、思考することのすべてが「祈り」だということになります。