これ1冊で概略はつかめる!お得!『投資信託ベストガイド 2008年2月号』
東洋経済増刊 投資信託ベストガイド 2008年2月号(1)タイトル:『投資信託ベストガイド 2008年2月号』 (1,000円、130項、2008/2/6、アマゾンにて購入)(2)著者名:-(雑誌)(3)出版社名:東洋経済新報社(4)読了年月日:2008/2/29(5)目次:・第1章 投資信託「天国」への道 投信のメリット、デメリットが1ページに簡潔にまとめられている。 複利・時間のパワーが具体例で一目瞭然。(グラフを見ればその違いに目からウロコ) 「毎月分配型」のデメリット。なぜ、日本では「毎月分配型」が人気なのか? 長期複数資産への分散のメリット、最適資産配分の作り方の基本例。・第2章 ベスト投資商品の選び方 どんな点に注意して、自分に合った投信を選ぶか?実例で示されてます。 購入した投信のアフターフォローの重要さについて ・第3章 ETF、掘り出しアクティブ投信の勧め 様々な種類の国内、海外ETFの紹介 ETF、インデックス投信、アクティブ投信の比較が様々な角度からなされ、それぞれのメリット・デメリットについて言及 各証券会社ごとの手数料比較の実例 ・第4章 ご用心 かしこい投信の見方・使い方 カモにならないためには、どうしたらいいか? ・第5章 「投信力」をパワーアップしよう カモにならないための知識を得るための、オススメ投資本の紹介 投信内容を自分で調べるための有用サイトの紹介(6)最重要箇所・グラフで示されるとあらためて「複利」「時間」「複数分散」のパワーを思い知らされ、自信が湧いてきます。(特に今のような不透明相場の場合)(16項、22項~31項)・一般庶民でも毎月の積み立てで大きな資産形成ができることを実感。(18項)・最新の「資産クラスの相関係数」「資産クラスの実績リターン・リスク」のリストが載っている。(31項~33項)・自分に合った資産配分の簡便な算定方法の紹介(32項~37項)・日本で買える海外ETFの一覧(71項)・海外ETFの手数料比較(86項~87項)・カモにならないためには自分で勉強すること(7)一言感想メモ・とにもかくにもあとで後悔したくなかったら、自分で調べて、勉強して、数ある金融商品の目利き力(投資力)を磨き続けることが一番。・テーマ型投信など、安直なブームに流されるな!・自分オリジナルの資産配分を作ったら、定期的にアフターフォロー(リバランスなど)をきっちりすること。・方針を決めたら、コロコロ変えるな!・ポートフォリオの核となる投信を決めたら、それと相関関係の低いものを組み合わせてリスク低減を図ること。・過去のパフォーマンスは、将来のパフォーマンスを保証するものではないが、コストは確定している。分厚い、難しい本を最初から読まなくても、この雑誌1冊でだいたいのエッセンスが吸収できる。これから始めたい、けど、なんにも分からないという人の、とっかりには最適のガイド本。これで1,000円ならオススメではないか!