WeaponT システム開発日記

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  2024.06.07 ロードバイクで北海道縦断 #礼文島 風の谷の岬めぐりコースハイキング

  金曜、曇りのち快晴。ロードバイクで北海道を縦断する遊びの8日目。■本日のコースヨメとハイキングもしたのでコースはややこしいが、1.ロードバイク：スコトン岬→浜中バス停(画像の中央、赤線と青線の接続する三差路）。自転車をバス停に置いて、ヨメと合流2.バス：浜中バス停→スコトン岬にいったん戻る3.ハイキング：スコトン岬→岬めぐりコース→鉄府→レブンアツモリソウ群生地→浜中バス停。下の画像の青線の上から下だ。4.ロードバイク：浜中バス停→金田ノ岬→香深とたどる。ハイキングで10km、ロードバイクで30kmの移動。■体調不良礼文島の北端のスコトン岬の木賃宿で起床。汗びっしょりで浴衣はおろか布団のシーツも湿っている。熱と倦怠感があるような。7時ごろ布団から出て昨日調達しておいたコンビニおにぎりやパンで朝食。この宿は食事は出ないし近所にお店も無く、食糧持参は必須の場所だ。泊まった部屋は海側の角部屋でいい眺めだが、今朝は霞んでいる。荷物をまとめ、9:15ごろチェックアウトする。といっても宿の玄関にカギを置くだけでスタッフなどいないのだが。■おんなのひとと現地集合デートロードバイクで20分ほど走り、浜中バス停へ移動。待合小屋の横に自転車を置いて、ヨメの乗るバスを待つ。同じくバスを待つ、大阪からハイキングに来たという男女としばし雑談。函館から自転車でやって来た、というと予想通り驚いてくれた(笑)10時過ぎ、やって来た路線バスに乗り込む。ヨメと車内で合流。昨日飛行機に乗り遅れてしまい礼文に来れず、稚内で宿泊、今朝の始発のフェリーでやってきたのだった。終点のスコトン岬に舞い戻り、まずは記念撮影。ヨメに顔色が悪い、疲れているように見える、と言われる。確かに体調不良だ。もう丸1週間も旅を続け何度もテント泊したし、疲れがたまっているのだろうか。■礼文島ハイキング　岬めぐりコース10:30、スコトン岬出発。ヨメが泊まりそこねた木賃宿の前からバス通りを少し戻り、須古頓神社方面に右折する。島の稜線をたどる道だ。しばらくはクルマも通る舗装道路が続く。おっ、今頃タンポポが咲いている。それにしてもでかいな。沿道には様々な植物がカラフルに咲き誇る。左右に海が見える稜線は台風並みの風が吹き抜ける。風にあおられふらつく。11:18、トド島展望台に到着。スコトン岬のいやげもの屋が見えている。ゴロタ岬方面に少し歩くと舗装道路が尽き、登山道になる。ハイキングコースを見回り中のレンジャーのおねえさんが声をかけてきた。今日は風が強く登山道は急坂もありご注意を、と。ついでに写真を撮ってくれた。強風の中絶壁を歩く。海から吹いてきているが、風向きが逆だったらものすごく危険な場所だ。足元はお花畑で花の写真をたくさん撮りつつゆるゆる登る。何種類あるんだろ。ほんと、満開状態。ゴロタ岬展望台手前は振り返るとかなりの急登。森林がない礼文島は見晴らしはよく出発点のスコトン岬がまだ見えている。12:00、ゴロタ岬展望台到着。少し休憩した後、引き続きコースを進む。ピークを左折し西海岸を目指し下降する。40分ほどで海岸まで下りることができるが、なかなかの急坂で前述のとおり風も強く少々テクニックを要する。無人地帯の海岸線、南の彼方に見える漁港を目指し歩き続ける。ここもあちこち花が。13:30、鉄府集落に到着。漁港、公衆トイレ、小さな住宅街があるくらいだ。島の東に抜ける道路沿いの鉄府稲荷神社の境内で休憩、ランチにする。石段に座り昨日買っといたパンやアルファ米の五目御飯なんか喰う。だが、このころになると体調は絶不調、熱はあるわ倦怠感はあるわで食べるのもしんどい感じだ。■レブンアツモリソウ食後、車道を歩き続ける。14:15ごろ、この島固有の蘭の一種レブンアツモリソウの群生地に到着。エリアは二つに分かれている。西側エリアは丘の斜面、柵やロープの向こうに白い花がぽつぽつと見える。ゆで卵か。この手の草は登山でよく見かける気もするが、珍しいのかな？数百メートル東側にも小さな庭園があり咲いている。木道で湿地帯の上を歩けるようになっている。株数は少なめ。群生地から数キロ歩き、今日のゴール地点の浜中バス停に到着。15時ごろ。ここからはヨメと別行動で、自分はこのバス停に停めておいたロードバイクで、ヨメは船泊からバスで、島の南部の香深の街に移動する。■金田ノ岬で吠えるトドだかゴマフアザラシだかロードバイクの旅再び。浜中から10分ほどの金田ノ岬に寄り道する。小さな漁村と閉鎖中の礼文空港があるくらいの寂しい場所だが、海獣が棲んでいるというので見物してみる。おっ。じっと動かないので流木かと思ったが、堤防から50メートルほど沖にアザラシらしき生き物が数十匹浮かんでいる。何匹かがごそごそ泳いだり、ぐるるるるっと唸り声をあげたり。双眼鏡持ってくればよかったな、ヨメが持ってたのだが。■逆境走行再びここからは今夜の宿のある香深港を目指し、礼文島縦断コースを走る。体調不良なのと強い向かい風で速度が上がらない。休み休み、といってもコンビニも何もなくペットボトルの飲み物を飲むだけだけど。香深の街に近づくと再び利尻山が見えてきた。向かい風はますます強いが気力を振り絞り走る。街の手前でヨメが乗っているはずの路線バスに追い越されたりして、なんと1時間半もかかり到着。■また汗びっしょりかもめ荘という民宿に泊まる。玄関先にロードバイクを置かせてもらいチェックイン。風呂に入り汗を流す。夕食はすごく豪華で旨い。ウニや刺身、焼肉など。1泊2食付きで昨日のスコトン素泊まり宿に較べても安価であり、リーズナブルだ。食事は旨かったが熱っぽく、さっさと寝る。夜中に目覚めるとまた汗びっしょりで布団にバスタオルを敷きなおして寝る。

  2024.06.07

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  2024.06.06 ロードバイクで北海道縦断 利尻島一周して礼文島縦断して現地集合デートで集合できず

  木曜、快晴。ロードバイクの北海道縦断旅はもう7日目、初日の函館観光の頃がはるか昔に思える。今日は利尻島を時計回りに一周、午後のフェリーで隣の礼文島に渡り最北端のスコトン岬まで。走行距離は二つの島を合わせ85km。■不運に見舞われ始める鴛泊港近所の快適キャンプ場で起床。なんかずいぶん寝汗をかいた。まだ5時前だが今日は予定がタイトなので早起き。それに例によって日の出は4時前と早く、すでに明るく周りの森でカッコウやウグイスが鳴きまくっている。朝食はカップヌードルカレーだ。もそもそ食う。どちゃっ。わっ、テントの中でこぼしてしまった。慌てて麺をひろったり貴重なティッシュでスープを拭いたり。あ～あ、虫除けネットに染みついてしまったぜ・・・今にして思えばこれがケチのつきはじめだったかもしれない。気を取り直して6:40ごろ、出発。■姫沼探検キャンプ場の出入り口に並んで、森の中、島を一周するサイクリングロードの入り口がある。若干上り勾配だが緩めで、クルマは進入禁止、他のサイクリストも見かけず、鳥の鳴く声の中静かなサイクリングを楽しめる。谷を渡る長い橋を越えるとはるか下に港のある鴛泊の集落が見える。まだ出発したばかりだ。反対側には利尻山を仰いでいるはずだが、今朝は雲をかぶってしまっている。まもなく一般道と交差する。右折し急坂を上った先、姫沼に着いたのは7:20ごろ。駐車場に自転車を置いてハイキングコースを歩いてみる。小さな橋を渡り3分ほどで湖畔に到着。売店小屋とベンチがあるくらいの小さな沼だ。朝早いためか無人で非常に静か。木道が整備されており森の中ながら安全に歩ける。旅の初日に歩いた大沼公園とはまた印象が違う。こじんまりとして、かつしゃきっとしているというか整った森と湖だ。本当に誰もいない。独り占め感たっぷり。何の花かな。15分ほどで沼を一周。自転車にまたがり、再びサイクリングロードに戻る。■利尻島の春勾配緩和のためだろう、サイクリング道は必要以上にくねくねと曲がり徐々に海岸線に降り、8時過ぎようやく外周道路に合流。利尻島オブジェがあるところ。ずいぶん走った気がしたが、スタートしたキャンプ場からは直線距離で3km程度しかない。島は1周50kmもあり、昼1時過ぎのフェリーに乗らないといけないので焦る。しばらく外周道路を走る。ありがちな奇岩や灯台の足元を抜け9時ごろ、島の南部、鬼脇港の集落に到達。雲が晴れ雪をかぶった利尻山が見えてきた。南側から見ると大きなキレットが。あんな形だっけ。街では今頃桜が満開だ。利尻島郷土資料館というのがあるので入ってみる。だが入場券売り場に誰もいない。おかしいな、すでに開館時刻なのだが。ちらっと覗くと古い生活用具や海獣の剥製などが陳列されているようだ。係員がいないので入場をあきらめ、引き続きサイクリング。■白い恋人の丘展望台とオタトマリ沼15分ほど走り島の南端に達する。山方向の小道に分岐し5分ほど走ると沼浦展望台に到達。有名な北海道のお土産の名前を冠した場所で、海や利尻山が良く見えるはずだがこの時は残念ながら雲の向こう。車道に戻るとすぐ近所にはオタトマリ沼がある。野鳥でいっぱいだ。広い駐車場やいやげもの屋、キャンプ場などもあるらしい。じっくり見て回りたいが次のフェリーの時間が気になりちょっと見物した後、引き続き走る。■ウミネコうじゃうじゃさらに15分ほど走る。空に鳥が多い。島のほぼ南端に到着すると周囲は夥しい数のウミネコが暮らす湿地帯になっている。にゃ～にゃ～と喧しいほどだ。磯は鳥の糞で白くなってる岩なんかがある。■あの人は来ない10:40ごろ、島の西側、利尻町運動公園に到達。ここからまたサイクリングロードが分岐しているが、ベンチで休憩。と、羽田空港にいるヨメからスマホに緊急連絡が。「飛行機に乗り遅れた」「えええええええっ！？」実は、今日の夕方ヨメと礼文島に現地集合して明日からハイキングをする予定だったのだ。だが、羽田発稚内の飛行機にある事情で乗り遅れてしまったという。1本あとの便に乗ることになったが、礼文島到着は明日の朝になると。もうしょうがないので相談しいろいろと予定変更。気を取り直し、再び走る。目の前には礼文島が。こんなに近かったのか。サイクリングロードは何度か外周道路と交差しながら利尻山の裾野の森や海岸近くをくねくねと走る。風景を楽しむコースだが、ちょっと無駄にくねらせている気もするなあ。■礼文島に渡る正午過ぎ、島を一周して鴛泊港に戻ってきた。次の目的地は隣の礼文島、フェリー乗船券を買い、自転車を分解し輪行袋に突っ込んでおく。昨日は気づかなかったがターミナル向かいのいやげもの屋の一つにおかしなものが。意味が分かってるのかな？出港前にターミナルの食堂でランチ。食堂　＜丸善＞とろろ昆布ラーメンを注文。味・・・○。昆布味。スープはちょっと薄味な印象。価格・・・1000円あまり。高っ。フェリーは13:15の定刻に出発。さよなら利尻島、滞在時間は24時間も無く、慌ただしい旅だった。雲もはけて海上からは利尻山も良く見えるようになってきた。そして45分間、あっという間に向かいの礼文島、香深港に到着。■離島のスーパーの品ぞろえ今夜の宿は島の北端スコトン岬の民宿だが食事提供無しで自炊のみ。周りに大きな街は無い。事前に港のあたり食料を調達しておかないといけない。最初に見つけたお店、中島商店に入るが酒屋らしく、食品は品ぞろえが悪くしかも非常に高価だ。菓子パン（一つ200円ほどもした）と飲み物を買っておく。その数十メートル先にJF香深マリンストアという普通のスーパーを発見。こちらは本土に較べれば選択肢は少ないものの食材はそろっていた。ホッケ、ネギなどの野菜などを買いリュックサックをパンパンにして出発。街外れにさらに北海道旅行の強い味方のコンビニ、セイコーマートもある。食べ物に関してはここが最強かもしれない。おにぎりなどを買い足して食料についてはもう安心、島の東岸の道道40号でスコトン岬を目指す。右手後方に利尻山。ついつい見とれてしまう姿だ。海岸沿いの道はフラットでおまけに少し追い風、ラクチンだ。30分ほどで礼文岳登山口のバス停を通過。綺麗に舗装されているが観光バスが通るくらいで普通のクルマはほとんど見かけない道。時々小さな集落や漁港があるくらいの寂しい場所だ。15:55、島の北部の久種湖を通過。キャンプ場やちょっと大きい町、船泊が隣接するが先に進む。左折しスコトン岬方面へ。須古頓の集落に入る。短いが急な坂を突破し岬の稜線に上がる。人家がまばらな集落を抜けるとやがてオロロンラインにも似た何もない道が。距離は短くあっというまにスコトン岬に到着。時刻は16:25だ。函館からここまでの走行距離は764km、道のどん詰まりの岬は断崖絶壁で終わっているがすぐ横にいやげもの屋があったり観光客が群れてたりで思ったほど最果て感が無い。10年前に行った知床の相泊のほうが行き止り感はあったなあ。観光地化していない場所だし。■ほったらかし木賃宿絶壁の階段を下り、今夜の宿、民宿スコトン岬へ。山小屋みたいな建物だ。受付に行くが無人だ。なにか紙が書いてあり、管理人不在の場合は崖の上のいやげもの屋で受付せよ、といった事が書いてある。う～ん、こんなことは先に言っといてほしいな、崖の上に看板でも置いて。かなり不親切だ。いったん崖を登っていやげもの屋まで戻り、チェックインする。若い係員のおねえちゃんとともに再び崖の下へ。係員にいろいろ説明を聞く。風呂、トイレ、炊事場、食堂等々。設備は綺麗だが、基本的になんでも自分とやらないといけない宿だ。山小屋に毛の生えた程度のもので、これで一泊約二万円は高すぎるな。■夕食香深で買った食材で夕食を作る。キッチンは自由に使えるようになっている。フライパンでホッケを焼き、ネギや野菜炒め用食材を混ぜ。調理中に他の宿泊客に声をかけられる。自分と同世代くらいの男性で東京から自分のクルマとフェリーでやってきたという。お互いの旅のことや礼文島の観光スポットなど情報交換する。それにしても一人旅の男性は饒舌だ。先日留萌であった人もそうだったが、ず～っとお喋りで(笑)ここであったのも何かの縁、このおっさんと食堂で夕食を一緒に。光害の少ない離島で天の川を撮影するとか、固有種のレブンアツモリソウなる植物の群生地といった事を教えてもらう。■あれおかしいな8時ごろ、夕暮れの残照。眺めは本当に素晴らしい。この宿の唯一の美点だ。宿の庭先はすぐ海岸で、散歩しようかと思ったがえらく寒くてすぐ引っ込む。がくがくブルブル。暗くなるころ風呂に入る。一般家庭の2倍程度の大きさで狭く、入浴時間が部屋ごとにかなり細かく分けられているようだ。そういえば朝風呂を予約していたが、今の時期は提供できないと一方的にキャンセルされてしまっている。この宿、最果ての宿として有名なようでテレビなどでも紹介されたようだが、サービスの点では全くダメだ。再訪は無いだろう。10時に全館消灯となるが非常口の明かりは煌々と点いており闇夜にはならず。星は見ず、就寝する。夜中に何度か目が覚める。汗びっしょり、浴衣が文字通りべしゃべしゃになる。ちょっと熱っぽいような気も。風邪かな？

  2024.06.06

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  2024.06.05 ロードバイクで北海道縦断 天塩～稚内～利尻島 オロロンラインの尽きるところにへのこ岩

  水曜、雨のち晴れ。ロードバイクにまたがって頑張る北海道縦断、6日目。天塩から日本海オロロンラインを経由し稚内に到達、フェリーに乗って利尻島まで。走行距離は76kmと短距離だが天気が悪くしんどかった日。■雨の撤収天塩町の鏡沼海浜公園キャンプ場で起床。しとしと、雨音を聞きつつ朝食。昨夜はかなり降ったがテントは浸水ゼロ。ダンロップ製の本格的なものということもあるが、旅の準備でしこたま防水スプレーを吹き付けておいた効果も大きい。自転車も昨日のうちに屋根ある炊事場に移動しておき濡れず。雨で撤収に苦労しつつ8:30ごろキャンプ場から出発。今日は寒く、Tシャツ、サイクルウェア、セーター、カッパの4枚重ねでちょうどいいくらい。セーターは持ってきておいて本当に正解だった。■なんもない北緯45度天塩の町を抜け海沿いの道道１０６号を北上。天塩川を渡ると原野が広がり昨日から続く何もないオロロンラインが貫いている。ここからは利尻礼文サロベツ国立公園、手つかずの湿地帯が稚内までえんえんと40kmほど続いている。40分ほど走ると、巨大風車が数十基並んでいる場所に至る。オトンルイ風力発電所というらしい。昨日も天塩の手前から、地平線に何かちらちら光る構造物が見えていたが、これだったのか。今や日本中風車だらけだが、おおよそ100メートル間隔で一直線にこれほど多数並んでいるのは珍しく壮観だ。9:45、北緯45度に到達。道ばたにモニュメントがあるばかり。この先は風車も尽き、本当に道だけになる。だがなぜかダンプカーがひっきりなしに走る。途中になにか工事現場みたいなのがあり出入りしているようだ。クマザサが生える湿地帯、そのうち沼まで出てきた。ちいさな展望台。祠に覆われた地蔵があるくらいだ。崖の下には手つかずの自然の海岸、日本海が広がるのみ。この辺りから利尻島が見えるはずだが、雲で何も見えない。そういえば雨が上がっている。実はこの原野に来るのは2回目だ。30年前の1994年6月27日、自分のクルマで走り何もない原野に花に目を奪われ記念撮影した覚えが。写ルンですで露出不足なので画質はいまいちだったが。■人里に戻る正午、こうほねの家という小屋に到達する。数十キロぶりにみる自販機で休憩。小屋の中はテーブルやストーブがあるが無人だ。以前はレストランでもあったのかもしれない。日の出と日没時刻が書いてあるパネル。これほどの高緯度ともなると日の出は3:50だ。キャンプしていてもやたら早い時間から明るく野鳥が鳴きまくりで、目が覚めてしまう。ここから数キロ北上すればようやく抜海の集落だ。なんと天塩の街からここまで約55kmの間、小さな漁村があるだけで補給ポイントはゼロ。自転車で突破する人は万全の装備で挑む必要がある。集落の入り口には奇妙な岩山が。へのこ岩と名付けよう(笑)■逆境サイクリングさらに前進、ノシャップ岬を目指す。わずか17kmの距離だが1時間ほどもかかる。とにかく向かい風が強く速度が出ない。いつもこんなに吹いているのかな。岬に近づくにつれ住宅が増えてきたが、なぜこのような厳しい自然環境の場所に住んでるんだろ・・・■賑やかになったノシャップ岬13:25に岬に到達。自衛隊のレーダー施設やいやげもの屋、住宅街や水族館などもあり比較的賑やかな場所だ。住宅街にはエゾシカまでいる。今回の旅で初めて目撃した。ここも30年前に来たが、当時は岸壁があるだけの寂しい場所だった。下の、当時の写真を見ると現在は似ても似つかない場所で、こんなんだっけ、という気がする。■袋小路ランチ20分ほど走ると稚内の中心地に到着。ここも駅がモダンなものに建て替わり、変わり果てた姿に。上の写真の左上にちらっと写っている黄色い建物のレストランでランチにする。ラーメンが食べたいな・・・居酒屋　＜夢広場＞海鮮丼を注文。ラーメンはメニューにあるが、職人が辞めてしまったので作れないと店員が言う。味・・・×。エビは少しシャリシャリして解凍しきっていない。刺身は事前に切って冷蔵庫に入れておいた、そんな味だ。自分の他に客が一人いて同じものを頼んでいたが、途中で食うのをやめて店から出て行ってしまった。価格・・・2000円。高すぎ。味に全く見合っていない。サービス・・・×。オバさんが一人で切り盛りしている。作れないメニューが多すぎで来てもしょうがないお店と化している。アコモ・・・テーブルやカウンターの席が多数あり大人数の宴会もできそうな広い店内。アクセス・・・稚内駅となり。ちょっとげんなりして店を出る。建物はほかの店舗のスペースもあるが空っぽでしもた屋だらけだ。駅前通りをスーパーを探し少し走るが、そこもシャッター街と化しており、人通りもほとんどなく30年前の稚内と比べるとものすごく衰退したように見える。食後、稚内港の北防波堤ドームを見物。中を自転車で走り抜けてみる。400mほどもあり立派な建造物だ。戦前は稚内から樺太への連絡航路もあったらしいが今は昔、誰もおらず静まりかえっている。曇り空が寂寥感を演出してしまっているな。■利尻島に渡る防波堤の対岸にあるフェリーターミナルへ。自転車を分解し、16:40発の利尻島行きのフェリーに乗り込む。このころになると天候は急回復、青空が見えてきた。乗客は100人もいないようでガラッガラの船は稚内を後にする。さようなら・・・昼に行ったノシャップ岬を船はぐるりと迂回し、雲の上に頭を出す三角の火山、利尻島が見えてきた。接近するにつれ見上げるような高さに。ここに来るのも30年ぶり。ただいま・・・船は定刻の18:20に鴛泊港に到着、上陸する。利尻岳は目の前。この日の最終便で、観光客を乗せたバスが出るとターミナルはあっという間に閉まってしまった。自転車を組み立て、今日のキャンプ場に向けて出発。■温泉で15分カラスの行水19時前、利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ～に」に到着。チェックイン時刻ギリギリだ。スキー場みたいなところだが、フラットな芝生、きれいな炊事場やトイレが整備されており快適だ。売店の子供が「この島はヘビもヒグマもいないんだよ安全だよ」と言っている。確かに稚内から泳いで渡るにはちょっと遠い。テントを組み立て、夕食。また焼肉だ。風呂に入りたい。近所に利尻富士温泉があるがWEBの情報によると水曜は休業らしい。だがキャンプ管理人はそんなことはないと言ってたので行ってみる。キャンプ場と道路を挟んで向かいにあり5分ほど、なんと開いていた。入ると受付であと20分ほどで閉まるがいいか、と聞かれる。えええええっ。20:45まで。短時間だが入ることにする。ものすごくいいお湯だ。適温で、広い露天風呂もある。他の客がとっくに帰り貸し切り状態だし。最高の温泉だが15分ほどしかいられず、あわただしく体を洗って出る。う～ん、とっても心残り。次に利尻に来ることがあればぜひ再訪したい温泉だ。■大汗かくテントに戻り21時ごろ就寝。静かで野鳥の鳴き声しか聞こえないキャンプ場は快適だが、なぜか暑くなんどか夜中に目が覚める。汗びっしょりだ。なんだ？

  2024.06.05

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  2024.06.04 ロードバイクで北海道縦断 留萌～天塩 野生生物に噛まれる

  火曜、晴れ。ロードバイクで北海道縦断、5日目。留萌から天塩まで日本海オロロンラインをひたすら走る。118km走行したが、ラインの終点には至らない。長い。■水平線ははてもなく留萌の黄金岬キャンプ場で起床。熟睡できていない、昨夜は駐車場が騒々しく。磯を見物。平日の朝、すでに無人だ。南には昨日押し渡ってきた増毛の絶壁、奥には雪山。振り返ればキャンプ場・・・というか駐車場の余りスペースみたいなかんじで、崖の上には運動場や住宅街がある。7:45、キャンプ場から出発。■早くも廃墟な留萌駅留萌駅中心街へ。1年前に廃止された駅を見に行ってみる。駅舎はまだ残っているがロータリーは閑散としておりタクシーなどもおらずここに用事のある人は鉄道ファンや暇人くらいだろう。自分の他にも写真を撮っている人がいる。構内を覗き見ると早くも雑草が。ただ35年前に来た時も同じような感じで、キハ20系の気動車がいる線路はすで廃止の臭いがプンプンしていた。よくまあ2020年代まで残っていたものである。下の写真は1989年8月29日に撮影したもの。■時間が停まる留萌川を越え海岸沿いの国道はR239になる。とたんに何もなくなり再び水平線と道路の消失点だけの風景をのんびり走る。普段の忙しい生活を忘れフラットな道を自転車で気ままに走るのはいい気分だ。それにしても風景が変わり映えせず時間感覚が無くなる。■ニシン御殿見学9時過ぎ、小平町の道の駅、おびら鰊番屋に到着。重要文化財の旧花田家番屋が隣接する。番屋以外は何もない寂しい海岸。道の駅の2階は小さな博物館があり、ヒグマの剥製や（明治時代に近隣のムラでヒグマ人食い事件があったという）、昭和中期の生活道具などが陳列されている。ありふれたもので特筆すべき点はない。売店でソフトクリームをゲット。営業時間は9時からだがレストランはまだ開いてなかった。隣の番屋を見学する。入場料は400円だ。中に入ると体育館ほどの広さで圧倒される。漁期には数百人が暮らしていたという。広い土間に炊事場や食卓が並び壁沿いには寝床兼倉庫が延々と続く。こんなところでの集団生活は嫌だな、給料は良かったのかもしれんが。窓から海岸が見える。冬は寒そうだ。土間に面して親方一家が住む部屋がある。労働者たちを監視する場所も兼ていたもの。他にも二階は監視塔のようなデッキもあり、収容所の強制労働が頭に浮かんでしまった。まあ、捕虜でも奴隷でもなくお金を貰って労働してたのではあるが。奥の部屋はなかなか立派で趣味も良い。この屋敷の所有者はかなり裕福だったようだ。番頭の執務室、筆記用具や計算機がおいてある机は形が学習机そっくりだ、脚はないけど。こんな机が欲しいな、脚がいるけど。じっくり見学し、10時過ぎ、北に向かって再出発。■廃線沿いサイクリング単調なオロロンラインことR239を引き続き北上。道路に並行してところどころ鉄道の路盤や鉄橋の跡がある。羽幌線らしい。廃止後40年近く、よく見ないとそれとわからない。駅の跡などは見つけることはできず。今日もうすら寒くカッパを羽織って走行する。羽幌町手前の川など、もう6月だが海のすぐそばなのに残雪があったりして。かなり北までやって来たことを実感。■野生に噛まれる昼前、駅の道＜風Wとままえ＞に到達。ランチにしようかと思ったが値段が高いのでパス、飲み物休憩にとどめる。痒い。ふくらはぎに羽虫がたかっている。数か所噛まれたようだがえらく痒く、手持ちの虫刺され薬を塗っておく。大したことはないと思っていたがこの痒み、ブログを書いている6月23日現在も収まっていない。なんだったんだろう・・・道の駅で昨日のロードバイクおじいさんと再会する。自分より数時間早く出発し、今日はここまで、道の駅に隣接するキャンプ場に泊まるという。比較的短距離の走行で一日を終え、いろんなキャンプ場を楽しんで回るらしい。自分はさらに40km先の天塩まで行くというとえらく驚いていた。自分の休みは11日間しかないので距離を稼がねば。それにしても虫刺されが痒いな・・・■アスパラガスが旨い羽幌町数キロ進み羽幌に到着。離島への連絡船航路もある比較的大きい街。温泉施設内のレストランでランチ。＜はぼろ温泉サンセットプラザ＞カツカレーとアスパラガスのてんぷらを注文。味・・・◎。アスパラガスは苦みも無く大変美味しい。以前北海道に住んでた長女がお中元で送ってきたことがあるが北海道の物は旨いな・・・カツカレーも疲れた身体にしみこむ。価格・・・二つで1830円。アコモ・・・まともなホテルのレストラン。広々していてテーブルも多い。アクセス・・・R232を内陸側に数十メートル、道の駅＜ほっとはぼろ＞に隣接する。久々のまともな食事に満足し、引き続き北上。■おろろん羽幌の街を出るとまた道路と風力発電所しかない原野が続く。どでかい鳥のモニュメントが。これがオロロン鳥かな？ペンギンとカラスのあいのこのような。珍しく牧場がある。牛たちにお～い、と声をかけるとこっちを向いてくれる。国道に並行して海側にも道路がある。ガードレールも街灯も無く、まっすぐ地平線に消えている。クルマもゼロで昼間は走ってて楽しいが、夜間は真っ暗でかなり危ない感じだ。遠別の街を過ぎるとまた原野。数十メートルほどのひときわ巨大な風車が２基、ぎゅんぎゅん唸りながら回っている。遠別風力発電所というらしい。羽根があまりにも大きすぎて、重力でしなっているのが見えるほどだ。しばし見物した後、また北に向かって水平線と地平線を見ながら進む。■アンモニア温泉17時ごろ、天塩町の鏡沼海浜公園キャンプ場に到着。今日はここでキャンプだ。管理棟で手続きをする。洗濯機や乾燥機（お互い場所が離れすぎだが）もあり有料で利用できる。沼を挟んで対岸にキャンプサイトがありテントを設営。だだっ広いサイトだがこの日は自分のテント一つだけで貸し切り状態だ。他に小屋やライダーズハウスもあるようで数名、宿泊客はいたようである。テント設営後、管理等の裏にあるホテルの日帰り温泉＜てしお温泉　夕映＞へ。2日ぶりの風呂だ。つ～ん・・・うっ。ものすごい刺激臭が。自分の身体ではなく温泉の、茶色いお湯自体から臭いがする。世にも珍しいアンモニア泉だ。大丈夫かな・・・？ぬらぬらしたお湯自体はよく温まり快適だが、臭いがどうも慣れない。小学生の頃に初めて有馬温泉に入った時、泥水のような色と錆びた鉄の味にもえらく驚いたものだが、ここはそれ以上の衝撃、生れて初めての体験だ。珍しい。長生きはするものだな。風呂を出るとき念入りにシャワーを浴び温泉をよく落としてからテントに戻る。■風邪かな？キャンプサイトに洗濯したり夕食を食べたり。今日は手を抜いて近所のコンビニで買ってきたお弁当を喰う。サイトをちょっと散歩。紫色の花はなんだろう？夜、乾燥機の洗濯物を回収したり炊事場で歯磨きしたり。ぴゅ～、ぶるぶるっ。寒気がする。風が少し吹いただけなのだが。えらく冷えるなあ。あまりの寒さに手にした食器の水がこぼれまくり。テントに入り寝袋に潜る。深夜、テントのフライシートをぼつぼつと叩く雨音で目覚めたりする。明日は雨か、やだなあ・・・

  2024.06.04

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  2024.06.03 ロードバイクで北海道縦断 小樽～留萌 日本海オロロンライン1日目

  月曜、晴れ。ロードバイクで北海道縦断、4日目は小樽から日本海オロロンライン経由で留萌までの150kmの旅。■小樽廃線跡駅前通りのホテルで起床、装備を整え8時前に出発。小樽市内を貫く旧手宮線を通る。自転車は走行禁止なので押し歩きで。廃止後40年近いらしいが状態は良くいまでも列車がやってきそうな雰囲気だ。昨日歩いたレトロな通りを抜け、運河を渡り左手に小樽港を見ながらR5で石狩市方面へ。この新潟航路の客船は30年くらい前に乗ったなあ。クルマを航送し、船内ではピアノコンサートなどが楽しめた覚えがある。海、写真ではわかりにくいがかすかに向こう岸が見える。増毛のあたりかな？遠いな・・・通勤時間帯のR5の交通量は多く、危険なので歩道を走る。小樽郊外の岬を抜けるトンネルをくぐると石狩方面のR337へ左折。しばらくは埋立地みたいなまっすぐで殺風景な道を延々と走る。■オロロンライン始めました石狩中心地でさらにR231に左折、コンビニで休憩したりしつつでかい石狩川を越える。この先は急に交通量が減り人家も途絶え原野っぽくなってきた。オロロンラインが本格的に始まるようだ。海沿いの道、数十メートルのアップダウンが続く。昼頃厚田の集落に達する。海鮮丼の幟を掲げた食堂が幾つかあるがパスし、街外れの道の駅の食堂でランチにする。道の駅　＜石狩「あいろーど厚田」>ニシンの刺身丼を注文。みそ汁や漬物付き。味・・・○。さっぱり味。ブリ系が好みなのでハマるほどではなく。価格・・・1300円くらい。アコモ・・・テーブル数卓。駅のそば屋みたいな感じ。食後すぐに出発。駐車場に数名、自転車旅の人々が。やはり人気のコースなのか。■トンネル越えて陸の孤島抜けてこの先はさらに交通量が減り、街も無くなる。絶壁を貫くトンネルが連続し始める。いくつか脇に旧道が残ってる場所もある。道とトンネル以外何もない。なんてすばらしい眺めなんだ・・・途中に小さな集落はあるが、増毛まではコンビニもスーパーも、自販機さえ無い。自転車で行く場合は食料やパンク対策は必須だ。左の海側にえんえんと風よけの壁や区間や落石除けがどこまでも果てしなく続く。抜けた先は陸の孤島と呼ばれた集落があるらしいが、確かにこの道路がないとアクセス不能だ。落石でもあれば孤立するだろう。数kmクラスの長いトンネルが何個も連続、最後の5km近いものを抜けると雄冬岬のパーキングエリアに到着。といってもなにかの記念碑と裏手の崖から落ちる滝があるくらい。トイレはあるが閉鎖中だ。でもここで少々休憩、風光明媚ではある。さらにトンネルや落石除けを幾つもくぐる。昨年の北陸ロードバイクの旅、親不知海岸みたいな迫力ある光景だ。ただこちらはクルマがほとんど通らず街も無く、人煙絶える場所という感じだ。しかし距離が長い。前述のとおりレストランも何もなく、道端の駐車スペースでおにぎりを喰ったりする。小高い岬を越えると増毛の街に到着。1989年に列車で来たことがあるが、折り返し列車ですぐ戻ってしまったので駅の改札から出ていない(笑)。最近鉄道が廃止された街は自転車で走ると閑散としており、海岸以外は特に見るべき場所は無いようだ。■留萌へ引き続きオロロンラインを北上する。相変わらず道路以外は何もなく、クルマもほとんど通らない。夕暮れの18時ごろ、留萌の街に到達。ここも昨年鉄道が廃止されたが、日本海側では比較的大きな街だ。中心部のにぎわっているスーパーで今夜の食糧を調達。その後街外れの黄金岬キャンプ場へ向かう。自転車で10分ほどだ。■地元の人に遭遇キャンプ場と言ってもパーキングエリアの奥にテント10張り程度の芝生があるくらいの小さなもの。炊事場やトイレは完備している。テントを設営していると、一回りくらい上の男性に声をかけられた。この人も自転車で旅をしており、数日前に輪行で留萌近くに到達、数週かけて宗谷岬経由で知床まで走るという。凄いな、800kmくらいはあるんじゃあないのか（自分もだけど）。色々話をすると、おなじへらつか市内在住ということが分かった。奇遇ですね自分もです、近所のなんちゃらスーパーで時々買い物しますよ、自転車はよく乗るんですか、じゃあヤビツ峠で会うかもしれませんね・・・記念撮影を。でもお互い名前は聞かず。まあ、話した通り近所で偶然出会うだろうそのうち。テントを組み上げたころ、見事な日没。このキャンプ場は夕日の眺めだけは良い。残照を眺めながら今日の夕食も焼肉だ。早い時間にうとうとし始めるが、パーキングエリアが騒々しい。ひっきりなしに車が出入りしている。どうも近所の磯が釣りのポイントらしく、夜釣り客がうるさくて何度も目覚める。目の前がすぐ道路だし・・・このキャンプ場は再来はないだろう。

  2024.06.03

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  2024.06.02 ロードバイクで北海道縦断 洞爺湖～小樽 パンクしてレトロ運河みて

  日曜、晴れ。ロードバイクで北海道縦断、3日目は洞爺湖から倶知安・余市回りで小樽まで至る111kmの旅。■♪湖畔の森のキャンプ場目覚めたのは4時前、高緯度地域の早い暁光で。カッコウやウグイスが鳴きまくりの洞爺湖畔のキャンプ場。昨夜は川のせせらぎやカエルの鳴き声が聞こえていたが、結構よく寝た。湖畔を散歩。風もなくフラット、早朝から船釣りしてる人もいる。1日ゆっくり過ごしたいキャンプ場だが今回の旅は先が長い。カップ麺朝食のあと撤収し8:15頃出発。■ずっと見えている羊蹄山湖畔道路を少し戻り道道66の激坂を突破、R230に出ると火口壁の尾根だ。と、丘の向こうにでかくきれいな円錐が。あちらも火山、羊蹄山だ。倶知安の街を目指し山麓のR230、R276を延々と走る。激坂があったり広い農耕地があったり川の土手を走ったり建物がポツンポツンとある農場を抜けたりするが、常に見える大きな山。一度登ってみたいな。2年前にヨメとニセコ旅行した時も同じことを考えたっけ。そういえば何か所か見覚えのある道を通る。雄大な風景を楽しみつつ、11:45ごろ、倶知安駅前に到着。この駅も新幹線を建造中で、前回来た時に比べ踏切周りが広く近代的になっていた。■倶知安でなぜか無国籍カレー大きめの街でR5沿いにファミレスや家電量販店があったりする。だが案外飲食店がない。駅前をぐるぐる走り回り目についたレストランでランチ。カレー　＜マーキーカレー＞野菜メインのカレーにソーセージをトッピングしたものを注文。味・・・丁寧に作ってある印象。旨いが、身体がラーメンを欲していたのでちょっと違う感じ。価格・・・1700円くらい。かなり高いが食材を考えるとこんなもんかも。サービス・・・セルフサービス。ショッピングモールのフードコートみたいな。アコモ・・・下北沢あたりのカレー屋的なエスニック風のごちゃごちゃうるさい感じの内装だ。好みは分かれるだろう。アクセス・・・倶知安駅徒歩数分、R5に面している。腹を満たした後、小樽方面に向け出発。■昭和の生き残り鉄道小樽へは二つのルートがある。近そうだが山越えのR393経由と、JR函館本線沿いのR5だ。経験から後者を選ぶ。少し遠回りだが鉄道路線は勾配を緩い経路を取る。自分も体力温存のためゆるゆる走るのだ。2年前車で走った覚えのあるR5、それでも町を出るときはちょっとした 峠越えだ。沿線の小沢駅に寄ってみる。見事に昭和風味の駅だ。非常に懐かしい、昔の加古川線や北条線の駅にも似た雰囲気だ。駅のホームに立つと、倶知安方向に相変わらず羊蹄山の威容が見える。でかい山だな。今どきエスカレーターもない跨線橋が。この地域は旅客列車本数も少なくほとんど利用がないのだろう。駅前にはレトロな銘板の農業倉庫が残っている。昔は鉄道で何でも運んでいたのだろう。■ぐらぐらっ峠を越え仁木町にいたるとR5は直線の下り坂になる。快適だ。速度も40km/hを越える。ぐらぐらっ。あれ？轍掘れにのってしまった、ふらつく。ふらふら～おおおおおっ？まだふらつくぞ？と思ったら後輪がパンクしている。数年ぶりだな・・・道路わきの農場の入り口に自転車を移動し、15分ほどかけてチューブを新品に交換する。古いチューブは穴空きが見つかったがタイヤ側には異常無し。リム打ちしたのかな？原因がはっきりしないが、交換後しばらく走って問題無さそうなので旅を続ける。■余市で買い物残りのチューブは新品1本、中古1本、さっきの穴あき1本だ。長旅なのでもう一つ新しいのが欲しいところ。16時前に余市に到達、でかいスーパーに立ち寄る。飲み物の他、百均でゴム用瞬間接着剤をゲット。ロードバイク用のチューブは売っていなかった。買物のあと、小樽を目指し走る。2年前にも通った風光明媚な岬のトンネルを抜けると小樽市街地・・・ではなく、結構きつい登りが延々と続く。■小樽観光小樽手前の岬でいくつかトンネルを抜けると眼下に小樽の港町が広がる。17:30ごろ、駅前の＜小樽グリーンホテル＞ホテルに到着。狭くて安いがなんと温泉付きだ。早速は行ってみる。大浴場ではないが狭い敷地を生かした細長い浴室、それでも結構いいお湯だ。今日の100kmあまりの旅の疲れがよくとれる・・・コインランドリーに洗濯物をぶち込んだ後、夕食に出かける。駅の南側、旧市街地のレトロな建物が並ぶあたりをうろうろ。その一角にある、古い倉庫を改造したらしい回転鮨屋に入る。回転寿司　＜和楽＞　小樽店いろいろ注文。味・・・◎。この街には寿司屋通りという道もあったりするが、この店がそれを代表する物かどうかはよくわからず。価格・・・リーズナブルアコモ・・・普通の回転寿司。注文は紙に書いて渡す。広い店内だが大混雑で30分ほど待つことになった。アクセス・・・小樽駅からは徒歩20分ほど、小樽運河近く。喰い終わってみればもう20時前、日もようやく暮れ小樽運河の倉庫街が煌めく。船に乗った観光客がたくさん。絵になるなあ。絵になるが、昼間見た昭和の生き残りの駅の方が趣があって好みだ(笑)運河を一通り見物した後、駅前の長崎屋で明日の食糧など買い出し。洗濯を畳んだりパンクしたチューブにパッチ当てたり（瞬間接着剤は機能したようで空気漏れなし）しつつ寝たのは23時ごろ。明日は長丁場、早く寝なきゃあ・・・

  2024.06.02

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  2024.06.01 ロードバイクで北海道縦断 大沼公園～洞爺湖 無人新幹線・峠3個越え

  土曜、小雨のち晴れ。ロードバイクで函館から宗谷岬まで走る旅、2日目。今日は下図の赤線、大沼公園から洞爺湖までの150kmで、湖畔の森、地平線、新幹線工事、無人地帯など北海道らしさ盛りだくさん風景を楽しんで苦しんだ日。■美味しいごはんペンションの部屋、4時ごろ明るさに目が覚める。夜明けが早い季節、場所。だが窓の外を見るとしとしと雨。やだなあ。そして煙突から煙が。階下のダイニングのストーブらしい。そういえば寒い、さすが北海道で部屋にあるヒーターも点けといたんだっけ。朝食は目玉焼き、コーンスープなど。質素だが盛り付け、見せ方が上手で美味しく感じる。今日の走行距離は長いのでジャムなども残さず食っておく。8:45、チェックアウトの頃には雨上がり。でも走ると寒いのですぐカッパを着こむ。■大沼半周ライド函館本線沿いに北上。大沼は波もたたず静か、クルマも人もほとんどおらず静まり返っている。北岸の道をしばらく走る。フラットな湖畔を走ったり、少しアップダウンがあったり。途中のなんちゃら公園で引き返し、R5へ抜ける駒ヶ岳の裾野の森の道をたどる。野鳥の鳴き声が聞こえるばかりで静かだ。このような走行感覚は久しぶりで楽しい。■ほたて街道1時間ほどで赤井川の集落、R5に再合流。緩い上りのまっすぐな国道が続く。交通量は非常に多い。10:11頃、道の駅＜YOU・遊・もり＞で小休止。いか飯で有名な森駅のある街だが、市街地は1kmほど海岸寄りで国道からは遠い。道の駅も特に眺めがよいというわけでもなくトイレを済ませた後、再始動。■単調噴火湾ここからしばらくはいわゆる噴火湾沿いの単調な道が続く。右手に海、だらだら続く道、ときどき小さな集落を抜けるがそれ以外何もない。コンビニも自販機も無く、ようやく見つけた野田生というバス停の前の閉まっているお店の自販機で一息。12:15、やや大きな街、八雲町のラーメン屋にたどり着きランチ。ラーメン＜雲龍＞味噌ラーメンを注文。味・・・○。チャーシューがでかい。あまり身体にしみこまない味。価格・・・700円くらい。アコモ・・・ごく普通の街のラーメン屋。テーブル数卓、カウンター4席ほど。この街は北海道らしいまっすぐな道が広がる。人通りはかなり少ない。今回の旅で見た道北の街に較べれば栄えている方だと思うが、30年後はどうなっているか。食後、引き続き単調な道を北東に走る。太陽光発電パネルが見渡す限り並んでたり消失点を描く道がどこまでも続いてたり。本州でなかなか見ない風景も、数時間ほどで飽きてしまう。■新幹線建造進む長万部14:24、ようやく長万部に到着。八雲町からは本当に道しかなく、スーパーもコンビニも無いので自転車で走る人は食料や飲み物を忘れてはいけない。長万部も何やら寂れた街だが、室蘭本線沿いにえんえんとクレーン車が並び新幹線軌道を建設しているようである。しかし需要はあるんだろうか？通過駅になるような気がする、街並みを見ると。■激坂突破長万部から東へ分岐、R37で洞爺湖方面に向かうことにする。キタキツネに注意、の交通標識は初見だ。北海道ぽくって楽しい。交通量はぐっと減り、急勾配のワインディングになってきた。これまでフラットな道を何時間もだらだら走ってきたのでかなりきつい。15:34、静狩トンネルを突破。最初の峠だ。この後もいくつか峠やトンネルを超える。勾配がきつく速度が上がらない。17:00ごろ、久しぶりに大きめの街、豊浦に到達。コンビニを見つけたので大休止、コーヒー牛乳500ccを一気飲み。さらにもう一つ峠を越え洞爺の街に到達。洞爺湖の観光の拠点でやや大きい街だ。見つけたスーパーで今夜のキャンプ飯を調達しておく。湖畔にもコンビニが幾つかあるようだが品ぞろえが心配だ。お、スーパーの裏は室蘭本線。長大編成の貨物列車が流れてゆく。物流は多そうだ。■洞爺湖へ街の北側、住宅街の激坂を登りきるとR230に合流、すぐに洞爺湖畔に抜ける長いトンネルとなる。ここは広い歩道が併設されており自転車でも安心して走行できる。18:15、トンネルを抜けるといきなり湖が広がる。おお・・・でかい島が浮かぶ典型的な火口湖だ。いい眺めだな・・・眺めを楽しみつつ、薄暗くなってきたので先を急ぐ。湖畔道路を時計回りに半周し北岸の洞爺町に到達。向こうに見える赤茶色は有珠山かな？小学生のころ大爆発したのを覚えている。湖を望む丘の上にある温泉施設＜洞爺温泉 洞爺いこいの家＞へ。全裸になり温泉に突入、入場料は490円で安め。浴室からは湖の絶景が見え、お湯も柔らかくいい温泉だ。1時間ほどじっくりお湯を楽しむ。今日はよく走ったし・・・まだ走り終わっていない。この後キャンプ場に行かねば。■財田（たからだ）キャンプ場で飛び込み宿泊すっかり日の暮れた湖畔を夜間走行。数キロ走り、田んぼの中カエルが大合唱中の道を抜け＜洞爺水辺の里 財田キャンプ場＞に着いたのは20時頃。函館空港から194km地点だ。管理棟に行って宿泊手続きをする。なんと予約がないとダメだという。どうも6月から要予約になったようだ。まいったな・・・係員に交渉する。なんとかお助けを・・・管理者に電話連絡してくれるようだ。「もしもし今自転車で来られた人がいるんですが、ええ、一人、男性、外国人じゃあないようです、テント持ち込みだって、ふんふんそうそうええええああそう・・・OKだって」ああよかった。施設利用料を払い入場。係員の人が広い園内だがフリーサイトの場所まで案内してくれた。ここのキャンプ場は最高だ。広くフラットな芝で清潔でトイレや炊事場も完備、なにより飛び込みなのに泊めてくれたことに感謝。湖の近くにテントを設営、スーパーで入手した食材でステーキを焼いて食い始めたのは21時ごろ。今日は北海道の広さを感じ激坂もあり夜間走行までしてしまい、いろいろ満喫した日となった。

  2024.06.01

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  2024.05.31 ロードバイクで北海道縦断 函館～大沼公園 名探偵コナンの聖地なの

  金曜、雨のち曇り。今から10日間、ロードバイクで北海道を走る。コースは函館空港をスタートし大沼公園、洞爺湖、小樽、留萌、天塩、稚内を経由し利尻島と礼文島に立ち寄りつつ日本の最北端の宗谷岬まで至る。距離はこれまでのライドの最長、831.46kmに達した。初日は最下部の青線、45kmほど。■旅の準備休暇は有給休暇をのべ7日間＋土日、予備日合わせて11日間確保した。ええ会社。最期の3泊4日はヨメと現地集合し一緒にハイキングするべく、宿や航空券などを手配済みだ。結構お金がかかったなあ・・・。荷物は合計17kgほど。・自転車関連：ロードバイク、リアキャリアとサイドバッグ、輪行袋、灯火類、ヘルメット、サングラス、予備チューブ3本、パンク修理キット（ゴムのりは飛行機搭載禁止なので現地調達予定）、結束バンド（何かと便利）・キャンプ道具：テント、銀マット、エアマット、寝袋、炊事道具、ガスバーナー（ガス缶も現地調達）、食器、ヘッドライト・その他、リュックサック、ウエストポーチ、着替え3セット、カッパ、セーター（寒かったんで持って行って正解）、クレジットカード（多くの場所で使えた）、現金、日焼け止め、虫刺されの薬、家族の理解、精神力体力脚力モテ力■アプローチしてセキュリティチェックに引っかかる未明の4時前、土砂降りの雨の中ヨメにへらつか市内のバスターミナルまでクルマで送ってもらう。いつもすまないねえ、なんて言いつつ。リムジンバスで6時前に羽田空港に到着。自転車を預けるのはすんなり済んだが、機内持ち込みの荷物でなんども中身をチェックされてしまう。ガスバーナー（ガスタンクが付いていないのにバルブをひねってガスが出ないか見せてみろと言われた）、井村屋の羊羹（開けて見せてみろと言われた。プラスチック爆弾だと思ったのかな？）、自転車のホイールのクイックリリース（尖っているから武器になると思ったのかな？それなら傘の骨だって・・・）。これらは面倒なので帰りは自転車と共に預けた。飛行機は定刻発、雲と乱気流を越え、8:35には早くも函館空港に着いたのだった。輪行した自転車を組み立てる。破損なし。走り始めると前輪から何かシャリシャリ音が。スポークは折れておらずブレーキパッドとホイールの干渉も無く原因不明だ（旅が終わるまで解消せず）。9:28、ちょっと寒いがＴシャツ一枚で出発。■函館朝市は激高30分ほどで函館駅に到着。来るのは35年ぶりくらいだ。朝飯を喰おうと朝市エリアに立ち寄ってみる。だがとにかく高い。茶碗一杯の海鮮丼が3500円ほど、ウニなどが付くと軽く5000円突破だ。店は多いがどこも同じようなぼったくり価格で。物価高で観光地ではあるが・・・魅力と値段が釣り合わないのでパス。函館山方面に5分ほど走ったところにあるお土産センター、＜はこだて海鮮市場＞のフードコードでマグロ握りを喰ってみる。味・・・○。普通。マグロのブランドはいろいろあるがどれも遠くで冷凍でやって来るので味は同じだ。数は8貫で少な目。もっと腹いっぱい喰いたいぞ。価格・・・2000円、これもちょい高め。アコモ・・・お土産売り場が隣接し落ち着かないフードコート。アクセス・・・函館駅から自転車5分。駐車場は多数ある。満腹せず、次の目的地へ。■名探偵コナンも頑張る函館山ロープウェイ街を走るとチンチン電車がひっきりなしに行きかう。線路のそばは舗装ががたがたでロードバイクはパンクさせないように走行に気を遣う。函館山を目指し坂を上る。頂上への登山道路を登り始めると途中でなんと自転車・バイクは進入禁止となっている。やむなくＵターン、少し降りたところにあるロープウェイ乗り場へ。マンガ『名探偵コナン』となにかコラボ企画をやっていて、いやげもの売り場はコナングッズで溢れかえり、ゴンドラ内の案内もコナン君の声がしゃべってくれる。この作品には興味ゼロなのでとくにそそられず。『未来少年コナン』は好きなんだが・・・。頂上に着く。ちょうど雲が晴れていい眺め。手前に住宅街、海上には元要塞と思われる人口島、奥に五稜郭の緑が望めるが、その向こうはもう山地。函館はこぢんまりとした印象だ。30分ほど滞在し、下る。■函館名物ラッキーピエロのハンバーガー旨し昼過ぎ、山を下り市街地に戻る。ヨメが函館行くなら絶対食べないと、と推奨するハンバーガーチェーンでランチ。ハンバーガー　＜函館ラッキーピエロ 本町店＞他の店舗は行列が出来たりしてるようだがすぐ着席できた。チャイニーズチキンバーガーのセットを注文。ソフトドリンクとポテトが付く。味・・・◎。ハンバーガーが作りたてで旨い。包装紙も函館の案内が書いてあって楽しい。旅行で来た、という感じがする。変わってるのがポテト、溶けたチーズがかかっていてこれも大変旨い。カップの底にへばりつくチーズがもったいない。価格・・・税別880円アコモ・・・狭く装飾にあふれた店内でまるで2000年代の下北沢の喫茶店みたい。アクセス・・・五稜郭から自転車で10分ほど。■五稜郭見物子供の頃に図鑑で見たまったく日本風でない形を成す城、五稜郭は一度来てみたかった。まずは傍らにそそり立つ五稜郭タワー展望台に上る。コンビニなどで100円引きで売られている入場券をもってエレベーターに乗ってあっという間。おお・・・見事な五芒星が眼前に広がる。あまりに整い過ぎていてじっくり見とれてしまう。展望室内は函館戦争の経緯を描いたパネルや模型が並ぶが、特にスケール1/16～1/24程度の人物が良くできている。表情が生き生きとしており、ペリーなど顔がそっくり。塗り分けも精密だ。３Ｄプリンターで作ったのかな？市内の眺めも良い。函館山が島ということや街並みが５角形に合わせ歪んでいることなどよくわかる。下に戻るとお土産コーナー。流行の萌えキャラもあるが、萌えんな。外に出て城本体を見物。堀を渡ると今頃藤の花が満開。季節は本州と比べ1か月程度遅い。土塁にも何かの花が満開、春満開。本丸広場には昔の役所の建物が再現されていたりするが、これは興味なく入らず。石垣の所々に階段があり土塁に上がり要塞を半周してみる。５角形のそれぞれの突端が小さな出城のようで、防御も攻撃も強いように見えるが実戦ではそうでもなかったようだ。じっくり見物し14:40ごろ、ロードバイクにまたがり函館の街を後にする。■赤松街道・・・こと国道５号線を北上する。名の通り所々松並木のあり沿道に住宅街や店舗が点在する。大沼の先はしばらく町がなさそうなので、ドラッグストアに立ち寄り食料やキャンプ用のカセットコンロのガスを調達しておく。交通量は非常に多いが、七飯のきつめの峠を越え大沼方面に右折したとたん、クルマ通りがゼロとなった。時刻は16:25、そろそろ夕方。■大沼公園分岐後すぐに小沼・大沼と、その彼方に駒ヶ岳の尖った威容が望める。なかなか良い。15分ほど函館本線に沿って緩い坂を下ると大沼公園駅に到着。周囲にビジターセンターやいやげもの屋、ペンションなどが並ぶこじんまりした駅。ちょうど列車がやって来た。函館方面行の1両編成。この路線は運行本数はかなり多いようだがよく見かけたのは長大編成の貨物列車ばかりで、客車は少ないようである。みんな車やバスで移動するのだろう。16:45、出発して45km地点、予約しておいたペンション＜風（KAZA）＞に到着。10部屋くらいありそうだが、今日の宿泊客は自分一人だけらしくずいぶんさみしいな。内装は小綺麗だ。■小沼散策北海道は高緯度にあり今日の日没は19時過ぎと遅い。まだまだ明るいので近所を散歩する。宿の前の小沼、沿岸に散策路がありそれをたどる。ヒグマでも出てきそうな場所だ。キツツキの穴だらけの朽ち木も。北海道という感じがする。水草で溢れかえる沼の水面、日没まで1時間以上もありまだまだ明るい。■1980年代風ペンション一人で夕食。豚肉のステーキがメインで盛り付けも味も良く楽しめた。広いダイニングは天井も高く、薪ストーブがあったり、森の写真、木の実なんかが飾ってあり、ファンシーだ。1980年代にペンションブームというのがあったと思うがその頃にはこんなのが多かった気がする。そのようなものよりも良かったのは北海道のイラストレーター森雅之のポスターや作品が額縁に飾られていたこと。なかなかええかんじの絵だ。今日は実走3時間ほどだったがえらく汗をかいたので洗濯して21時ごろ就寝。北海道の旅は始まったばかり、明日は長丁場なのでよく休んでおこう・・・

  2024.05.31

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  2024.05.27～30 旅に備え仕事を片付け

  金曜からの長期休暇のため全身全霊をかたむけ仕事に打ち込む今週のシステム開発日記。2024.05.27 月曜 晴れ。■仕事へらつか市内の事務所に出張。・お金を使う案件、先週末のボスボスとの打ち合わせ結果をもとに企画書を修正、承認させる。・昼食、食堂で登山クラブのミーノさんとばったり。先日の東北ライドの話、次の山登りの場所の案などで駄弁る・午後、大人数会議。先月きいたのとおんなじ内容で。残照残る19時ごろ帰宅開始。--------2024.05.28 火曜 雨のち暴風雨。■仕事・午前、定例会議途中で雨がばらばらと。・午後、長時間会議2本。どれも長すぎ。走行する間に天気は大荒れに。台風並みの風とうるさいほどの大雨が。自宅前の道路が軽く冠水するほどだが、22時ごろには小康状態に。--------2024.05.29 水曜 晴れ。■東京仕事・会議は定例1本。デパさん、アメリカから故郷の印度に旅行中で、時差ぼけしかけ。会議では無口だった、いつになく。・細々したソフトの修正の打ち合わせ、3つほど。・お金を使う相談、細かいルールの話でどうする加工するか、紛糾。■プライヴェート小説『三体２　黒暗森林』読了。オチが大変素晴らしい。自分にとって今世紀最高のSF小説だ、今のところ。異星人との戦争をテーマにした作品は世に多いが、本作は発想が群を抜いている。劇中で述べられる宇宙社会学の公理が本当かどうかわからないが妙に説得力がある。次作の文庫版が6月に発売予定で、早く読んでみたいな。​三体2　黒暗森林 上 （ハヤカワ文庫SF） [ 劉　慈欣 ]​​三体2　黒暗森林 下 [ 劉　慈欣 ]​--------2024.05.30 木曜 曇り。■仕事・定例会議5本。・新規参加プロジェクト、システムの運用が始まった時のワークフローの詳細を詰める。・とある案件の注文書を期限ギリギリで発行。明日から10日間の休暇で旅行に行くので、遅くまで仕事したり引継ぎしたり。

  2024.05.27

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  2024.05.26 さらに旅の準備

  日曜、晴れ。家族がみんなお出かけ、自宅で留守番。午前、ロードバイクを整備する。ゴールデンウィークの東北縦断では700kmあまりを走り、そのためかチェーンの潤滑油が真っ黒に汚れている。ホースで高圧水洗浄し、しばらく庭で干しておく。昼、買い物散歩。近所の家電量販店でロードバイクのチューブを買っておく。パンク対策でライドには何本か持って行くのだが、手持ちのは5年も前、九州縦断ライドの時に買ったもの。見てみると束をまとめた輪ゴムが劣化でちぎれている。チューブ自体のゴムも怪しいかもしれない。店の近くの印度レストラン、ザイカマハルに立ち寄りランチ。いつも客がいないガラッガラの店だが、味はまあまあ。野菜カレーと豆カレーを喰う。午後も買い物。自転車専門店でハンドルのバーテープを買い、ホームセンターで防草シートの固定ピンを買い足したり。ずっと歩き回り帰宅したら3時過ぎ。引き続きロードバイクの整備。チェーンに注油し、ロードバイクを買って13年目にして始めてバーテープを交換したり（簡単だった）、リアのサイドバックを取り付けたり。これでいつでも出発できそうだ。

  2024.05.26

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  2024.05.25 満28歳の誕生日は鎌倉の #鶴岡八幡宮 参拝

  土曜、晴れ。■朝の送迎家族で車に乗り込み、まずは次女を隣町の職場に送る。降ろした後、ヨメと二人でドライブの続き。■いざ鎌倉今日はWeaponT家の誕生日、結婚記念日だ。毎年恒例行事、式を挙げた鶴岡八幡宮に行く。R134を東に走る。まだ8時過ぎだがどえらい渋滞で稲村ケ崎の坂道などいつもの場所が混む。途中、七里ヶ浜のコンビニでトイレ休憩して（7-11のおかげで助かった）鎌倉の二の鳥居近所の駐車場に着いたのはもう9時過ぎ。鎌倉に来るのは1年ぶりかな。去年は結婚記念日より少し早めに来たっけ。いつものように若宮大路の段葛の参道を歩く。植え替えて久しい桜は今や緑のトンネルをなすほどにでかくなった。境内は観光客がまあまあいるがごった返すほどでもなく。本殿の前で記念撮影。お互い白髪が増えたなあ。100年後はどうなってるんだろ。参拝。これもいつものごとく、家内安全夫婦円満健康第一もてますように、と念じる。特に身体はもっと健康でいたい気もするがとりあえず現状維持で。神頼みはあてにしていないので食事に気をつかい、運動して。御神籤を引くと凶が、ヨメは何と大凶で大当たり。こんなのが仕込まれている確率は低いと思うが、それを引き当てたのはもう悪い運は使い果たしたと言える、と、少々怪しい理屈でヨメを慰める。ただ、よく言われる喩えでは確率の女神さまは記憶喪失、これまでの履歴は次回の目に全く影響しないことになっているのだが。石段を下り（コケることはなかった）、源氏池を見物。花こそ咲いてないがびっしりな蓮が見事。そのへんをうろつく真っ白なハトも珍しい。参拝のあとは小町通りを下る。今日は観光客は少な目。豊島屋で鳩サブレなどお土産をゲット。■いざ小田原1時間余りの鎌倉詣でのあと、クルマでR134を逆戻り、おっ、江ノ島の前でクルマのオドメーターが111,111kmにそろったぞ、西湘バイパスに乗って早川ICを降り小田原漁港に着いたのは昼前。行きつけのレストラン、三太郎鮨でランチ。結婚記念日には時々行く店だ。上握りセットを注文。キンメダイの煮つけ、マグロの刺身付き。いつものように新鮮で旨くて。ヨメが注文したものはキンメダイの代わりに鯵フライ。これもサックサクで旨い。大満足。大将がお土産にとキンメダイのアラを煮付けたたものを分けてくれた。昼過ぎ、買い物で寄り道したりしつつ帰宅。久しぶりの長距離ドライブで少々疲れてしまい、お昼寝。

  2024.05.25

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  2024.05.20～24 満27年目の車検

  在宅勤務のおかげで車検などの用事がこなしやすい、今週のシステム開発日記。2024.05.20 月曜 雨。■仕事珍しく会議ゼロの日。書類仕事に徹する。■プライヴェート病院で定期検診。昼2時に予約をして電話で診察時間だと電話案内が来たのは17:45ごろ。自転車で向かい、20分ほど待たされる。苦手な採血もありげっそり。--------2024.05.21 火曜 晴れのち曇り。■東京仕事・定例会議数本、臨時会議何本か。--------2024.05.22 水曜 晴れ。■仕事・朝、アメリカの人から新世界制覇システムの不具合について連絡が。昼前のアメリカ・印度会議で相談。深夜に一応復旧するが、類似問題がないかチェックせねば。・臨時会議1本。相談して決めごとして。・夕方、ボス、ボスボスとお金を使う相談。金額を減らすべし、理由はこれこれでの指示で。確かに理屈は通っている。ベンダーに条件を変え再見積もりを依頼。・深夜までメールで朝の問題の対応でやり取り。--------2024.05.23 木曜 晴れ。■朝のプライヴェート車検でクルマを見積もりを取ったガソリンスタンドに預けに行く。代車は日産Noteだ。あまり特徴のないクルマだが運転しやすく癖も無く、もうレンタカーにぴったりだ。だが全くトキメキがない。午後、連絡があり更にステアリングのラックブーツが要交換と。プラス8000円で今回の車検は税金や自賠責保険も含め総額129,838円となった。我が家のクルマの費用を概算してみると年平均で・車検（自賠責や重量税含む）：65,000円・自動車税　　　　　　　　　：39,000円・自動車保険　　　　　　　　：20,000円・燃料費（5,000km走行、燃費16km/L、@165円/L)：52,800円合計：176,800円実に高い。ガソリン代を別にすればレンタカーなら25日間は借りられるほど。普段ほとんど乗らないので保有はただの無駄遣いかもしれん。■仕事・昨日のゴタゴタを何とか収める。・定例会議１本。・午後のベンダー会議、なんと4時間もの長丁場。前半はほとんどブレインストーミングで。後半はダレてしまう。■夜のプライヴェート職場に忘れ物をしたという次女を今朝乗り始めたばかりの代車に乗せ、取りに行く。自分の運転でついでにヨメも同乗して。忘れ物回収後、近所の回転寿司スシローへ。だがびっくり、もはや回転しておらずベルトコンベア＋軌道分岐器で自席まで注文した品を届けてくる仕組みになっていた。以前のようにコンベアにランダムに皿が流れる、というスタイルではない。無駄な食材は行きも無く、新鮮で、衛生的かも。えらく満腹し、夜に帰宅。--------2024.05.24 金曜 晴れ。■仕事・会議2本。新規参画プロジェクトのシステム構成案を。・書類作成、メール回答。■プライヴェート仕事を終えた後、昨日のガソリンスタンドへ代車で向かう。車検は無事終了したとの連絡があった。車検を終えたクルマ、少し走ると、ギシギシきしみ音が。こんなんだっけ？代車が新しく近代的設計でかっちりしてるのか、1997年製のシビックフェリオ、サンルーフまで空いてるので剛性が低すぎるのか。なんかブレーキのフィールも弱くなったような。ちゃんと整備したんだろうな。そのまま次女の職場へ。ピックアップ後、へらつかのららぽーと湘南へ向かう。次女も車がえらく軋むと言っているのでやはり何かあるのか。ららぽーとに到着。ヨメと集合して買い物するはずなのだが、連絡が取れない。ヨメは自宅にスマホを置き忘れたまま外出してたからで、困ったな。その時自分のスマホに番号非通知で着信が。ヨメが公衆電話からかけてきてたのだった。なんとか合流。閉店時間近くまで買いものして帰宅。

  2024.05.20

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  2024.05.19 空港バスも予約しとく

  日曜、曇りのち雨。朝、庭掃除。その後は自宅から一歩も出ず。壊れたミニコンの代替品など買い物もしたかったがなんだか出かける気がせず。『風来のシレン』やらたまったビデオを観て時間を溶かしつつ、午後、また急激に眠くなり夕方まで。疲れてるのかな？夜、次のロードバイクの計画を少し変更。北海道を走るが、離島にも行ってみよう。へらつかから羽田空港行きのバスも予約しておく。​【ふるさと納税】北海道礼文島産天然利尻だし昆布（バラ）1kg　【昆布 海藻 のり】

  2024.05.19

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  2024.05.18 旅の準備

  土曜、晴れ。午前はまた庭木の剪定。間もなく夏、ほんとあっという間に伸びる。ゴミ袋1つ分の枝葉をゲット。観葉植物の葉っぱを喰っているなにかの黒い幼虫もゲット。午後、GW中にたまったテレビ番組の録画をやっつける。カルト教団に強奪されたプルトニウムを回収する話の『ミッションインポッシブル フォールアウト 』を見てるうちに昼寝。話がちょっと小難しすぎ。アクションは素晴らしい。​ミッション：インポッシブル／フォールアウト 4K ULTRA HD + ブルーレイセット(初回限定生産)(ボーナスブルーレイ付き)【4K ULTRA HD】 [ トム・クルーズ ]​夕方、ヨメとドラッグストアへ買い物。日焼け止めを。近々また長距離のロードバイクの旅を計画中で準備の一環だ。前回の旅はみちのくの最果て、青森で終わったので今後は北海道でも行こうかな。

  2024.05.18

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  2024.05.13～17 ミニコン壊れる、20年しか使ってないのに

  プライヴェートでいろいろなものが寿命に達しつつあることを実感する今週の平日日記。2024.05.13 月曜 雨。■仕事・書類書き数件・2時間の長時間会議で要件定義後の優先度決定など■プライヴェート2003年頃にホームシアター用に買ったオンキヨー製のミニコンが調子が悪い。数年前からフロント左スピーカーの音が温まるまで出なかったり、数日前から起動時に謎のノイズが出てたりしたが、今日はでかいノイズとともに室内に焦げるような異臭が。あわててコンセントから抜く。夕方、アンプ内蔵のサブウーファー、SWA-M1Aを分解してみる。電解コンデンサでもイカれたかと思い基盤を目視で検査してみる。整流回路のダイオードになにか怪しい汚れを見つけたが、テスターも何もないのでこれが原因かわからない。だいたい、一部のアンプ出力側のチャンネルで音が出ないことと関係がないし。組み立て直し通電する。おかしなノイズはなぜかでなくなったが、センタースピーカー用の出力がなく無音だ。いい加減な知識でこのような高出力のアンプを修理して使うのは危なそうだ。もう20年も使ったし寿命とあきらめ新調しようかな。--------2024.05.14 火曜 晴れ。■東京仕事・定例会議で午前はいっぱい。・新規参画プロジェクトのシステム、世に放つ前の最終審査。合格だ。・コンサルとの長時間会議。自分は発言少な目。宿題がいつの間にか終わってて、ほっ。・新世界制覇システムもバージョンアップ版を世に放つ準備完了。満員電車で帰宅。--------2024.05.15 水曜 晴れのち雨。■仕事・定例会議3つ、印度＆アメリカ、コンサル、新規参画と。・雑用。データ抽出したり、いつも真の原因を理解せず反省なく同じミスを繰り返すヤマゴヤさんにPC操作を教えたり。・新規参画プロジェクト、成果物を世に放つ。--------2024.05.16 木曜 晴れ。■仕事・朝、ボスとまたお金を使う相談。・つづいて定例会議。今週やったことややり残しを説明。・データ抽出等の雑用。・新規参画プロジェクトの次のステップの話。大人数でわいわいがやがや。・ソフトベンダーの新商品売り込みの会議。--------2024.05.17 金曜 晴れ。人混みを避け10時に時差出勤。ほとんど報道されないが都内では人口当たりのコロナ感染者数がぶりかえしてるとか、なんとかで。帰りの電車でもずっと咳をげほげほいわしてるおっちゃんがいて、やだな。■東京仕事・お金を使う申請書類書き。・長時間会議1本、落としどころがよくわからない内容。メノシタさんのプレゼン内容が枝葉末節ばかりで方針や背景の情報ゼロ、他の出席者が全く理解できていないので中断してもらう。仕切り直し案の相談会になってしまった。・砂漠の国、ワッフルの国の人らと会議。新世界制覇システムのプレゼンを。使ってくれるかな？珍しくぎゅうぎゅう詰めで立ったままの通勤バスで帰宅。

  2024.05.13

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• 2024.05.12 復旧作業

  日曜、晴れ。自宅にこもる日。あまり出かける気がしない。ゴールデンウィークで散在したし、遊び過ぎで疲れがたまっているのかもしれない。体が休みを欲している。午前はブログ書いたり庭の草むしりしたり。午後はまたまた『風来のシレン』で貴重な時間を溶かしたり。

  2024.05.12

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  2024.05.11 車検の見積もりを取るが引き際かもしれない

  土曜、快晴。■朝の車検見積もり2年に一度のクルマの車検の見積もりに、前回も頼んだガソリンスタンドへ出向く。1時間ほどの予備検査のあと、実車を見ながら見積内容を説明してもらう。エンジンルームの下を覗く。フロントアクスルまわりがしっとり油漏れ。担当者曰く、パッキンだかガスケットが劣化しているかも、根本解決はオーバーホールだがもしやるなら中古車が1台買えるくらいの金額という。買ってから27年、走行距離11万キロだとこうなるか。見積もり結果は重量税なども含め総額で13万円くらいだ。・とりあえず車検を通すよう、下回りの洗浄とシール剤の塗布をする・エンジンオイル(1万キロ程度替えていない）、いくつかの劣化したゴム部品を交換など。整備と車検の日程を決め、今日はいったん帰宅。​シビックフェリオ Vi（ホンダ）【中古】 中古車 セダン ゴールド・シルバー 金色 銀色 2WD ガソリン​■買い替え検討昼、ヨメと湘南平へ散歩。暑い。汗をかいて頂上へ。千畳敷広場の上空でのトンビとカラスのドッグファイトを見物。ベンチに座って相模湾を眺めながらのヨメとの話題は車検のこと。買い替えならスズキのジムニーシエラが欲しいが、納期はなんと2年だ。あるいは、もう保有などせずレンタカーでもいいかもしれない。普段はせいぜい２週間に一度乗るかどうかだし、買い物でもめったに使わないのだし。下山し、本屋で雑誌『昭和40年男』を買いつつ幸せな名前のカレー屋でランチ。また汗をかく。■午後色々帰宅後『岸辺露伴は動かない - 密漁海岸』の録画を視る。前半は＜ジョジョの奇妙な冒険＞第4部の、東方仗助と虹村億安のトニオ・トラサルディーのレストランでのエピソードを露伴と泉鏡花で置き換えている。面白い。だが後半に入ると寝てしまった。また後で観よう。昼寝からよみがえったのは夕方6時。​【中古】【輸入品・未使用】スタチューレジェンド 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 トニオ・トラサルディー​夜、大学のクラブのOB会。WEB会議で。自分が参加しないイベントの計画の話で、あまりノれず。

  2024.05.11

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  2024.05.07～10 『三体２ 黒暗森林』が電車本になる

  長期休暇のあと現実世界に蘇生する今週の仕事日記。2024.05.07 火曜 小雨のち曇り。■東京仕事混んだ電車に乗って出勤。まずはボスに長期休暇中に特に異常がなかったことを報告。・チーム員などで定例会議数本。今週やることの思い出し大会。・と思ったら休み中に世界制覇システムにトラブルが起きてたことを知り、調べもの。・ソフトベンダーとWEB面会、またデータベースの新機能の紹介。各社、AI連携だのなんだのと競争が激しいがどこがデファクトスタンダードになるかな？・コンサル定例会議。休み明けからいきなり全力疾走の案件色々。--------2024.05.08 水曜 晴れ。■仕事・新規参入プロジェクトの会議が3つも。まだまだ立ち上げ期間中、みんな未経験で右往左往で相談事が多い。・アメリカ・印度定例会議。東北縦断旅の話を5分ほどもしてしまう、スマホの写真を見せながら。・ベンダーとお金を使う相談。人が手配できるとかできんとか。--------2024.05.09 木曜 晴れ。■仕事・新規参入プロジェクト、会議2つ。・コンサル定例会議。週に4時間もやっているが長いなさすがに。--------2024.05.10 金曜 晴れ。■東京仕事電車で東京へ。・定例会議・データを減らすとデータベースの計算が速くなるかどうかの実験結果を見る。たしかに速くなるようだ。仕事にもう使わない古いデータを消していいかどうか、ユーザの矢面に立つ部門とこれから相談。■プライヴェート発売されて間もない文庫版『三体２　黒暗森林』を通勤電車で読む。かなり面白い作品だ。4人いる面壁人の個々のエピソードが長いが、冗長でもなくどんどん話に引き込まれる。久々のヒット。​三体2　黒暗森林 上 （ハヤカワ文庫SF） [ 劉　慈欣 ]

  2024.05.07

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• 2024.05.06 日記の日記

  月曜、晴れ。11連休の長さに渡ったゴールデンウィークもついに終わり。色々あったが印象深いのは東北縦断ロードバイクの旅、特に二戸から十和田湖までの激坂だ。そのような旅の日記を書いてこのブログにアップする、という日のブログを今書いてたりして。この日は自宅でずっとそのようなことをしていて、他にやったことを良く憶えてないなあ。

  2024.05.06

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  2024.05.05 休み

  こどもの日の日曜、晴れ。久しぶりに外出しない日。ゴールデンウィークは動き回りすぎて少々お疲れモードだ。午前、少し庭木の剪定とか草むしり。その後、ヴィデオゲーム『風来のシレン5』で時間を溶かす。昔みたいに徹夜で遊ぶ、とまではいかないが。​不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス

  2024.05.05

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  2024.05.04 Oi! FESTIVAL 2024 暴れに行く

  土曜、晴れ。休暇9日目。■午前の散髪近所の散髪屋へ。一昨日の東北ロードバイクの旅の時も少し気になっていたのだが前髪が視界に入って。最近髪が伸びる速度が上がったようで前回から1か月半しかたっていない。その後電車に乗って新宿へ。午後から新宿で開催される音楽イベントを見に行く。高校の先輩らのバンド＜捕虜収容所＞が出演するのだ。この街に来るのは次女の入試の手続き以来4年ぶりくらいだが相変わらず人だらけ。よほどのことがない限り来たくない街だ。歌舞伎町にあるライヴハウス新宿LOFTへ。■Oi! FESTIVAL 2024・・・というイベントを観に来る。Oiパンクのバンドが15組も出演するイベント。6年前にもここで行われたイベントで、Cockney Rejectsのステージを生で見ていたく感動した覚えがある。開演直前に入場すると、人だらけ。ハゲ、モヒカン、タトゥー、ドクターマーチンの靴などパンクファッションのいかつい奴らに交じってなぜか小さい子供もいたりして。我らが＜捕虜収容所＞のメンバーも到着。イノウエさんやイソベさんと近況報告。ノジさんはもう定年とか、シマバヤシさんは関東に引っ越してきたけど新宿は怖い街だ、なんてな話を。リハーサルのあと、本番開始！演奏リストは鉄板の構成だ。『チンゲにシラッガー』『FUCK屋けんちゃん』アレンジ版の『FUCK YOUR PRIDE』や『パンツ一丁！』が好きな曲だ。おっ、『I believe in SAKE』も。イノウエさんはお酒を止めたはずだがこの歌はいまだに唄う(笑)。終盤でいつものようにイノウエさん、全裸になる(笑)。あれ？全裸ではなくちんちんにはカヴァーが。ここ数年のスタイルだ。終演後にきいたら、やはりコンプライアンスが尊重される時代、こうせざるを得ないと。でも全裸のパンクがいたっていいじゃあないか、と思う。いなくてもいいとも思うけど(笑)。最期の『チン コマ ンコ音頭』では観客の大合唱も巻き込んで大いに盛り上がり、30分の笑撃のステージはあっという間に終わり。お疲れ様でした。フェスティバルは夜10時ごろまで続く。数組見たがどれもまっとうなパンクバンドばかり、THE ERECTiONS. というのが好みのリズムとサウンド。最期まで観てたかったが、連日の長時間ライドのためか燃料切れ、ばててきたのでバンドの店番をするイノウエさんに挨拶しつつ5時すぎに会場を後にする。う～ん、バテた！

  2024.05.04

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  2024.05.03 ロードバイク旅の後始末と今日も長旅

  金曜、晴れ。長期休暇8日目。朝、昨日までのロードバイク東北縦断旅行で使ったテントを庭で干す。1日しか使わなかったが雨に降られて、フライシートが少ししっとり。昨日のうちに洗っといたザックなどもぶら下げた物干し竿はぎゅうぎゅう詰め。午前、ヨメと久しぶりに散歩。数か月ぶりにブラジル料理屋へいこうと川の土手を延々歩く。数キロ歩いて着いた、と思ったら今日は休業日。やむなく近くの台湾料理屋へ。量が多くしこたま食う。帰り道は豊田村のブックオフ（レコード2枚ゲット）したり、マッダ～ナ～でおやつ食ったり。今日の散歩は12kmほどだがクタクタだ。ロードバイクの長距離旅行のあと、休んどけばよかったかな？帰宅後には旧葉っぱだらけになった庭木を剪定したりして過ごす。夜、ヨメが背中が痛いという。見るとぽちぽちが。帯状疱疹らしい。どうする、どうなる？

  2024.05.03

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  2024.05.02 ロードバイクで東北縦断 浅虫温泉～青森 八甲田丸見学して超特急はやぶさのグランクラスで居眠り

  木曜、快晴。東北地方をロードバイクで縦断する旅、6日目は最終日。休みは5月6日まであるが、混雑を避けて平日に移動するため、自転車の旅は今日でおしまい。走るのは浅虫温泉から新青森駅までの20km程度の短距離（下図の白線を右から左へ）。■浅虫温泉からの陸奥湾の眺めホテルで起床。大浴場で朝風呂に浸かりつつ、このホテルの売りの一つ、陸奥湾の展望を楽しむ。はるか西方に尖った雪山、たぶん岩木山、凪いだ海では青函フェリーが２隻函館へ行くのと青森に来るのがすれ違う様子が、一番手前にはこんもりとした湯の島が浮かんでいるのが良く見える。今朝は快晴で視界が良い。じっくり見てしまう眺めだ。温泉そのものも、ゆったり広く適温で他の客も少なく最高だ。続いてレストランで朝食。種類が多い地元の料理だ。とくにねぷた汁が旨味が良く出ていて美味。この宿、ビジネスホテルの2倍以上の宿泊費だったが高いだけのことはあり満足。機会があればまた泊まりたい。■陸奥湾春ライド8:30にチェックアウトし、青森駅を目指し走る。R4から眺める陸奥湾の向こうに見える岩木山、ちょっと登ってみたいな。すぐに海岸沿いのわき道に分岐。軽い峠越えだ。今頃桜が満開で青森はようやく春というところか。ここで自転車に軽いトラブル。後輪から異音がするので調べてみる。リアのサイドバッグが少し車輪に当たっているだけ。しかし、バッグを固定していた結束バンドが切れてなくなっていることが判明。細くて扱いやすいのでもともとついていたハーネスから取り換えていたが、この旅の激しい振動でこすれ切断してしまったのだろう。2mm幅程度のものでさすがに強度不足か。とりあえず持っていた予備で縛り直しておく。青森市街に突入すると合浦公園という場所に到達。小休止する。綺麗な砂浜の海水浴場や広場がある。キャンプに良さそうな場所だが、利用できるかどうかはわからない。古い機関車が野ざらしになってたり。■博物館八甲田丸9:45、青森駅に到着。かつての青函連絡船の乗り場が隣接し、現在も八甲田丸が係留されている。駅から続く線路で貨物車を積載するための可動橋も残る。現在は船は博物館になっていて中を見学できるようになっている。今でも青森駅のプラットホームから跨線橋でつながっているタラップから乗り込む。入場料は510円だ。内部は昭和中期の青森の街並みを再現したものや人形、船や鉄道車両の模型などが陳列されている。良かったのはグリーン船室のシートの展示で実際に座ることもできる。広くて座り心地が良く、現代でも通用するだろう。ブリッジも公開されている。舵やスロットル、レーダー装置などが並んでメカメカしている。甲板に出て煙突カバー内の狭い階段を上がる。そこは小さな展望台で港が良く見える。フェリーの煙突内に通路があるとは知らず。順路をたどり車両甲板へ。貨車を中心に大量の車両が静態保存されている。懐かしい郵便車などがある。珍しいのは気動車キハ82や機関車のDD16。現役時代はこれらの燃料を満載して危険で船にとっては死荷重でしかないものを乗せることはなかったようだが。さらに1階層降りるとエンジンルームだ。16気筒のディーゼルエンジン8基、合計12800馬力のマシンは迫力の眺めだ。燃料の臭いが漂う場所。かなり見どころの多い施設、じっくり見学したかったが帰りの新幹線の時刻も迫っており11時過ぎに下船する。■新青森で部品を落とす青森の街もじっくり観光したいところだが気持ちを振り払いロードバイクにまたがる。R7と県道247などを経由し756km地点、今回の旅の目的地、新青森駅に到着。いや～長い旅だったな・・・そして2011年から始めたロードバイクの旅、これで本州はほぼ1周したことになる。四国横断と九州縦断も終わっているので後は北海道だけとなった。あと１～２年で終わってしまうかも知れんな・・・などと考えつつ自転車を分解し輸送の準備をする。後輪を外して輪行用の保護具をはめて、ぽよん。あっ・・・その保護具のクイックリリースのばねが一つ飛んでしまった！そして手の届かない金網の向こうへ・・・あららら。まあ自転車そのものの部品ではないので、まあいいか。■超特急の特等席駅はねぷたの飾りなどが展示してある。いちど本物の祭りを見物してみたいな。お土産を買った後、12:39発のはやぶさ24号に乗る。車両は最後尾のグランクラスだ。今回は荷物が多いし、GW中で混雑する普通車に乗るのが苦痛なので選んでみた。苦難を乗り越え旅を成就し一回り成長した自分はもはや精神的に貴族だッ(笑)といっても過言ではなくこの車両こそふさわしい(笑)​魔少年ビーティー （集英社文庫(コミック版)） [ 荒木 飛呂彦 ]​グランクラスの料金は11,840円でグリーン券の倍くらい、昔の1等車相当だろう。今回は無料で、貯まってJREポイントを8000ポイント使って普通車からアップグレードした。静かな車内、座席は3列で18席しかなく、広々している。ロードバイクの輪行袋も後ろにあっさり置けた。座るとホールド感ありつつゆったりしたシートで電動の調整機能もある。180度フラットにこそならないが、居眠りしやすい大きな角度に倒れる。やがてキャビンアテンダントのおねえさんがやって来ておしぼりやミネラルウォーターをくれつつお弁当や飲み物（飲み放題）の注文を取ってくれる。至れり尽くせりだ。新幹線にしては豪華だが、航空機でいえば国際線のビジネスクラスくらいかな？車内アナウンスがやかましい以外快適な車両は静かで揺れも感じず、座っているとうとうとしてしまう。それでも、ときどき窓から見える並走するR4で今回の旅で通過した記憶のある道が見えたりして。新幹線は6日間もかけて走った距離を宇宙が非現実化するほどの速度で走り抜ける。定刻の16:04に終点の東京に到着。■日常というなんちゃらに襲われる東京駅は大混雑。やはりゴールデンウィークだ。そんななか乗り換えた東海道線は迷惑な10両の短編成ですし詰め。ロードバイクを運んでいたのでさらに狭苦しく。1本遅らせたほうが良かったかもしれん。へらつか駅から自宅までまた数キロ走り、今回の旅はおしまい。長期間留守番しててくれたヨメにお土産のリンゴジュースを渡しつつ、ロードバイクの旅でなくグランクラスでの体験をべらべらとしゃべる。さあ、次は北海道攻略作戦だ！

  2024.05.02

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  2024.05.01 ロードバイクで東北縦断 二戸～浅虫温泉 十和田湖への地獄の峠越え & 津軽三味線超絶テクニック

  水曜、快晴。東北地方をロードバイクで縦断する旅、5日目。二戸から十和田湖を経由し浅虫温泉までの約160km、体力的に一番キツいが眺めは最高だった日。二戸のホテルで起床。予想以上に快適だった客室でコンビニおにぎりを喰って装備を整え、7:20に出発。今日も肌寒くカッパを着てロードバイクにまたがる。■地獄の峠越えR4を30分ほど北に走れば青森県境、さらに数キロでR104との三差路に到達。ここで左折し十和田湖をめざす。とくに渋滞も無くダンプカーが目立つ程度で交通量は少ない。ニンニクが名産という田子町の街道、カカシがずらりと。このまま数が増えると以前ロードバイクで四国を横断した時に祖谷のカカシ村でみた不気味な光景になるかもしれん。その町役場のあるあたりで青森県道21号方向に右折する。この道が大変だった。街の北側の河岸段丘への登りで始まる。目を疑うような急坂で立ちこぎだ。丘の上に達すると人家は途絶え、ゆるい登りが十和田湖まで30kmあまり続いている。いまごろ菜の花が満開だ。進むにつれ勾配がどんどんきつくなる。15%程度の急勾配の場所もありあまりのきつさに自転車下り押し歩いてしまう。体力の消耗が激しい。何度も休憩し、スマホのGPSで現在地点を確かめたり他に緩いコースがないか確かめたり。でも通信圏外でデータ無し。とにかく前に進むしかない。高度は上がり沢に雪まで残る、もう5月なのに。一番きつい峠を越えると獣が全く見当たらない牧場の跡があったりする。11:10ごろ、迷ケ平、県道21号とR454の合流点に到着。朝から数回目の飲み物休憩。すでに出発後4時間近く。ロードバイクにとっては本当にきついコースだ。左折しR454をたどると一瞬秋田県側に入る。プチ峠か。川に残雪がどっさり。こんなとこでキャンプすると凍えるかもしれない。再度県境を越え青森に入る場所、見返峠という。越えたら急に下り坂で、身体も楽に。やがて十和田湖が見えてきた！思わず声が出る、やった～！ついた！11:50、十和田湖畔のR103との三差路に到達。二戸から4時間もかかってしまった。■運休十和田湖たどり着いた湖畔には宇樽部桟橋があり、記念撮影。いい眺め。見覚えのある遊覧船が数隻、係留されている。2009年7月に家族で青森旅行した時に乗ったっけ。いまやどれも錆ついて不稼働らしい。数年前、客が来ないので運休したというニュースを聞いた覚えが。フラットな湖畔道路を反時計回りに15分ほど走ると子ノ口に至る。バスターミナルや遊覧船乗り場、いやげもの屋兼レストランなどがあるエリアだ。＜みずうみ亭＞でランチ。観光地価格で一杯1100円もする天ぷらうどんを喰うが、特筆すべき点はない。喰いながらスマホをいじって今夜の宿を探す。浅虫温泉、キャンプ場もあるようだが温泉にじっくり入りたいので旅館を予約。食後は湖の風景にしばし見とれる。苦労してきて登って来たし眺めはいいし、じっくりと。宿も取れたことでホッとする。■奥入瀬渓流へ子ノ口には水門があり奥入瀬渓流が始まっている。ここからは渓流に並行するR102をたどる下り坂だ。12:45頃、出発。何か所か美しい渓流や幅広で迫力のある滝（銚子大滝）、2段重ねで高い落差のもの（雲井の滝）、などなど風光明媚で清涼な渓流があちこちにあり、いちいちロードバイクを下りて見に行ってしまう。いずれも国道すぐそばにあり立ち寄りやすい。2009年にも見たはずだがまた見たくなるものばかりだ。渓流だけでなく山の緑、春の花も見事。桜の季節だ。途中の石ヶ戸でトイレ休憩（以前来た時より駐車場が増えていた）、十和田市の町までは緑のトンネル、ずっと下りでペダルをほとんど踏まずに慣性走行。午前中の地獄の上りで得た位置エネルギーをあっという間に失う。15:13、道の駅奥入瀬に到達。十和田の市街地の手前だ。ここで小休止。大きな公園があるところ。十和田の市街地に入ると遠くに尖がった雪山が見える。八甲田山かな？青森に到達する他のルートはR103で酸ヶ湯温泉経由で八甲田山を超えるルートもあるが避けた。あまりにも前回来た時にクルマで走ったことがあるが相当な急勾配で、今日はもう体力切れで。■夜間走行やらかすここからが長かった。青森市南部の山塊を迂回するため、R4で野辺地に至り陸奥湾沿いにぐるりと浅虫温泉まで走ることになる。緩いアップダウンが連続し、夕方の通勤時間帯でそこそこ交通量の多い道だ。勾配はそれほどきつくないが、とにかく遠い。十和田湖からはなんと90kmもあり、午後から走るにはちょっと長すぎ。まあ、標高1000m越えの八甲田山よりはましなんだろうが・・・途中の野辺地で海に到達。展望台から向こう岸の下北半島に無数の風車が見える。その後も走る。日が暮れどんどん暗くなる。浅虫温泉手前の小さな半島の峠越えあたりで結構しんどくなる。薄暗いし上り坂だしエネルギー切れだし。なんとか頑張りきって19時過ぎ、真っ暗になるころ浅虫温泉のホテル＜南部屋・海扇閣＞に到着。予想以上に長かった・・・■津軽三味線大迫力チェックイン後夕食に街を出る・・・が小さな温泉街はラーメン屋が1軒空いているくらいで何もなし。近所のコンビニでお弁当を買って（店員がレンチンするときデミグラスソースを爆発させてしまった）ホテルの部屋でわびしくもぐもぐ。珍しくアルコールをゲット。地元の桃川というメーカーの金松というブランド。さらっとして飲みやすくロードバイクで渇ききった身体に吸い込まれるが、はまるほどではないかな？ホテルのロビーへ。五雷えり柰という人の津軽三味線のミニライヴを観る。津軽弁のトークを織り交ぜつつ高速リズムの民謡を数曲披露。力強く精密なバチさばきがかっこいいな。ニンジャウォーリアーズというヴィデオゲームのZUNTATAの名曲『Daddy Mulk』を思い出した。​タイトー レトロゲームミュージック コレクション 2 アクション クラスタ [ ZUNTATA ]​■ひろびろ温泉ライヴのあと大浴場へ。広い浴槽、客も２～３人しかおらずゆったりできた。あまり熱くなくいい温泉だ。露天風呂もあるが、見えるはずの陸奥湾は真っ暗で、なにか船の光が見えるようでもあるがはっきりせず、青森市街のギラギラした灯りが左手に見えるのみ。温泉を堪能した後、バクスイ。今日は距離も時間も長かった。

  2024.05.01

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  2024.04.30 ロードバイクで東北縦断 北上～二戸 非わんこそば&ぼろぼろ国道4号線

  火曜、曇りたまに小雨。東北地方をロードバイクで縦断する旅、4日目。北上から二戸までの約130km、1日かかっても大きな岩手県から出ることができない。■雨上がり真夜中にかなり強い雨が降ったがテントは浸水もなく無事。ロードバイクも輪行袋をかぶせてたがサイドバックに少し水が溜まってしまった。屋根のある炊事場に置いとけばよかったな。撤収し9時過ぎに出発。うすら寒くレインコードを羽織って。まずは盛岡を目指しR4を北上する。相変わらず特徴のない、沿線に小さな街が点在するまっすぐな道だ。かなり長時間走るが、記憶に残ったのは懐かしいヨコハマタイヤの大昔のキャラクターの看板を掲げたなにかの廃屋だ。子供の頃これが気持ち悪いというか怖かった覚えがある。■ぱりぱり天ぷらそば昼過ぎ、盛岡市街に到達。名物のわんこそばを食べたいのでカーナビでソバ屋を検索、最寄りの店に入ってみる。わんこそば ＜直利庵＞（ちょくりあん）なんとわんこそばは現在提供していない、ということで普通の天ざるを注文、やむを得ず。味・・・◎。天ぷらがさっくさくで大変旨い。盛り付けが良く、そばも箸でつまみやすいよう一口単位でまるめてざるに盛ってある。一つがわんこそばサイズなのかも。量は非常に少なく満腹はせず。価格・・・1500円。観光地価格だろう。アコモ・・・街のソバ屋風。テーブルが７～８卓だが、２階もあるようだ。混雑しており注文してから食べるまで20分ほどかかった。サービス・・・前述のとおりわんこそばがサービス停止中で大変残念。ゴールデンウィークで混雑するからなのだろうが・・・■ちょびっと観光直後、盛岡市街を少しうろうろ。岩手銀行レンガ館という古そうなヨーロッパ風の建物が。盛岡にこんなものがあるとは知らず。少し眺めて通り過ぎる。近所に盛岡城址。石垣が残っている。これもさらっと眺めるだけで中には入らず。今回の旅の目的は日本一周のコース塗りつぶしなので、世界遺産レベルの名所でない限り観光はしない。■また峠道R4に戻らず、地図上で距離の短いR455をたどってしまう。よくやるミスなのだが、短いコースは山越えが多くここもそうだった。住宅街を抜ける道かと思ったら最初からかなりの急勾配、丘の上のニュータウンの先は北上川のダム湖沿いの人煙絶ゆる山道だった。まあ、交通量が少なく眺めは良かったが。■みちのく一人旅道の奥、とはよく言ったもので進むにつれどんどん寂しくなるR4。この先二戸までは大きな街も無く田んぼや山あいばかり。とくに特徴のある名所も無く写真も少なく記憶もあいまい。たんぽぽがでかいな。16:44、R4最高地点の十三本木峠に到達。下の写真は手振れで不明瞭だが標高458mとある。ここから先は軽い下りのようで、文字通り峠は越えた。近所に東北本線が走る。鉄道にも難所のようでトンネルがあったりする。複線電化だが新幹線が開通してからは交通量は激減してるようで、この旅でも短編成のローカル電車や貨物が通るのを数回見かけた程度だ。標高が高く高緯度のためか、今頃桜が満開、へらつかから1か月遅れくらい。ところでこの道、国道ながらひび割れや穴が多くボロボロだ。大型トラックなどが多いためだろうが、補修するお金がないのかな。自転車で走るとパンクしそうで危ない。40分ほど慣性走行、地図を眺めてたまたま見つけた小鳥谷という小さな集落の国指定天然記念物、藤島のフジという高さ20mの巨木を見物しに行く。老木で多数の支柱が添えてある。シーズンのはずだが藤の花は見当たらず残念。代わりに足元に咲いてたこんな花に見入ったりして。■二戸へ引き続きR4を北上。二戸市街の手前の折爪馬仙峡で断崖絶壁の眺めが見える。ちょっとしたものだが、じっくり見るほどでもないかな？それにしても街の手前までこのような険しい地形で囲われている二戸はまるで城塞都市だ。日も暮れた18:30ごろ二戸シティホテルに到着。ビジネスホテル風だが廊下に映画のポスターが掲げられたりしてちょっといい感じだ。大浴場には天然温泉もある。ロードバイクを部屋に持ち込むこともできてサービスも良い。ホテル近所のレストランで夕食。洋食　＜フルハウス＞ビーフステーキ定食を注文。味・・・◎。スープが滋味、ロードバイクで一日走った身体に染み込むことこの上なし。野菜サラダも肉も染み込む染み込む・・・価格・・・1800円ほど。アコモ・・・テーブル6卓くらい。街の洋食屋さんの体裁。アクセス・・・街の中心を貫く県道274号沿い、ホテルやコンビニの集まるエリア。味に満足し、コンビニで明日の食糧を仕入れつつホテルに戻りいつものように洗濯して爆睡。

  2024.04.30

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  2024.04.29 ロードバイクで東北縦断 仙台～北上 モナリザ的中尊寺金色堂

  月曜、晴れ。東北地方をロードバイクで縦断する旅、3日目は仙台から世界遺産の中尊寺金色堂を経由し北上市までの約130kmあまり。今日も長く感じた。■懐かしい昭和電車の仙石線仙台郊外スーパー銭湯のホテルで起床。朝食を腹に詰め込む。レストランはビュッフェ形式で騒がしいが、味は良い。日焼け止めを塗りたくり出発したのは7:45頃。途中で中尊寺の見学を予定しており少し早めに。陸前高砂駅のそばの踏切、やってきた電車は大学生の頃に加古川駅でよく見かけたふる～い、懐かしい形式のもの。仙石線は昔から数世代型落ちした旧式が集まることで有名だ。■山越えしてしまう地図上で近道となっている宮城県道40号を走るが、けっこうな山坂道だ。少々遠回りでも仙台でR4まで出たほうが良かったかもしれない。汗をかきつつ古川のあたりでR4に再合流する。■朽ち果てた車掌車は物置あまり記憶が定かではないが、特徴のないR4をひたすら北上し出発から5時間、12:45頃に岩手との県境も近い金成パーキングエリアでランチ休憩。ドライブインが集まる場所だ。ラーメン ＜金成ラーメン＞野菜ラーメンを喰う。味・・・○。不思議なことに身体に染み入らない。味が特徴がないからかな？価格・・・700円くらい。アコモ・・・プレハブながら広い店内、座席多数。サービス・・・ライス食べ放題。アクセス・・・R4の前述のPA沿い。駐車場は広大だ。店の裏手に大昔の車両が3台。ヨ5000形かな？ぼろぼろで朽ちつつある。もったいな・・・くはないか。■平泉へ食後、R4は山に入る。何度かのアップダウンの末、13:25に岩手県との境目の峠を突破。小さな看板があるだけだ。一関の市街地で県道300号へ左折ししばらく走る。14:00過ぎに中尊寺に到着。ちょっとした門前町になっている。広い駐輪場にロードバイクを置く。寺の入り口で別のロードバイク乗りに声をかけられた。3日前に東京を出発したという。自分も同じ日に茨城出発なのでこの人はかなりの俊足だ。青森の最北、大間岬を目指しているという。自分も一度は到達してみたい場所だ。カメラのシャッターを押してもらった後、別れる。観光客だらけの坂を15分ほど歩く。■中尊寺金色堂はモナ・リザに匹敵するやがて小山の頂上の寺院エリアに到着。拝観料1000円を払って金色堂に向かう。お堂はシェルターの建物に覆われており、中は撮影禁止となっている。中に入る。おお・・・まるで巨大な仏壇だ。金ぴかだが軒のあたりは古そうな部分も見えたりして、900年前の古いものなのだと感じさせる。じっくり見物したくなる素晴らしい工芸品だが、シェルター内でさらにガラスで囲われており数メートル離れた場所からしか見えず細部がよくわからない。残念だ。これではまるでルーヴル美術館のモナ・リザではないか・・・シェルターを出るとそばに移築された先代のシェルターがある。中はがらんどうで、ビデオが上映されている。昭和中期に行われた金色堂の修復作業の様子だ。螺鈿細工の装飾の修復の手間暇など、これをやろうとした人の根性というか執念が感じられる内容で面白かった。15:30ごろ、お寺を後にし再び走り始める。■北上市のキャンプ場その後もR4を延々走る。時々自販機で飲み物休憩しつつ。R4沿いのイオンスーパーセンター金ケ崎店に立ち寄りキャンプ用の食糧、予備乾電池などを調達。日暮れの18時過ぎ、北上総合運動公園内の大堤公園キャンプ場に到着。ここは穴場だ。ゴールデンウィークだが他に数組の利用者がいるだけで、フラットで広いサイトだ。トイレや炊事場もあるが無料で利用できるようである。今夜は雨が降る予報が出ているので木の下にテントを張る。設営後、少し散歩。隣接して野鳥もいる池があるが人造のように見える。まあ、いい眺めではある。夕食はスーパーで買ったパック寿司。ちょいわびしいが。バーナーでお湯を沸かす。いままで登山用のEPIガスを使っていたが、今回は入手性の良いイワタニのカセットコンロのカートリッジが使えるものを新調。平地の自転車旅行ならこれでもいいだろう。火力は強く、500ccくらいの水なら2～3分で沸騰する。折りたたむと握りこぶし大とコンパクトでなかなか優れものだ。21時ごろ就寝するが、真夜中に雨が降ったりして時々目が覚めてしまう。​イワタニ Iwatani カセットガス バーナー ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB アウトドア キャンプ ジュニアバーナー【送料無料】【bousai_d19】

  2024.04.29

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  2024.04.28 ロードバイクで東北縦断 いわき～仙台 帰還困難区域を高速突破

  日曜、快晴。GW中に東北地方の太平洋側を縦断するロードバイクの旅、2日目はいわきから福島県を縦断し、宮城県は仙台まで走る。■放射能が気になりコース取りに迷う駅前のホテルで起床。朝飯喰いつつ今日のコースを検討する。選択肢は二つ、山越えして郡山に出てR4を北上するか、海岸沿いのR6か。前者は登りは大変だが近隣に猪苗代湖などの観光地もある。後者は高低差は小さいが福島第一原発事故の放射能が気になるところ。スマホで原子力規制委員会のWEB、放射線モニタリング情報共有・公表システムを参照してみる。原発近所の帰還困難区域の空間線量率は1マイクロシーベルト/時超で、いわき駅前より2桁以上濃い。これがどのくらい身体に悪いかは分からないが。ホテルをチェックアウトし駐車場のにいちゃんと雑談。「どちらまで行くんですか」「青森です」「ええっ自転車でそんな遠くまで」「仙台までのコース迷ってるんですよ郡山経由か海沿いか」「やっぱり放射能、気になりますか」「ええ大いに」「もう気にするほどではないですよ国道沿いは除染も進んでますしそれに放射性物質は風に乗って北西に飛んでますから10キロ20キロ内陸走ったって同じ事ですよ」きけばこの人、例の原発で震災後に作業員をしていたという。「私も何年か原発で働きましたけど体は何ともないですよ健康診断も年2回受けてましたし」「いや～大変な仕事ですよねすごい」「それほどでも。給料はすごくいいんですよ来てた他の人らもそれ目当てですからね」う～ん。健康よりもお金という人もいるのだろう。結局、海側のコースを選ぶ。国道は除染が進み、最近は通行止めも解除され徒歩や自転車でも通行可という事実と、薬も毒も量が重要で短時間での通過ならあまり問題は無いという予想が根拠だ。このような場所は近寄らないのが最善だが、アップダウンが少ないのは魅力だし。前置きが長くなったが7:30、出発。■R6の状況いわき市内のR6は非常に交通量が多いが10kmほど走り四倉港あたりに至るとクルマがぐっと減る。この先に用事のある人はあまり多くなさそうだ。フラットかと思っていたが数十メートル程度の小さい峠が連続し案外アップダウンが多く体力を消耗する。9時前、末続のコンビニで休憩。ついでに昼食用のおにぎりなんかを買っておく。この先の帰還困難区域にお店が残っているかどうかよくわからなかったからだ。■東京電力廃炉資料館10時ごろ、原発事故の資料館に到着し見学。受付や展示案内など職員らがやたらと腰が低い。例の事故で怒鳴りこんでくる客や近隣住民などいるのかもしれない。最初にシアターで東日本大震災での水素爆発までの経緯の映画を観る。津波で電源喪失、冷却水が蒸発、メルトダウン、水素ガスが放出不能、爆発の流れがよく理解できる。観てて映画『シン・ゴジラ』を思い出してしまった。館内展示は経緯と廃炉計画（少なくとも40年以上かかるという）、あの高さの津波を想定してなかったといった反省点がメインだ。再発防止については説明はほとんど見当たらず。個人的意見としては、この手のシステムは安全側にこけるような設計に改修すべきだろう。電源を当てにせずたとえば重力を利用したなにか原始的かつ確実・自動的に停まる仕組みなだ。あるいは原子炉などでなく、核融合発電の研究開発にお金を使ったほうがいいかもしれん。作業用のロボットが多数展示されている。水圧駆動など、濃厚な放射線の中でどうやって耐障害性を上げているのか興味が涌く。資料館の庭のベンチでコンビニおにぎりを喰って休憩し、11時ごろ出発。■帰還困難区域のしもたや街道R6を数分北上し帰還困難区域に突入。クルマはまれにしか見ず歩行者など皆無。沿道に店舗がちらほら並んでいるがどこももちろん休業中、駐車場に草が生えたりしている。放置されタイヤがぺちゃんこになっているクルマがいたり、玄関先にバリケードが作られた住宅、耕作放棄され草ぼうぼうの田畑など、まさにゴーストタウン。R6のわきには封鎖されたり、門番に通行証を見せないと進入できない道が多数。この区域は見るべきものはなく放射能の事もありさっさと通過してしまいたい。道路の電光掲示板には空間線量率が表示されている。下の写真では0.655μSv/時とある。年間換算だと約5.7mSvもあり、日本の平均自然放射線(2.1mSv/年)の2～3倍程度らしい。やはり長居は無用だ。出典：環境省『放射線による健康影響等に関するポータルサイト』■津波で消えた街昼頃、浪江町に入る。R6からそれて海側に向かう。ここも斜めの電柱、草生した畑など続き無人らしい。大地震の直後に津波がきた場所で、今やがれきなどは撤去され何もない更地になっている。一か所、慰霊碑があるくらいだ。地平線が見える。その中にポツンと建造物、震災遺構 浪江町立請戸小学校があるので見学してみる。津波の被害を受けた校舎がそのまま展示されている。教室は海側の壁が壊れ、吊り天井は落ち、構造材が丸見えだ。備品も砂まみれ。給食室は津波で押し流された重たそうな機材が山側に積み重なってしまっている。自然のパワーの凄まじさに驚く。参考になったのは順路にあちこち展示してある、絵本風に描かれた児童たちの脱出と避難の経緯だ。津波が来たらさっさと高い所に逃げる、というのは参考になる。校舎の2階は浸水しなかったのか比較的綺麗で、さまざまな展示がある。「津波など来るはずがない、今まで来たことがないんだから」といって避難せずその後行方不明になっている住民のなまなましい話や、海に呑まれた街の写真などなかなか凄い。自分の住む街に津波がやってきたらすぐ逃げられるよう、体を鍛えておこう・・・13時ごろ、小学校を出発。■南相馬のとんかつランチまた腹が減ってきた・・・小学校近辺は何もないので請戸川沿いに走りR6に戻る。R459との交差点にある道の駅＜なみえ＞に立ち寄るがフードコートは夥しい人で大混雑中、待ち時間がもったいないので先に進む。1時間ほど北上、南相馬市の街道沿いでたまたま見つけたとんかつ屋でランチ。とんかつ　＜大甕(おおみか)＞とんかつ定食を注文。味・・・○。カラっと揚がっている。量が多くロードバイクで腹の減った身体は満足。缶コーヒーがついてくるが、なんだか貧しい感じがしてしまう。価格・・・1000円ほどアコモ・・・テーブルやカウンターが20席ほど。カジュアル。アクセス・・・R6沿い、駐車場は広い。■津波除けの大構造物食後、先を急ぐ。もう15時前、今日中に仙台に着きたいがまだ70kmほど先で4時間はかかるだろう。スマホのGoogleMapsのナビ機能を頼りに北上する。歩行者向けのルートをたどると時々国道を外れ農道を走らされたりする。常磐線と並走する。見える電車は最近のJR東日本の標準的なデザインであまりカッコよくないな。17時前、気づくと宮城県に入っている。ストロベリーラインこと県道38号を高速走行。真新しい舗装、歩道も広くまっすぐで信号も勾配も段差もほとんどなく大変走りやすい。後日調べたら津波で破壊された旧道の代わりにJRの常磐線の旧線を転用したものらしい。そういえばいかにも鉄道路線的なコース取りだ。道路は防波堤も兼ねているようで、右側に海が見える。38号線の尽きるところ、小さな町を抜け海岸に出てみる。大規模な防波堤が消失点を描き南北方向に延びている。魂が吸い取られそうな眺めだ。こんなものを作ったとは・・・見とれている場合ではない。日没が近づいてきた。18時、仙台空港隣の公園、千年希望の丘に到着。眺めのいい築山があるが、津波の避難所になっている。そういえば大地震の時、仙台空港も津波が押し寄せたんだっけ。海はすぐそばにある。■夜間走行日が暮れてしまった。予約しているホテルまでまだ17kmほどあり、先を急ぐ。また農道とか、池の土手、あぜ道などおかしな場所ばかりナビゲートされてしまう。この手の場所は街灯も無く危険なので自然と低速走行になってしまう。くねくねと走り回り、19時過ぎになんとか宿に到着。土浦から309km地点、仙台市郊外の高速道路沿いにあるスーパー銭湯に付随するホテルだ。夕食はホテルのレストランでステーキを。名物の牛タンではないけど。食後は広い露天風呂で一息つく。暗闇走行のあとだったのでホッとする。一応天然温泉らしい。

  2024.04.28

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  2024.04.27 ロードバイクで東北縦断 土浦～いわきは特徴のない道

  土曜、曇り。休暇2日目。今日から約1週間の予定でロードバイクの旅に出る。2011年に始めた日本一周の旅、今回は茨城県の土浦からスタート、ひたすら北上し青森まで約760kmを走るもの。コースは下の図、左下から出発。1日ごとに色を変えてある。持ち物はロードバイク(GIANT DEFY3 2011年モデル)、リアキャリア、輪行袋、ヘルメット、リュックサック、雨具、キャンプ道具一式（1回しか使わず）、着替え2組、洗面具、スマホ、クレジットカード、現金（あまり使わず）、体力、気力、財力など。■アプローチ早朝、荷物をクルマに乗せヨメにへらつか駅まで送ってもらう。東海道線で新橋まで。乗り換えで常磐線の土浦まで2時間余り。ここはちょうど10年前に霞ヶ浦から自宅まで走った時のスタート地点だ。今日のコースは下の図の青線を下の土浦から上のいわき駅前までの146kmで茨城県を縦断するもの。距離は長いが観光ポイントはほとんど無いようだ。茨城といえば霞ヶ浦かひたち海浜公園くらいしか思い浮かばない。駅前で自転車を組み立て、8:27にスタート。■記憶に残らない道スタートするがうすら寒く、すぐ停まって雨合羽を着こむ。1時間ほど走り、16km地点の街道沿いにあるなか卯で遅い朝食。和食　＜なか卯＞ 茨城石岡店炭火焼親子丼を。注文して1～2分で出てきたのでレトルトだろう(笑)。味や価格、アコモデーションなどは日本全国に多数あるほかの店舗と同じだ。食後、R6を北上する。片田舎の特徴のない風景が続く。畑、小さな町とファミレス群、中古車屋などの連続。特徴が無さ過ぎて印象に残らず、記憶もあまりない（この日記は8日後の2024/5/5に書いている）。11:30ごろ、水戸市街地に到達。駅近くの水戸城址を少し見物する。丘を登るとなにか門がある。中には入らず。興味がないことはないが、青森まではきっと多数の観光地があっていちいち立ち寄っていては時間が足りない。引き続きR6をたどり12:30ごろに東海村に入ったあたりで今度はランチ休憩。中国家庭料理 ＜餃子坊＞ 東海店酢豚定食を注文。味・・・○。よくある台湾料理屋のスタイル。日本人向けの味付け、おかずの種類や量がやたら多くコスパは良い。価格・・・850円くらいアコモ・・・カウンターやテーブルが数個づつ。腹が爆発しそうなほどパンパンになり、旅を続行。薄曇りの空の下、R6をだらだらと北上するが前述のとおり特徴なく印象に残らない道路だ。14:20ごろ、常磐線の日立駅。太平洋を望むガラス張りの駅舎が話題だ。駅には入らず駅前広場から海だけ先眺めて進む。北茨城市に入ると、2011年の大地震の名残がちらほら。道沿いに津波避難タワーがあったりする。16:16、茨城と福島の県境に到達。岬をこえる小さな峠となっている。超えると広い砂浜が広がるがとくに海水浴場やキャンプ場も無く。このさき仙台までは海岸線はこの調子で、津波やら放射能やらでとてもキャンプができるような場所は確保できないのだろう。18:12ごろ、いわき市に到着。昔は平といってた大きな街で、いわき駅前のビジネスホテル（道中にWEBで予約しておいた）に泊まることにする。一泊5400円とえらく安いホテルだ。チェックイン後、夕食は駅前のでかいビル、LATOV内の鮨屋で。寿司　＜おのざき＞常盤もの七浜握りを注文、地魚だ。ほかに鉄火巻も。味・・・◎。小田原の地魚と同じくらいうまい。まあ、同じ太平洋の魚だ(笑)価格・・・合計2000円アクセス・・・いわき駅前日中は灰色の風景の中を走っていた印象であまり楽しくなく、夕食は豪華にしたいと思っていたので大いに満足して店を後にする。食後、数百メートル離れたショッピングモール＜ヨークベニマル＞で明日の朝食や行動食をゲット。ホテルに戻って洗濯したりして爆睡。

  2024.04.27

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  2024.04.26 ロードバイクで東北縦断 プロローグ

  金曜、晴れ。■ロードバイクの整備ゴールデンウィークの休暇1日目。今日は有給休暇を取って明日からのロードバイクでの東北縦断旅行の準備を。まずは自転車の整備。3月の伊豆大島一周で外れてしまったサイクルコンピューターの車速センサを新しい結束バンドで付け直し、真っ黒な油汚れのチェーン掃除して注油して。近所をぐるっと回って試運転。専門店で修理したブレーキは良好、変速機も正確な動作で快適。最期に分解し輪行袋にいれ車に乗せておく。リアバッグにはキャンプ道具や着替えを詰め込んで。雨具や灯火類も入れておく。■時間余った午後、昼寝したり『風来のシレン』で遊んだり。でもこれなら、きょう東北に向けて出発しても良かったかな。

  2024.04.26

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  2024.04.22～25 30年余り賃金の上がらない国、日本

  ゴールデンウィークに向け浮足立ってしまう今週のシステム開発日記。2024.04.22 月曜 晴れ。■仕事書類書き、ケツたたきを。■プライヴェート次女が初の夜勤で昼過ぎ出勤してゆく。帰りは明日の午前らしい。身体を壊さないようにしてほしいものだ。自分だと耐えられない仕事だ。--------2024.04.23 火曜 晴れ。■東京仕事会議がなんと5時間。■プライヴェート帰り、品川駅構内の本屋で買い物。本日発売で平積みの中国産SF小説『三体II 黒暗森林』上下巻、さっそく買って通勤電車内で読み始める。冒頭で明らかになる、三体人が嘘をつく概念が無いというのが衝撃的だ。分厚い本なので読破に時間がかかりそうだ。​三体2　黒暗森林 上 （ハヤカワ文庫SF） [ 劉　慈欣 ]​--------2024.04.24 水曜 雨。■仕事アメリカ定例会議やら書類作成やら。■プライヴェートヨメがiPhoneを買い替え。なんと10万円突破だ。お金持ちというかなんというか・・・自分は携帯電話にはそこまでお金はかけない。だいたい、PCよりも高いとは。2時間ほどかけて旧スマホをバックアップ、新規筐体に復元など実施。この作業、新旧のiPhoneだけでもBluetooth通信で完結する優れもの・・・のはずが、2回続けて終盤で失敗してしまうので、PCのiTunesソフトを使って作業。めんどくさ。--------2024.04.25 木曜 晴れで初夏の陽気。■出張へらつか市内の事業所に出勤。・午前、定例会議のほか調べもの多数。・午後、長時間会議2本。うち一本の半分は毎回同じ話題が繰り返される定例のもの。眠気を追い払うのに大変な内容。こんなの、大人数でやらなくても良い。・夕方、本日締め切りの書類作成を3本。なんとかやり遂げ、明日からの長期休暇に影響しないように仕事を締めくくる。■プライヴェート下の子が初任給をもらったという。基本給は自分が33年前にサラリーマンを始めた時よりもちろん多いが、でも数万円程度、日本の失われた30余年の停滞は凄まじいものがあるな。

  2024.04.22

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  2024.04.21 防災グッズ棚卸

  日曜、晴れのち雨。■生き残りたい午前、ヨメと防災グッズの棚卸。非常食で日切れが近いものを日常食に回し。氷砂糖などは無期限という感じだが、レトルトや水でもどして食べる牛丼の類、井村屋の＜えいようかん＞はそろそろ日切れ。驚いたことに全体の30%程度の食品が棚卸対象となった。​井村屋 えいようかん(60g*5本入*8箱セット)【井村屋】[備蓄 防災 長期保存]​■旅費がどえらいさらにヨメと6月の旅行の準備を。交通機関と宿泊施設の予約を完了。国内ながらちょっと遠い所に行くが、飛行機代が数万円もして。ローカル線で競合がいないからかな？細かい行動計画はもっと詰める必要がある。​ハセガワ SP469 1/12 12たまごガールズコレクション No．11'白凪みくも'(くノ一) 未塗装レジンキット SP469​ランチは昨日も食った幸せな名前のカレー屋のマトンカレーをテイクアウトで。満腹した後、リビングで3時間ほども爆睡してしまう。いつも眠くなるこのカレー、なんか入ってないだろうな(笑)

  2024.04.21

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  2024.04.20 #三体 観る

  土曜、曇り。午前、庭で草むしり。昼前、買い物に。近所の本屋でジョジョランズ3巻をゲット。帰りに幸せな名前の印度ネパール料理屋でカレーを喰う、買ったマンガを読みつつ。う～ん、最近のジョジョ、絵柄がずいぶん見やすくなったし話もシンプルでわかりやすいが、面白いかどうかは相変わらず微妙だ。​ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 3【電子書籍】[ 荒木飛呂彦 ]​豆カレーは旨かった。その足であちこちのスーパーで夕食の買い物など。小田原でブリが豊漁と聞いて魚屋に行くが１サクで2700円と数年前の3.5倍であきらめ、スーパーで1/4くらいのをゲット。■『三体』午後、ネットフリックスで『三体』を観る。最近買った同名小説の映像化作品。​三体 （ハヤカワ文庫SF） [ 劉　慈欣 ]​原作をかなり端折った内容だが、第4話終盤の＜智子＞誕生から地球への派遣とハッキングのくだりは非常によくできている。後日原作も読んだが、あれ？これはマンガ『度胸星』に登場するなぞの高次元の存在、テセラックにも似て。パクりかな？テセラックは宇宙船を押しつぶすほどの質量がありそうだからちょっと違うか。​新装版　度胸星（1）【電子書籍】[ 山田芳裕 ]​それにしてもアイディアのぶっ飛びかげんにくらくらする。早く続きを観たくなる作品。だが、動画配信は全8話、自分が小説を読んだ4話までで観るのをやめておく。ネタバレ防止だ。

  2024.04.20

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  2024.04.15～19 #浮世絵ビートでGO！GO！GO！ 参戦

  おんなのひとと知り合いになって舞い上がってしまう今週のシステム開発＆プライヴェート日記。2024.04.15 月曜 晴れ。■在宅仕事・月次のやっつけ書類仕事を数本。・注文書を書く仕事。海外で謎の企業。上流工程のスタッフが不慣れで情報不足が多く、調べものや待ち多し。--------2024.04.16 火曜 晴れで風の強い日。■仕事へらつか市内の事業所に出張。・午前、定例会議数本、リモートで。・午後、ベンダーと顔を合わせての会議。もう数か月の付き合いでWEB会議では顔は知ってたが実物では初対面の人もいて、名刺交換。コロナの事もあり、お互い、最近ほとんど名刺交換しなくなりましたよね、なんて話しつつ。--------2024.04.17 水曜 晴れ。■在宅仕事・最近、苦情を申し立てることの多いアメリカ会議2本。・ほかのベンダー会議。新しいことを始めているのでこちらも先方も手探りで。自分は似たようなシステム開発の経験が比較的多く、既視感のある物事だらけだが。■プライヴェートだいぶ先に予定している旅行の計画を立てる。とりあえず飛行機を予約。しかし、コロナ明け以降交通費の高騰が半端ないな。--------2024.04.18 木曜 曇りのち雨。■在宅仕事・定例会議2本。・午後、先日名刺交換したベンダーとの定例会議。元同僚がトンチンカンな時間の無駄になる質問ばかりしている。ずっと前から何度も出席しているはずなのに。いつも内職でもして話を聞いていないのかな？リモート会議の悪い点はここにある。会議に集中してない者が多いような。カメラをオフにしている人は怪しい。--------2024.04.19 金曜 晴れ。■仕事請求書処理、スタッフのケツをたたく仕事に終始。■プライヴェート仕事帰りに地下鉄都営浅草線で浅草へ。Pink浅草のレコードイベント＜浮世絵ビートでGO！GO！GO！＞を観に行く。バンド＜捕虜収容所＞のヴォーカル、鮫肌文殊さんもDJとして回す。雷門の前を通り（7時すぎくらいだががらがら）、会場のある雑居ビルへ。窓から漏れるどピンクの光でわかりやすい場所だ。すでに開場し音楽が流れる中、鮫肌さんに挨拶。と思ったらすぐこの人の順番が回ってきた。1周目は篠原涼子の『恋しさとせつなさと心強さと』や真心ブラザーズ『ヘイヘイブギー』など、最近発売されたアナログ盤など。ツカみのディスク構成かな？現役ナースDJのキミエさんに声をかけられる。＜メンフィス兄弟。＞でのイベントで何度か見かけたことのある人で、顔を覚えてくれてたらしい。SNSで友達になってもらい、かなり嬉しい(笑)。他にも別のDJイベントで顔見知りの西城秀樹ファンの人々も来てたりしてなかなか賑やかなイベント。DJブースの背景もヒデキの昭和時代のライヴ映像が流れてたりして。鮫肌さんの2周目はアジア歌手による日本の唄のカヴァー集。歌はともかく、台湾アイドルのジャケットなどなかなかええ感じ。途中でみんなで記念撮影、自分も写りこむ。ちょっと名残惜しかったが10時前にお暇、2時間かけて帰宅。

  2024.04.15

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  2024.04.14 2024年冬アニメ感想文

  日曜、晴れ。■庭掃除・・・を朝にやる。春になって一斉に雑草が生え始めたが、年末に設置した防草シートと砂利は効果てきめん、そこだけ生えてこない。■冬アニメ今年1月からのアニメが一通り最終回を迎え、たまった録画をようやく観終わる。なかなか豊作で楽しい作品が多かった。面白かった順に感想を書いてみよう。『勇気爆発ブレイバーン』ここ10年の最高の奇作・傑作だ。最初は『ガンダム』や『境界戦機』のような小難しい話のリアルさを狙ったロボットものかと思ったがさにあらず。全く意味不明な敵の真の目的や唐突に登場する主人公ブレイバーンの正体、なぜこのようなヒーローが生まれたかなど、バカバカしい話ながら案外本格的なSFでもあり良作だ。テイストは『トップをねらえ！』に近い。作画や挿入歌（主人公のロボットが自分で歌ってしまう）、キャラクターデザイン、暑苦しくゲイっぽい登場人物たち、昭和のロボットアニメ風の演出も楽しい。​オリジナルTVアニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」 ババーンと推参!バーンブレイバーン/双炎の肖像 [ ブレイバーン(CV.鈴村健一)/イサミ・アオ(CV.鈴木崚汰)/ルイス・スミス(CV.阿座上洋平) ]​『僕の心のヤバイやつ』なんだか中学生の頃を思い出してしまう甘酸っぱい作品。見るたびに床を転げまわってしまいそうになる。最終回の告白シーンは映画のようで感動ものだ。原作マンガの修学旅行の女子部屋でのある重大なスケベエピソードは省略されてしまい残念。​僕の心のヤバイやつ 8 （少年チャンピオン・コミックス） [ 桜井のりお ]​愚かな天使は悪魔と踊る悪魔ものでラブコメで。魅力はかわいいキャラクターデザインと、下品なギャグに尽きる。​愚かな天使は悪魔と踊る 第1巻【Blu-ray】 [ アズマサワヨシ ]​シャングリラ・フロンティアVR異世界ゲームもの。戦闘シーンの緻密な描写、主人公たちがいかにして敵に勝つかの戦略が楽しい。​シャングリラ・フロンティア（1）エキスパンションパス　～クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす～ （講談社キャラクターズA） [ 硬梨菜 ]​ぶっちぎり？！高校生ケンカもの。主人公たちはみんな明るく楽しくスポーツのようにケンカをするのがなんだか爽やか。千夜ことアラジンの魔法のランプの精みたいなのが主人公に取りついてすごく強くなる、というのは『ジョジョの奇妙な冒険』第3部以降のスタンド能力みたいな。最終回に明らかになる、学校の先生が通い詰めるキャバクラの嬢の正体に笑ってしまった。​ぶっちぎり?! Vol.3【Blu-ray】 [ 内海紘子 ]​道産子ギャルはなまらめんこいラブコメ＆ハーレムもの。他愛のない話が続くが、なぜかみんな性格の良い登場人物が良い。エンディングテーマの『わやわやわー！』も秀作。​わやわやわー！​ダンジョン飯異世界＆グルメもの。モンスターを料理するというのがユニークで、意外な食材が多数登場し意表を突くのが面白い。​TENITOL ダンジョン飯 マルシル フリュー フィギュア 【9月予約】​美味しんぼ料理もの。1980年代の作品の再放送。話はやはり面白い。ちょっと説教臭い所もあるが。バブル時代の描写が今となっては価値観の変わってしまった事も多く見ていて懐かしいやら滑稽やら。​My First DIGITAL『美味しんぼ』キャラクター ア・ラ・カルト VOL.3 海原雄山 大激怒編(1)【電子書籍】[ 雁屋哲 ]​宇宙よりも遠い場所南極観測隊に加わる女子高生が親の呪縛を解くまでの話。作画が秀逸。ストーリーよりも南極観測はどんなものなのかに興味を惹かれる作品。​宇宙よりも遠い場所 2【Blu-ray】 [ よりもい ]​SYNDUALITY Noir　第2シーズンAI＆ロボットバトルもの。ワンパターンのバトルの連続だった第1シーズンに比べストーリーが大幅に良くなった。主人公ノワールの正体、分離したもう一つのAIの目的など答え合わせが面白い。ちょっと作画崩壊はあったかな。​SYNDUALITY シンデュアリティ Figure-rise Standard ノワール BANDAI バンダイ プラモデル​うる星やつらリメイク版。原作のマンガにかなり忠実だが、メガネ君があまり出てこない点が物足りない。登場人物がほとんど全員頭がおかしいので、ちょっと不気味に感じるときがある。​うる星やつら DVD BOX 3(完全生産限定版) [ 高橋留美子 ]​キャッツアイこれも再放送。まあまあ面白く3姉妹のキャラクター魅力的だが、全般的にストーリーが大雑把で無理な点も多く、作画も粗い。今見るとちょっと古すぎかな。​新品 PURE Anri BEST ピュア 杏里 ベスト (CD) オリビアを聴きながら 悲しみがとまらない キャッツ アイ ドルフィン・リング 思いきりアメリカン​メタリックルージュロボット3原則もの。キャラデザイン、舞台設定、バトルなど1980年代末期風のアニメだ。バトルアクションの描画が良い。話が難しすぎて最後は何が何やら。​メタリックルージュ Blu-ray BOX(3枚組)【Blu-ray】 [ 川元利浩 ]

  2024.04.14

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  2024.04.13 えっ #七国峠 まで歩いてきたの2024

  土曜、晴れ。ここ数年、桜の時期の恒例行事、へらつか西部の七国峠近所の愛宕神社にヨメと花見ハイキングする日。往復15km程の散歩だ。10時ごろ出発、てくてくと日向岡というバブル期に造成されたニュータウンのある丘を越え、秦野に抜ける古い街道を延々歩く。途中の神奈川大学（閉鎖されつつある）キャンパス隣のコンビニでおやつや飲み物を買いつつ、最後にちょっとだけ山を登った先の愛宕神社に着いたのは正午ごろ。去年は3月下旬に来たいつもの場所だ。神社の隣の無人の公園、セメントのテーブルに腰掛けランチ。ヨメが作ってくれたおにぎりやコンビニの食い物をパクパク。桜はかなり散っているが暖かな気候の中、スマホのApple Musicで音楽を聴いたりしてのんびりと。公園の裏手に丹沢山系を背に見事な桜がぽつんと満開、毎年見るが絵になるなあ。1時間半ほど過ごし、来た道を歩いて戻り始める。途中、小川に鴨。旨そうだな・・・途中の人里、吉沢の桜も見事だ。春満開。3時過ぎに帰宅。今日も歩きまくり汗かいてちょいへとへと。

  2024.04.13

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  2024.04.09～12 #輝け!日本のレコード大将 参戦

  現実世界に戻る、今週のシステム開発日記。2024.04.09 火曜 雨。■在宅仕事久しぶりの仕事・・・といっても有給休暇で1日休んだだけだが仕事のキャッチアップに数時間。メールをざっと読んだ後、・定例会議3本・しょうもない注文書書き仕事が回って来る。人が足りない証拠だ。・ボスボスが資産の減価償却がおかしいとか何とか。調査するが、ボスボスの単なる勘違い。・ベンダーと長時間会議。なんだか、急にしょうがない日常に戻った感じがする。--------2024.04.10 水曜 晴れ。■在宅仕事・書類書き仕事。・午前、アメリカと印度会議。細かい実装の話が出るが、ベンダーの設計部門に任せたい話だ。--------2024.04.11 木曜 晴れ。■在宅仕事開発中の新規プロジェクトのテスト担当割り振り作業。スタッフの工数が足りず、自分まで駆り出されてしまう。仕様設計は楽しいがテストは楽しくないな。前任者が仕様を決めたそのソフトのテスト、仕様そのものがちょっと変だ。でも今はとにかく仕様通り動くかの確認だけ。--------2024.04.12 金曜 晴れ。久々に東京に出かける、仕事しに。■仕事データベースPaaSベンダーと面会。新機能紹介を受ける。AIなど流行しているのがわかる。そして、データベースのみならずWEBなどの機能にも手を広げようとしているが、上手くいくかな？■秋葉原の印度料理定時に仕事を切り上げ、秋葉原へ四半期に一度の野暮用。たまたま見つけた印度料理屋で夕食。印度料理　＜アールティ＞なんちゃら豆のサラダとマトンのビリヤーニを注文。味・・・◎。ピリ辛で変わった味のサラダがなかなかうまい。汗の出る辛さのビリヤーニも旨く、満腹する。価格・・・2000円ほど。ランチはもっと安いようである。アコモ・・・テーブル5卓ほどで狭い。サービス・・・注文を取る人、調理人、給仕が完全に分離しておりそれぞれプロの仕事をする。いかにも印度的だ。アクセス・・・秋葉原駅の高速道路側出口、から徒歩3分ほど。神田川を背にした非常に入りにくい雰囲気の雑居ビルの2階にある。まあまあ当たりのお店だ。大混雑の秋葉原駅前、人混みをかき分けなんとか駅にたどり着き山手線でぐるっと渋谷へ。30分くらいかかる。■渋谷オルガンバーのヘンな曲これまた金曜の夜で大混雑の渋谷駅ハチ公前のスクランブル交差点で人混みをかき分け、オルガン坂近所のバー＜オルガンバー＞へ。2週間前にヨメと来た場所だ。今日のイベントは放送作家の中野俊成氏・鮫肌文殊氏主催の＜輝け！日本のレコード大将＞で、数か月ぶりに見物する。鮫肌さん、今夜もおこんばんは。常連客のミトさんともつい最近会った気がするがいろいろ近況報告を。イベント開始。今日のテーマはヘンな曲、パチモノソング、勝手にカヴァー、偽物ソングなど(笑)。この手のレコードを見つけてくる鮫肌さんの独壇場で、印象に残った曲は・誰かの結婚式の録音での唄・空手バカボン『バカボンの頭脳改革』より『来たるべき世界』。原曲はYMOの『ライディーン』だが、歌詞に大爆笑、とくに大槻ケンヂが途中で「♪君に、胸キュン。』とコーラスを入れるあたりが(笑)またじっくり聞きたい曲ばかりだ。最期の、高須クリニックのCMソング曲で中座、湘南新宿ラインの最終電車で帰宅。

  2024.04.09

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  2024.04.08 #吉野山 は満開桜吹雪

  月曜、曇り。サンライズ瀬戸と近鉄特急で行く四国・関西プライヴェート旅、4日目にして最終日。今日はヨメとともに奈良の吉野山に桜見物だ。文字通りの物見遊山。■大国町の食い物屋大国町駅近所のリッチモンドホテルで目覚める。コンビニおにぎりの朝食。だが早朝に近所を散歩したヨメによるとそばに大阪木津卸売市場があり、飲食店も付随するようだ。チェックアウト後立ち寄ってみると確かに鮨屋台や、市場内にも食材を小売りする店舗や飲食コーナーがあり、観光客もちらほら。ここで朝食にしても良かったかもしれない。■近鉄南大阪線の昭和な特急地下鉄で天王寺に移動し、隣接する近鉄の大阪阿部野橋駅へ。ここから吉野まで特急列車で移動する。ネットで1週間くらい前に予約したら最後の2席だったなかなかの人気列車のようだが、やって来た車両はかなりの時代物だ。車内は昭和40年代風のシートで古色蒼然としている。9時過ぎに出発、橿原神宮前を経由し単線をたどり10時半ごろに終点の吉野に到着。桜の行楽シーズン真っただ中で、大勢の観光客がぞろぞろと下車、観光バスやロープウェイの乗り場に向かってゆく。コインロッカー（駅前に多数ある）に荷物を入れ売店で柿の葉鮨弁当を買って桜見物登山開始。■吉野山往復5時間登山歩くコースは下の図左上の近鉄吉野駅から下千本、上千本のエリアを経由し奥千本こと金峯神社までの往復15km。登山と言ってもずっと舗装路で、一部別コースとなるがバスやタクシーでも行くことができる。駅前の商店街右側の路地の急坂を上がる。すぐにロープウェイの山麓駅に着くがさらにわきの道を歩くとすぐ下千本のエリアに入る。山の斜面あちこちに桜が生えているが、ちょっとあっさり目でスカスカした印象。ソメイヨシノは見当たらない。豪奢で好きなんだが最近は病気だか寿命だかで全国的に枯死しているようだ。くねくねとワインディングを登り高度を稼ぐ。徐々に谷の向こう側の山の景色も見え始めてきた。なかなか、見事。満開だ。30分ほどでロープウェイの山上駅に着く。ここは昔、後醍醐天皇の要塞があったというエリアで道路沿いに所せましといやげもの屋が続く。吉野は前から来てみたかったが、ちょっと想像してたのと違うな。ただ桜がいっぱい生えているだけの自然の山だと思っていたのだが。金峯山寺という尾根にあるでかい寺院に立ち寄る。本堂内部でなにか仏像を開帳中らしいが入場料が1600円ほどもするのでパス。そういえば今日はブッダの誕生日で多数の坊さんらがお経を唱えている。特別な日のようだ。尾根沿いに延々と続く商店街を抜け、11:50ごろ中千本エリアに到着。バスターミナルの脇にちょっとした展望台があり、桜も多くいい眺め。ベンチとテーブルが数か所ありランチにする。駅前で買った柿の葉寿司をもぐもぐと。旨し。さらに30分登ると、上千本エリアに到着。道路わきに展望台がある。これまた良い眺めだ。はるか下に先ほどの寺院も見える。思えば遠くに来たもんだ。数分登った先に、これまた崖っぷちの斜面だがここが最高の展望場所だろう。多くの人が見物中。上千本で引き返す人が多いようで、この先は急に人通りが減り露店も無くなる。さみしい山道を歩くと、鳥居が。手前にバス乗り場もあり、そろそろ終点が近いらしい。急な参道を歩き、金峯神社に着いたのは13:15ごろ。3時間近くかかった。この辺りが奥千本エリアらしい。そこそこ桜は生えているものの千本というほどでもないかな。参道わきには巨木の切り株、隙間に植えて10年くらいの桜の若木が多数あり、ソメイヨシノの大量死があったのかもしれない。■Uターンここから下山、来た道を戻り始める。登ってるときは気づかなかったが、ところどころ驚くほどの急坂で良く登ってこれたなと我ながら感心。わき道にそれ高城山展望台に立ち寄る。高度が高いためか桜はまだ蕾、それでも眺望は良い。1週間後に来たら絵になりそうな眺め。また、人里に降りてくる。と、ぷおお～　ぷおお～っ。何の音かと思えば参道沿い、聖天堂というお寺で山伏たちが大集合、なにかの儀式をしている。珍しいなあ。彼らのケツに結わえてある毛皮の座布団のようなものはちょっと欲しいな。登山で役立ちそうだ。15時ごろ、おやつ休憩。工事中の金峯山寺仁王門のそばにある和菓子屋、萬松堂で吉野本葛あいすなるものを。みかんアイスキャンディーに葛が混ぜてあるようだ。冷たっ・・・今日はちょっと暑く、何時間も歩いている身体にしみこむ旨さ。少しもちもちな歯触りも良い。商店街が尽きる場所、朝も通った後醍醐天皇要塞跡の橋の桜も見事。下千本の桜吹雪がすごいことに。まさに満開の桜の季節は終わりつつ。15:30ごろ、吉野駅に戻る。なんと5時間ものハイキングになった。歩き疲れたが、最高の桜見物となった。■京都へ15:38発の急行に乗る。特急列車は満席で予約できなかったがしょうがない。なお列車は急行ながら橿原線に接続する橿原神宮前駅まで各停だ。50分ほどもかかってその乗換駅に到着。同じ近鉄だが線路の軌間が異なるため直通しておらず数十メートル歩いた別のホームに行く必要がある。阪急の西宮北口駅にも似た雰囲気。京都まで特急に乗る。ちょと新しくて豪華な車両だ。セルフサービスながら紙おしぼりのサービスもある。うつらうつらしながら小雨降るなかゆるゆる走り、終点の京都に着いたのは17:42、特急と言いつつ1時間ほどかかった。新幹線の時間まで1時間ほどあったので京都駅構内、1月に来た時にも立ち寄った喫茶店＜中村藤吉本店＞で早めの夕食。今回はニシン茶そばを食べる。非常に旨いが、一杯1700円とは。日本屈指の観光地なのでそれなりの価格だ。食後、お土産（しろくろ赤福餅）をゲットしつつ、新幹線で帰宅。今回の旅は母の法事のついでだったが、日本最後の寝台列車サンライズ瀬戸に乗り、ひたすら山登りの金比羅宮で汗をかき、庭づくりの参考になる栗林公園を愛で、のんびりラクチンフェリーでうとうとし、カオスな特異点を形成する道頓堀に辟易し、桜ど満開の吉野山を目に焼き付け、印象深く豪華で色々味わいのあるものとなった。

  2024.04.08

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  2024.04.07 母の三回忌法事して戎橋で人混みに溺れて

  日曜、晴れ。西明石駅前のホテルで目覚める四国と近畿をめぐる3泊4日の旅、3日目。今日も予定がたくさん。■実家へバスで西神ニュータウンの実家へ。老健施設から一時帰宅している父に挨拶。元気そうだが相続や昔の自慢話などの繰り言をあまり言わなくなった。土産のマンガ『黄金バット　大正髑髏奇譚』第2巻を手渡す。1月の面会で渡した1巻は積読で放置という。あら。兄のメンタルはかなり回復したようで、今日の法事の準備もできていて意外だった。ただ長期の宿題、母の遺産相続等は相変わらず進んでいない。気力はまだまだのようだ。やがて叔父たちも集合、挨拶や近況報告を。ヨメから遅れるとの連絡が。飛行機の故障で法事には間に合わないかも。■ええかげん坊主大聖寺の跡取り息子の僧侶が予定より20分も早く来訪。遅刻は論外だが、ビジネスでは早すぎる訪問もダメだ。この若い坊さん、まだまだ修行が足りない。このような寺とは付き合うべきではないな。まあ、今回が最後だろう。父に自分の葬儀をどうしたいか聞いてみると、特に要望も、宗教的なこだわりも無しというし。法事は時間通り始めさせるべきだったがなし崩しで始まってしまった。父の開会宣言の後、儀式開始。なむなむ・・・読経の最中に途中にぴんぽ～ん。儀式中なのに兄は中座、やって来た弁当屋の対応をしている。儀式が終わったのは予定の開始時刻頃(笑)。本当に段取りがグダグダだ。もう亡くなっているが、母には悪いことした気がするなあ。とくにありがたい話をするでもない坊主が帰った直後にヨメが実家に到着。タイミングが悪かった。そのあと全員で会食。みんなあまり母の思い出話はせず、父の昔話ばかりで。会食後、解散。我々も父と兄に挨拶し実家を去る。■墓参り続いてヨメと二人で母の墓参りに向かう。バスやら地下鉄を乗り継ぎ舞子墓苑へ。納骨堂の前、花を供え、線香焚いてなむなむ・・・今後のことは我々次世代に任せて安らかに・・・オカンはまた一歩、成仏に近づいた。■大阪へ墓地の丘を下り、バスで舞子駅へ。山陽電車で阪神の梅田に向かう。須磨駅でふる～い電車とすれ違う。1973年、幼稚園の頃によく乗ってたがまだ現役とは。5時過ぎに梅田に到着、まっきっきの御堂筋線で大国町へ向かう。駅や車内広告を眺めるが、来年開催の大阪万博、まったく盛り上がってないな。薄暗くなるころ、大国町駅近くのホテルにチェックイン。■なんば～道頓堀探検荷物を置いて夕食に出かける。なんば方向に歩くと、見覚えのある場所、ライヴハウス、なんばベアーズだ。パンクバンド＜捕虜収容所＞のライヴでなんどか来た場所。入口の前で記念撮影しとく。なんばシティを抜け花月の前で記念撮影しつつ千日前筋へ。千房本店で夕食。来るのは30年ぶりくらい、前回は出張で大阪に泊まって以来だ。お好み焼き　＜千房＞ 千日前本店卵焼きみたいなのと、豚玉を注文。味・・・○。普通にうまい。価格・・・二人でドリンクをつけて3300円ほど。高っ！あまり満腹してないがこれはもはや観光地価格だ。アコモ・・・カウンター、鉄板付きテーブル多数。サービス・・・お好み焼きは店員が焼いてくれる。ぴゅっ、ぴゅっ、どぴゅっ。マヨネーズビームのパフォーマンスもあり、味よりは見栄えや雰囲気を楽しむお店に変わっている。レジの後ろのポスター、懐かしいなあ・・・1980年代に関西のテレビCMでよく見た宇宙船だ。船体上部がドイツ軍中戦車、パンサーのエンジンルームと同じでいろんなプラモの部品を組み合わせたものとなっている。ほんと懐かしい。​タミヤ【プラモデル】1／35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.176 ドイツ戦車 パンサーG 後期型 H-4950344997169​食後、繁華街を散策。黒門市場はほとんど閉店してて閑散としている。道頓堀川に出て川沿いに歩く。客を満載した観光船が走る様子はパリのセーヌ川の如しで大阪もお洒落になったな・・・いや。そうでもないか。なかなかみっとも・・・な看板が。ひときわ混雑している戎橋でまた記念撮影。雪印、グリコ、かぜに改源、賃貸住宅情報、サラ金の広告は昔と変わらず。あちこち、しょうがない印象の看板が立ち並ぶ通りを歩く。なんだかなあ・・・目立ったもの勝ちなのかもしれないが。たこ焼き屋で買い食い。街中にたこ焼き屋は山ほどあるが、行列のできてないここに。たこ焼き　＜たこ焼ハウス ビヤ＞たこ焼きを注文。奥から出てきたおじいさんが普段着で目の前で焼いてくれる。味・・・△。タコは大きい。焼く様子を見ているとあまり衛生的でないが、熱を通してあるから大丈夫だろう。ソースの味がいまいちだ。量は多く満腹する。価格・・・600円くらいアコモ・・・席は無く店頭の路地で立ち食い。アクセス・・・戎橋から徒歩10分、千日前商店街にある。口直しになんば駅近所の居酒屋でも入ろうかと思ったがどこもかしこも混雑、とにかく人だらけで少々うんざり。コンビニで明日の朝食を買ったりしつつホテルに戻る。

  2024.04.07

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  2024.04.06 #サンライズ瀬戸 で行く四国の旅2日目 金比羅シン宮登って高松から船に乗って神戸に着いた

  土曜、晴れ。四国旅行2日目。■寝台特急サンライズ瀬戸号の旅未明。がくっ、はっ。目が覚める。電車の減速の衝撃で目が覚めてしまうこと数回、米原近辺、姫路、岡山など。サンライズのB個室の寝台はかなり快適だが、昔の座席タイプの夜行列車は振動や騒音、他の客のいびきなどひどく、熟睡できたためしがなかった。大垣発東京行きの普通列車や1992年頃に乗った急行銀河の座席車は安いが最悪だったな・・・。6:50、瀬戸大橋手前の児島駅を発車。窓の外を眺めると、おおっ、瀬戸内海が。この橋は何度か渡ったことがあるが、いつ見てもすごいな・・・窓の下、海が見える。せっかくの絶景も、窓ガラスは汚れが付着し視界がぼやけている。この鉄橋の眺めは売りになると思うのできちんと掃除してほしいものだ。■高松駅ホームの大写真撮影大会7:27、高松着。まだ終点ではない。週末のみここでスイッチバックし、琴平駅まで延長運転をしている。停車時間は30分間もある。時間つぶしに構内をうろうろする（改札外に出ると琴平行きの乗車券が無効になってしまうので注意）。立ち食いうどん屋がないか探したが、コンビニのみ。駅のホームはこの列車の乗客でいっぱいで、みんな写真撮影中。自分も自撮りしたり90年代スタイルの瀬戸大橋線の電車や見慣れない形式のJR四国の車両を眺めたり。サンライズの285系と比べるとどれも一回り小さい。>いや～、なんだか楽しいな。■終点琴平駅高松で来た道を折り返し、定刻の8:39に琴平に到着。乗車時間は9時間あまりで短めだったが、特別で高揚感を味わえる楽しい旅だった。琴平駅は昭和後期の雰囲気そのまんま。ホームの端には屋根が無かったり、洗面台があったり（蛇口はなくなってた）エレベーターが無かったり。1980年代末期の山陽本線の加古川駅みたいだ。懐かしい、レトロ風味でこれも旅のお楽しみ。近所の琴電琴平駅へ。待合室のコインロッカーにスーツケースを預け身軽になる。■金比羅弾丸登山9時過ぎ、門前町の石段登り口に到着。レンタルの杖があるが、山登りは自信があり借りず。早速785段あるという石段を上がり始める。参道両脇にはいやげもの屋が果てしなく連なり、ときどき鳥居があったりする。馬の銅像のある広場の桜が満開で見事。9:30ごろ、金比羅宮旭社に到着。人だらけだ。展望台もあり下界が良く見える。彼方に富士山みたいな形の山も。讃岐富士かな？奥社はこちら、の看板があるのでそちらに向かう。まだまだ半分くらいだ。老若男女、観光客がぞろぞろと歩いている。山の中だが石板で舗装された道や石段が連続しており、安全に歩いていけるようになっている。9:53、奥社こと嚴魂（いずたま）神社、いや、金比羅真宮とでもいうべき祠に到着。パワースポットと喧伝される場所だが、あまりそう感じない。自分は霊感はゼロ、神社仏閣はありがたみは感じない。建築物がかっちょいいな、とか、巨大なものはどうやって造ったんだろ、と感心することはあるのだが。ここには大学4年の冬にも来た。長い石段の先の山の神社、という覚えがある。当時の写真があったぞ・・・う～ん、若い。暑い。少し休憩して下り始める。25分ほどで先ほどの旭社に到着。さらに人が増え賑わっている。参道わきの桜を眺めたりしつつ下山。途中のうどん屋で早めのランチを。うどん　＜うどん吉田家 琴平＞　こんぴら参道店天ぷらうどんを注文。味・・・○。普通にうまい、典型的な讃岐うどん。特徴がないともいえるが。薄い色の汁も良い。価格・・・800円くらい。アコモ・・・座敷多数で広い。アクセス・・・参道の100段目あたり、鳥居と狛犬がそばにある。参道を引き続き降りる。いやげもの屋を冷やかすが、鬼の人形の置物がちょっとデザインが面白いくらいで、食指が動かず。眺めていると店員のおばあさんに話しかけられる。初めて来たの、いいえ38年ぶりくらいです、そうなのこの辺もちょっと寂れちゃってねえ私はもう60年やってるけどはす向かいなんかもうお店やめちゃってねえ、奥社まで行きましたいい運動になりました、そうよねこの辺りは実は裏に道路があるけど歩くと駅も遠くて大変なのよ、そうなのお兄さん来た事あんのねじゃあお土産はいらないのね、なんてな世間話を。暑いな・・・アイス食ったりしつつ門前町を散策。電柱のない小綺麗な町並みは最近流行りのスタイルだ。伊勢神宮や長良川、姫路あたりにも似て。昼前に琴電の駅に戻り、高松市街に向かう電車に乗る。元京浜急行の昭和中期のかなり古い電車だ。■栗林公園で勉強ときおり居眠りしつつ電車にゆられること数十分、栗林公園駅で下車したのは1時過ぎ。コインロッカーに荷物を入れ（600円ほどもした）、歩いて15分ほどの栗林公園に向かう。2時間ほどかけて公園を散歩する。西側の入り口近く、古そうに見える洋館内に飾られているジョージナカシマという芸術家の家具作品、椅子なんかはいい感じで一つ欲しいところだ（後で値段を調べたら100万円突破するとか…！）。​【ふるさと納税】 受注生産 香川県 高松市 ジョージナカシマ クッションチェア 1脚 家具 木製 広い 座面 ゆったり イス 椅子 いす チェア ダイニングチェア リビングチェア 食卓イス 低め シンプル シングルソファ 綿100％ コンパクト 和風 洋風 送料無料​庭園は広く、あちこちに池や島、やんごとなき人々が手植えた松、巨大な盆栽の体の素晴らしい構図を見せる松、エサくれくれ状態の錦鯉の大群、築山から望む太鼓橋など、観ていて飽きない。自分の庭づくりの参考になる・・・かな？自宅は狭すぎで、今の1000倍くらいの面積は欲しいところだ。ただこの公園、手入れには少しスキがあり雑草や枯れ葉が残ってたりして、金沢の兼六園が100点なら、ここは60点くらいだ。■讃岐名物トッピングうどんを堪能琴電の駅に戻り、3時過ぎの電車で終点の高松築港へ。5分ほど歩きJR高松駅ロータリー前にあるうどん屋で早めの夕食を。2食続けてうどんを食べたくなるのは自称うどん県にいるためか(笑)うどん　＜めりけんや＞　高松駅前店香川によくある、自分で具をトッピングするタイプのお店。肉ぶっかけうどんをベースにサツマイモのてんぷらを付けたものを注文。天かすは入れ放題だ。味・・・◎。まさしく讃岐うどんで旨い。学生時代よく食っていた味だ。量も多く、昼を喰ったばかりで腹が苦しいほど。価格・・・900円くらい。学生時代の相場の2.5倍くらいになった。アコモ・・・カウンター席多数。観光客で溢れかえっているが回転は早くすぐ座れる。アクセス・・・駅のロータリー向かい。あれ？こんなに近代的な駅前だっけ。なにせ前回来てから33年も経っている。腹をパンパンにして次の目的地、神戸に向かう。■そして神戸高松駅前からフェリー専用無料バスで高松東港に移動。10分ほどかかり市街地からかなり離れている。閑散としたターミナルは待合室に自販機やヴィデオゲームがあるくらい。10分ほどで乗船時刻。フェリーに乗る。デッキは4階層、車両甲板も広いが客は20名ほどでスカスカだ。普通の人はバスかクルマで淡路島経由で移動するのだろう。このフェリーを選ぶ利点は自分で運転しなくていいとか、料金が少し安いことくらいだ。二等船室へ。リクライニングシートのある席だが、正面の窓は夜間の航行に支障があるとのことで船員がさっさと遮光カーテンを閉めてしまった。外は一切見えない。この辺もフェリーがいまいちな点かもしれない。出港後、デッキに出る。海は広いな大きいな・・・いや、瀬戸内海は島が多く、波静かででかい湖か川という感じだ。途中、小豆島に寄港する。追加の乗客が数十人増えたが船内は相変わらずガラガラだ。神戸までは4時間近くかかる。暇だ。船室で本読んだり、スマホゲームしたりして時間つぶし。20:20ごろ、明石海峡を通過。デッキに出ていつもは山陽本線の電車などから眺める明石海峡大橋を下から眺める。30年くらい前にも建造中のものを下から眺めたことがあるが相変わらずの巨大さ、よくこんなのを造ったものだ・・・21:15ごろ、神戸港に到着。のんびりした船旅は終了。連絡バスで三ノ宮に移動し、電車で西明石へ。明日は実家で母の三回忌法要だ。実家には泊まらず（泊まりたくない）、前回も泊まった駅前のホテルで就寝。

  2024.04.06

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  2024.04.05 #サンライズ瀬戸 で行く四国の旅1日目 色んな意味で眠れない

  金曜の夜、曇り。今夜から3泊4日で旅行だ。初日はあこがれの？寝台電車で車内泊。在宅仕事を終え、早めの夕食と入浴をすませ、家族にいとまを告げ旅に出る。自宅からは最終バス、へらつか駅からは東海道本線で熱海駅に向かう。今夜乗る夢の寝台超特急、サンライズ瀬戸・出雲の停まる最寄り駅だ。23時ごろ、到着。深夜のホームに降り立つ。電光掲示板にサンライズ号のピンク色の表示が。おおっ、いつもの通勤電車や踊り子号などと全く違う色合いで特別な感じがする。今日これに乗るのだ。わくわく、盛り上がるなあ。サンライズ号は定刻にやって来た。夜明けをイメージした暖色系のはデザインがかっちょええ。乗るのは20年ぶりくらいだ。2号車に乗り込む。静かで各個室へのドアだらけで薄暗い狭く低い天井の通路の二階建て車内、普段の通勤電車とは異次元の世界が広がっている。乗るのは3回目、いままではBソロ個室だけだったが今回は初めてB個室シングルをゲット。立ち上がると天井ギリギリ、カプセルホテルくらいの広さで大部分をベッドが占め、ドアの前は靴とスーツケースを置くともう一杯だ。だが、窓が大きいこともあり圧迫感はない。毛布やパジャマ、プラスチックのコップなんかがある。簡素で豪華という感じではない。窓から外を眺めているとアナウンスも無く静かに出発する。編成内をちょっと探検。狭い通路を抜け、自販機コーナーへ。シャワーが利用できるが、プリペイドカードは売り切れている。残念。そばに小さなラウンジがある。大きな窓と4人分程度のシート、飲料の自販機がある程度で、こちらも豪華ではない。往年の北斗星などのような寝台特急に較べるとなんとも寂しい感じだ。サンライズ号は乗車時間もあまり長くないので、このような中途半端な設備は廃止してA個室を増やしたほうがいいだろう。部屋に戻り外を眺める。自分の個室は1階にあり、窓がホーム床面すれすれでなかなかの迫力だ。静岡を過ぎたあたりで眠くなり、窓のブラインドを降ろして横になるが、時々がくんと列車が加減速する振動で何度か目が覚めてしまう。ワクワクで眠れないかと思ったが、そんなことはなかった(笑)（翌朝に続く）​［鉄道模型］カトー 【再生産】(Nゲージ) 10-1564 285系0番台「サンライズエクスプレス」（パンタグラフ増設編成） 7両セット

  2024.04.05

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  2024.04.01～05 WeaponT家の新たなる旅立ち

  仕事でいろいろ新しいことが起きる、今週金曜の終業時間までのシステム開発日記。2024.04.01 月曜 小雨のち晴れ。新年度が始まる。■プライヴェート大学を卒業をした次女も今日から就職でスーツを着て。ついに子育てが終わってしまった。一人の社会人として立派になってほしいものだ・・・■東京仕事新年度のためかいつになく混雑している東海道線で通勤。職場には異動してきた人が数名いて、部内全体のWEB会議で自己紹介で顔と声を確認。自分は今年も異動も何もなく。午後に自部署配属の人に自分が携わっているシステムの紹介を。こんな日に限ってボスが休暇を取っているので、代わっていろいろ説明したりオフィスツアーしたり。--------2024.04.02 火曜 晴れ。■在宅仕事午前、定例会議多数。午後、ベンダーと新規プロジェクト始動、キックオフを。あまりしゃべる出番なし。--------2024.04.03 水曜 雨。■在宅仕事会議数本。ある打ち合わせでは自分が作った資料のドラフトを数名でレビュー。みんな細かい日本語の言い回しばかり突っ込んで本質的な質問は指摘も無く。いずれ英語に翻訳される資料なのに、時間の無駄だなあ・・・とニュアンスを匂わせつつ。■プライヴェート・午後、かかりつけ病院へ、クルマで。土砂降りだ。待合室て15分待ち、診療3分。薬貰って帰宅。・雨で雪隠詰め。予定では夕方、Jリーグ湘南ベルマーレ対東京ヴェルディの試合を見に行くはずが、雨で行くのを止めてしまう。無料で貰ったチケットなので、まあいいか。昔は結構応援してたチームだが最近はJ1ながら底辺を漂ってるので力が入らず。--------2024.04.04 木曜 小雨。■仕事・午後、データベースソフトの詳細設計担当者とアルゴリズムをああだこうだと打ち合わせ。・ボスと面談、棒茄子交渉。昨年度の計画と実績を整理して開陳。「想定以上の結果が出せたものを述べてください」といわれ、いといろと説明。ボーナス増えるといいなあ・・・・新規配属者に詰め込み教育。・夜、新人歓迎会。近所の居酒屋で。ボスがボスボスに対する悪口大会を始めそうになったので話題転換する。悪口大会は何にもならず時間の無駄だ。そんなのを好むものもいるが、同じレベルには堕ちたくないものだ。振った話題はみなさん、一人づつ最近の楽しく嬉しく気持ちよく、人にドヤがお出来そうなエピソードを話してね、などと。自分は庭いじりでの成功体験を少々。場は和んだので、よかよか。--------2024.04.05 金曜 曇り一時雨。■在宅仕事・午前、資料作成とか前日までに時間不足だった会議の続きとか。・午後、ベンダーと長時間会議。18時ごろ、仕事を切り上げ。■プライヴェート夜、荷物をまとめて一人旅に出る。まずは寝台列車に乗って四国を目指す。（つづく）

  2024.04.01

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  2024.03.31 月末時点で20%の桜

  日曜、快晴。午後、今日のヨメとの散歩はへらつか総合公園へ。桜を見物に来たがまだ20%程度で見ごろは来週だろう。動物園に立ち寄りセキセイインコなんぞを見物。これくらい沢山、でかいケージで飼うと楽しいだろうな。それにしても暑い日、Tシャツ一枚。東京都内は28℃くらいもあったようだ。往復7km程度だが消耗、マッダ～ナ～で買い食い休憩。こんなのでも300円くらいして、日々感じる値上がり。

  2024.03.31

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  2024.03.30 さよならネコのオタル& #DJ道 vol.18 観る

  土曜、晴れ。■ネコが帰ってしまう2月初めに長女から預かってたネコのオタルが帰る日。昼過ぎ、ヨメや長女がそのネコをケージに入れるのに大騒ぎ。家具の上や梁に登ってしまい捕まえるのに相当苦労している。悪戦苦闘の末、自分がはしごまで持ち出してなんとかかんとか脱走防止の洗濯袋に入れ拘束することに成功。かなり暴れたが袋に包まれケージに入れたら大人しくなった。ヨメの運転するクルマでネコと長女はさっさと帰ってしまった。もっと長くいればいいのにな。そしてオタルも。自分にはあまり懐いてくれなかったが２か月近くもいたので名残惜しいぞ。■DJ道というイベント夕方、ヨメと電車で渋谷へ。我らがパンクバンド捕虜収容所のヴォーカル、鮫肌文殊氏も招待選手で盤を回すというので、一番のファン？を自負する自分としては観に行かねば。観光客で大混雑のスクランブル交差点を越え、オルガン坂の会場、オルガンバーに着いたのは18:20頃。すでに開演している。夫婦そろって鮫肌さんに挨拶、今日もヘンなレコード(笑)の選曲、期待してます。会場では主催者でマンガ家のムラマツヒロキ氏による似顔絵コーナーもあったりしてちょっと変わったDJイベントだ。数組のDJやコンビのパフォーマンスを楽しむ。トロンボーンの間奏が入るラップのカップルがかっちょよい。鮫肌さん登場。どこから見つけてきたんだというさまざまなカヴァー曲がおもろ。レギュラーのイベント＜輝け！日本のレコード大将＞やラジオの＜レコ歌ベストテン＞では邦楽のしばりがあるが、このイベントは自由なようで選曲の幅も広く、新鮮でおもろい。わっ、妖怪が。イカ・・・じゃあなくって鳥のような。怪獣バイラスのコスプレをしたおねえさん、コスプレ声ちゃんという有名な人らしい。『もしアニソンがすべて昭和のロボットアニメ風だったら』が良い。好物のアニソンが1970年代風にアレンジされ、燃え上がる。こんな盤、あったのか。■激辛四川ラーメンここでいったん中座、外に飯を食いに出る。新生なったパルコの地階のレストラン街へ。行列ができてしまっている店が多くて鬱陶しいな・・・だれも並んでいない中華料理屋を見つけたので突入。四川料理　＜芙蓉苑＞ 渋谷PARCO店牛肉麺を注文。辛めのラー油が入ったラーメンだ。味・・・○。期待以上で好みの味だ。ハッカみたいな風味がいかにも中華料理で、日本のラーメン屋のものと全く異なる。価格・・・1200円くらいだったかな？最近、どこもラーメンは普通に千円突破してるな。アコモ・・・テーブルやカウンターが多数ある広い店内。ガラガラだ。アクセス・・・渋谷駅から徒歩10分ほど。オルガンバーからは5分くらい。■DJ道再び21時前にDJイベント会場に戻る。高名なDJが多数登場する中、ヨメがファンだというALiVE氏のディスクさばきが圧巻。何回か観たことがあるがディスク間のつなぎがわからないほどなめらか、かつリズムとメロディが継続する選曲になっていて気持ちよい。22:30、エンディングまで堪能し会場を後にする。なかなか楽しいイベントだった。帰りの電車でヨメは爆睡。日付の変わるころ帰宅。

  2024.03.30

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• 2024.03.26～29 ネコ返却の準備

  年度末で忙しい今週のシステム開発日記。2024.03.26 火曜 雨。■仕事・パソコンのレンタル機材見積もり。そんなに高くないものだが、節税とか維持の手間を考えると買わずにレンタルで。といっても最近はずいぶん定価ベースでも安いな。・定例会議2本、欠席者多数で1本流会。・年末にありがちな発注やら資産化などの進捗確認の打ち合わせ。薄い内容だ。・大人数会議。新年度の人事の事も聞くが、自分は無風。・夜、職場の送別会を最寄り駅近くの居酒屋で。外国から日本に転勤した同僚の人々と趣味のことなどで駄弁ってしまい、いなくなる人とあまり話せず(笑)。旅行とかロードバイクとかが話題。--------2024.03.27 水曜 晴れ。■在宅仕事・定例会議4本。多すぎて手を動かす時間が足りず。・手が足りてないスタッフの仕事を割り振る打ち合わせ。期待の若手がガンガン決めてかつ多くのタスクを自分で受け取ってて。がんばってるけど、単に人が変わってるだけで時間が足りてないのは同じだ。それにスキルや経験も度外視で割り当てているので、やっていけるか少々疑問、百戦錬磨のなんでも屋さんでもないのだし。なので、一応決めるがしばらくして問題あればまた軌道修正することに。--------2024.03.28 木曜 曇りのち雨。■仕事・久々の社外の人と対面会議。大人数で名刺交換する。会議を2時間、いまさらなブレストの仕方のレクチャーをなぜか受けてしまう。・ボスと物を買う相談。レンタルは止めだ。・新しいシステムの取説の内容を決める会議。枝葉末節の日本語の文体、言い回しで議論になるが、英訳するんでどうでもよく時間の無駄、勤めて早く終わるよう議事進行する。--------2024.03.29 金曜 暴風雨、庭に少し水がたまるほどの大雨のち快晴。■在宅仕事・午前、書類仕事。今日締め切りの物をいくつか。・午後、単価がやたら高いベンダーやらSaaS屋やらとWeb会議。あるサービスの仕様の選定をわいわいがやがや。・午後もひたすら書類書き。あ、2023年度が終わってしまった。■プライヴェート夕方、久々に長女が帰省。預かってたネコを回収に。でもネコがえらく怯えていて。顔を忘れたのかな(笑)

  2024.03.26

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  2024.03.25 次女の大学卒業式

  月曜、小雨。今日はなんと次女の大学卒業式だ。もちろん有給休暇をとって出席。7:30頃、クルマに次女とヨメを乗せ大学近くの美容院へ。まずは着付け。待ってる間に開店間もない近所のファミレス、ガストで時間つぶし。PCを持ち込んでこのブログを書いたりする。そういえばファミレスは大地震以前は24時間営業だった気がするが、最近は8時でまともな時間に開店。10：00過ぎ、次女をピックアップ。おお～。袴と着物、レンタルながらいかにも女子大生の卒業式衣装でいい感じだ。クルマで数分、大学へ。職員用の駐車場が解放されていたのでそこにクルマを停め広いキャンパスを横切り、卒業式会場のでかい講堂へ。学長らが並ぶメインスタンドのすぐ横に陣取ると、千人は超えていそうな大勢の学生たちの中、正面に次女が見える。式典が始まる。卒業生のビデオメッセージ、学長らの挨拶、首席の学生たちの表彰、校歌斉唱など一通り。自分の大学卒業は1991年だったが、そういえばこんな感じだったなあ。式典終了後、別棟に移り次女の学部学科単位での式典。学部長や学科長、OG、首席学生らの挨拶が。コロナ騒ぎは大変で入学して3年間近く在宅授業だったとか、学生の皆さんは周りの人々のおかげでここまでこぎつけました、とか、社会に出てからの活躍を期待します、などなど。ためになり感動する話ばかりで。そうか、社会に出るのか。同時に自分の子育てが終わりかけていることも実感する。美輪明宏の『ヨイトマケの唄』が脳内無限ループで再生したりして。​ヨイトマケの唄 [ 丸山明宏(美輪明宏) ]​昼の2時前には保護者参加の式典は一通り終わり、謝恩会などある次女を置いて帰宅する。う～ん、本当に卒業したんだなあ・・・このブログに数多の記録がある。2008年3月18日が幼稚園、2014年3月20日が小学校、2017年3月10日が中学校、2020年3月6日に♪高校も出て(当時はコロナのため超短縮、保護者出席も不可の卒業式）、そして今日、2024年3月25日に大学も出た～。ほんと、あっというま。

  2024.03.25

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  2024.03.24 #ライブインクルーシブ2024 観る

  日曜、曇り一時雨■ロードバイク回収朝、修理が完了した自転車を受け取りにロードバイクへ。ヘルメット片手にてくてく歩いていく。前後のブレーキのワイヤーやキャリパー、ブレーキパッドを丸ごと交換、工賃含め2万円もした。ママチャリが余裕で買えてしまう金額だ。ほんと、高いなあ。他にも交換を勧められたが今回は見送ったものとしてチェーンやハンドルのバーテープ、タイヤ等々でプラス6万円、さすがにその金額だと新車を買ったほうがいい気もする。現在の自転車でも2011年から実施中の日本一周が終わるまでは、まあ、もつだろう。フレームやホイール、スプロケットは問題ないというし。ブレーキが復活し快適に走れるようになった自転車にまたがりいったん帰宅。■逗子飯ヨメとクルマ＆電車で逗子へ。ヨメの友人、サッチャンさんのお誘いでライブを観に行く。だがその前に腹ごしらえだ。駅前の商店街の食堂へ。和食 ＜はら田＞とんかつ定食を注文。逗子だと名物は魚料理かもしれないが敢えて。味・・・○。納豆が付いたりして量は多め。感動の味、ではない。価格・・・800円くらいだったような。アコモ・・・テーブルが5つほど。狭いが客でいっぱい。サービス・・・店員のおねえさんがかなりかわいい。分量多めで満腹し、店を後にする。■Live inclusive 2024を観る駅から10分ほど歩きライヴ会場の逗子文化プラザホールへ。ヨメの友人夫婦と合流し会場に入る。7割くらい埋まってるかな？出演者は麻生かほ里、石井一孝。ディズニー映画『アラジン』の声優や歌声優をやっている二人の他、パーカッションの大儀見元、東京パラリンピック閉会式の片腕のギタリスト輝彦など実力派のアーティストが多様性をテーマに歌い演奏する。曲は主にディズニーの名作の楽曲で知っている作品も多く、また歌や演奏も旨い。自分はヨメについていっただけ興味半分程度だったがまあまあ楽しめた。終演後、サッチャンの車に乗せてもらいR134沿い、海の見える喫茶店へ。大昔ファミレスのデニーズがあったところで懐かしい。おやつを喰いながらお互いの家族jの近況、子供たちのことなどを情報交換。みんな色々な事情があるものだ。夜、帰宅。

  2024.03.24

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  2024.03.23 防草シート敷いてネコくつろいで

  土曜、小雨。午前は先日のエコキュート工事の後始末。ガレージにモノを戻したり、裏庭の古いヒートポンプの撤去跡の地面を整地したり。ホームセンターで玉砂利や敷石、防草シートなんぞを買ってきて、整える。我ながらマメというか、コロナ騒動で自宅に蟄居した際の断捨離癖が抜けず、やたら庭の不用品を無くし、びしっと整えたい欲求が収まらず。肉体労働後、午後はリビングでテレビを視ているうちにバクスイ。夕方、長女から預かっているネコもリビングでゴロゴロ。次女にはかなり慣れた。

  2024.03.23

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  2024.03.21～22 #エコキュート 交換工事

  今週後半のシステム開発日記。仕事よりもプライヴェートのほうでいろいろ。2024.03.21 木曜 曇り■東京仕事定例数本。新規プロジェクトは会議でべらべらしゃべり、タスクがどばどば生じる。■プライヴェート帰宅後、エコキュートのタンクを設置してあるガレージのガラクタ整理。明日、給湯器の交換工事があるのでそれに備えて。--------2024.03.22 金曜 晴れ。■プライヴェートでエコキュート工事朝、工事前にガレージのクルマを近所のコインパーキングへ移動しとく。10時前、エコキュートの業者がやってきて工事開始。最初15分ほど立ち会う。まずは古い設備の撤去。業者が、タンクがアンカーボルトで固定されていないと言ってえらく驚いている。22年前に設置した時は発明されたばかりの商品で、工務店も初体験、分からんことだらけと言ってたがさすがにこれはひどい(笑)あとの作業は業者に任せて自室で仕事をする。在宅勤務はこういう時はほんとに好都合で、自分はいろんな点で恩恵を受けていると思う。■仕事会議数本、書類作成、などなど。■プライヴェート昼2時ごろ、エコキュートの交換や試運転が完了。あわせて旧設備の不要な配管を埋めるといった工事も行われた。費用は総額67万円余り、痛い出費だ。もっと安くならないかな・・・でも、新しいものいろいろいい点があり、22年前の物に較べ大いに進化したようだ。・追い焚きができる。旧設備では高温差し湯のみだったが、新機種はタンク内の高温水と浴槽の湯を熱交換することで加熱するしくみだ。な～るほど。・速い。湯沸かしや風呂はりにかかる時間が多少短くなったようだ。・タンクがコンパクト。同じ容量、300Lなのに筐体が一回り小さい。・ヒートポンプが静か。右の写真の右下の物だが、ポンプ特有の運転音がほとんど聞こえない。筐体が旧設備（写真には写っていない）の1.5倍くらいになってるので設計に余裕があるのかもしれない。■次女の節目同時刻、次女が受験していた二つの国家資格試験の合格発表がWEBで行われた。無事二つとも合格で、4月から始める職業の資格を得た。子育ても終わりつつあるなあ・・・

  2024.03.21

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  2024.03.20 晴れて常連さんと認めてもらえる

  水曜、晴れの春分の日。一人で寂しく留守番の日。昼、近所の幸せな名前の印度ネパールカレー屋でランチ。注文するとき店員に「カレーの辛さは（5段階のうち2番目の）Hotですよね」と言われる。いつもそれを注文するからだ。そしてライスかナンの選択も聞かれない。いつもナンだからだ。何年も通っていてついに覚えてくれたようでちょっと嬉しい。帰りに本屋で話題のSF小説『三体』をゲット。さらにエーコープで夕食の材料を。夕食は鶏のから揚げを久々に自分で作る。​三体 （ハヤカワ文庫SF） [ 劉　慈欣 ]

  2024.03.20

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• 2024.03.19 同期入社の定年

  休日の隙間の平日システム開発日記。2024.03.19 火曜 晴れのち曇り。■東京仕事・定例会議多数。・昼休み、別フロアに行くと、数か月ぶりに顔を見る同期のぺーさんが。いろいろ雑談する中、もう還暦すぎてて6月に定年退職とか。年は少し離れているが同期入社が定年か。自分も33年目が終わろうとしているくらいだからなあ。この週はいろいろ、光陰矢の如しな出来事が起きるのだった。

  2024.03.19

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