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テーマ:旅の技術(24)
カテゴリ:海外旅行
海外旅行で気になるのが現地の治安です。 事前に情報を得ていればトラブルに巻き込まれそうな所に行くことを避けたり警戒することによってトラブルを未然に防ぐことにつながります。 海外の治安情報を得るのにお勧めなのが外務省 海外安全ホームページです。 自分は以前出張でロシアのサンクトペテルブルクに行った際、 地下鉄構内で行き先を上司と一緒に見ていると 若い女性がどこにいきたいのか聞いてきて 電車が来ると”この車両よ”と親切に案内してくれました。 すると電車内で男二人が取っ組み合いの喧嘩をはじめ私の隣でもみあい 電車が出発する寸前に我々を案内してくれた女性と一緒に急いで降りていきました。 上司に”財布は?”と聞かれてポケットに手を入れるとなくなっていました。 その時きつめのジーンズの前ポケットに入れていたので誰が財布を抜き取ろうとすれば絶対気付くだろうを思っていましたが喧嘩に圧倒されて全然気がつきませんでした。 よく訓練されたみごとなチームワークにまんまとやられました。 カード類はすぐに国際電話で停止してから警察にロシアの代理店の人に付き合ってもらい警察に被害届出の証明書をもらっていにいきました。 帰国後(その時は香港駐在なので香港に帰国)会社で入っているAIU保険会社から現金以外に財布等も自己申告なのにある程度補償してもらいました。 身分証明書等も奇跡的に見つかり代理店の人が郵送してくれました。 被害にあったら警察への被害届は駄目元でも出しておいたほうが良いでしょう。 帰国後外務省 海外安全ホームページを見たら一番スリ会いやすい駅で一番典型的なスリの被害にあってしまったことがわかりました。 事前にそのこと知っていれば防げた被害かもしれません。 それ以来旅行前には必ず外務省 海外安全ホームページをチェックし地球の歩き方の安全情報等とも照らしあわせています。 知っていたおかげである程度対処できたことが数回あります。 ローマのコロッセオでミサンガ(紐状のアクセサリー)を強引に手首に巻き付け、紐代と称し法外な代金を脅迫まがいに請求するケースがある情報を得たので 男が急に手首を掴んで紐を巻きつけようとしてきた際、腕を振り払って無視しました。 その後別の男に道をふさがれて同じ事されてぶつかりそうになったので手で押したら後ろから足首にローキックをされ日本語の罵詈雑言を浴びせかけられました。 近くに剣闘士に鎧を着せられてご満悦のメガネで細身の若い日本人の青年を見かけましたがたぶんかなりボッタクられたのではないかと思います。 被害回避策としては、売り子から呼び掛けられても立ち止まらないことです。 ポルトガルのリスボンではスリで有名なトラムに乗る際は数本乗り過ごして空いているトラムに乗りました。おかげで安心して外の風景を楽しむことができました。 海外安全セミナーに参加したことがあるのですが肩越しに後ろをたまに見るとカモにしようと思って後ろからつけてくる者へのプレッシャーになるそうです。あと、ウインドウ等で自分を映し誰か不審人物後をつけてきてないかチェックするのも有効だそうです。 日本だと長財布を後ろポケットにいれている人を多く見かけますが海外だとかなり危険です。最近治安が悪化したといいますが日本はまだまだ世界水準から見ればトップクラスに治安がいいです。 かなしいから海外では気をつけないと嫌な目にあう可能性が日本より高いので治安情報を事前に調べておきましょう。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.18 00:19:47
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