カテゴリ:撮影・編集あれこれ日記
このブログではHPに書くには向かないと言うか、基本的に個人的かつマニアックなことをただただ書き連ねて行くという方針で始めました。
ですから所謂業界裏話などの暴露ネタを書くつもりはありませんし、個人的なこととは言え、極力見てくださる皆様、これからご結婚式を挙げる方や、披露宴に出席される方のお役に立てるような内容で書いているつもりです。 で、今日のタイトルですが、少し裏話的になってしまうので、このネタは書こうか書くまいかずーっと悩んでいました、でもこれからご結婚式を挙げる方にとって多少なりとも役に立つ情報だと思い書くことにします。 前にも専属業者、外注業者、フリーのビデオカメラマンの3タイプについて書いたことがありますが、 『ブライダル撮影におけるフリーカメラマンと外注業者、専属業者の違い』 今回は特に専属業者についてのお話です。 ヤフーの知恵袋などの質問によくあるのが、「専属業者と外注業者のどちらに撮影をお願いするのが良いでしょうか?」というものです(この選択肢にフリーが入っていないのが少し悲しい(^^;)。 その質問の答えは実体験などからの返答が多く、私としてもとても参考になるのですが、一点気になるのが、「専属業者は会場に慣れているので、一番安心できる。」という答えです。 『式場の専属業者に注文したから、その会場に慣れたカメラマンが撮影する』と言うのは実はあまり正しくありません。 春と秋のブライダルシーズン、特に大安や土曜日など予約が殺到する時期、日にちについては、式場専属の業者と言っても、撮影するカメラマンが会場に慣れているかどうかはほとんど運任せと言っても良いくらいなのです。 あくまでも専属業者のカメラマンとして撮影する以上、会場から多少の融通を利かせてもらえるメリットはありますが、会場に慣れているかどうかは全く未知数なのが現実です。 何故フリーのカメラマンの私がこのようなことを言うのか?と思われるかもしれません。 現在フリーでブライダルの撮影をして10年経ちますが、完全に直接注文だけで商売している訳ではなくて、こちらの撮影予約が空いている日は他の専属業者、外注業者さんからの下請けの形で撮影することがあるからです。 ビデオ撮影の仕事は、特にブライダルの場合、どうしても忙しい日が一緒で予約が重なってしまいます、そこでスケジュールの調整をして空いている日程をお互いに確認しあいながら、撮影予定を入れていくというような連携プレーをしています。 他のビデオ撮影の会社も同じような形でフリーのカメラマンと連携している場合もありますし、土日のみのウィークエンド・カメラマン(早い話がアルバイト)を手配している業者もあります。 他にも色んな業務形態があるかと思いますが、いづれにせよ、繁忙期、繁忙日にはそういったカメラマンが撮影を担当するのがほとんどですので、式場専属の業者だからと言って、その式場に慣れたカメラマンかどうかは運任せということになります。 これは外注業者も一緒で、きっと凄腕カメラマンを何人も抱えている会社もあるとは思いますが、同じ理由でとりあえずその日のスケジュールが空いていたカメラマンを派遣することは一般的なのがほとんどです。 運任せの当日の撮影カメラマンで、撮影は大丈夫なのか?と心配になるかと思いますが、私が下請けで撮影する時は、仮に会場に慣れていなくても、ブライダルの撮影に慣れたカメラマンが来ることで特に問題は起きていません。 先ほども書いたように私も時々、専属業者、外注業者の下請けとして撮影に行きますが、その時は事前に会場をチェックして、披露宴中も経験値を総動員して撮影しています。 フリーのカメラマンである私としては、毎回会場が違うのは当たり前なので、下請けで撮影する時もそれらの経験値をフルに活用して撮影することで、良いDVD作品になるよう一生懸命撮影しています。 ただ、専属業者に撮影依頼をしても下のように、 お客様→結婚式場→専属業者→下請け業者→フリーカメラマンが撮影 というのは多々ありますし、実例としては下請け業者とフリーカメラマンの間に更に二つくらい別の業者が入ることもあります。 また仮に専属業者、下請け業者のカメラマンが撮影したとしても、このカメラマンがウィークエンド・カメラマンである確率は、繁忙期、繁忙日であれば5割を超えるのではないでしょうか? ですから、ご結婚式当日のカメラマンが誰だか事前に分かっているというのは、とても違いがあることなのではないでしょうか? ここは自分のブログですので宣伝も書いてしまいますが、私のようなフリーのカメラマンに注文すれば、こうした「当日自分達の結婚式を撮影するのが誰だか分からない・・・」という不安はありません。 また先の「業者の違い」にも書いたように、私が撮影したものは、私自身が編集します!と言うのも、私のような編集、納品まで一貫して1人でやるフリー・カメラマンのメリットだと思います。 正直言って、下請けで撮影していると、「あ~、このお二人が私のHPを見て直接注文して頂ければ、編集も自分で出来るのになぁ~、残念。」といつも思っています。 ビデオと言うのは、編集までやってナンボですから。 以上、長くなりましたが、少しでもご参考にして頂ければ幸いです。 専属、外注、フリーの選択については、色んな要因があると思いますので、 一概に「これが一番」とは言えませんが、是非色んな業者を比較して見てくださいね。 ご意見やご質問などもお待ちしております。 比較の際には、是非 Wedding Kissもご検討ください。 お問い合わせもご遠慮なくお寄せください。 何卒よろしくお願い申し上げます。 ___________________ ↓「専属、花嫁」で検索をかけたら、こちらが出ました(^^;)↓ 半額!1つ1つ手で付けています◎感動した貴女は素敵な花嫁に☆結婚式にいかが?ビーズベール【... ↓こちらは「結婚式、業者」で検索しました、すごっ!↓ 超特大の鏡・ミラー:純白のウェディングドレス(金箔仕立て) ___________________ お奨めのBGMや選曲例、余興の体験談など結婚式に関する話題を募集しています。またご結婚式のDVD撮影についてのご質問やお問い合わせは、 mail@weddingkiss.jp へお寄せ下さい、お待ちしております。 NEWFIELD's Weddingkiss お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.23 11:29:24
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