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2018.01.09
カテゴリ：ワンポイント
結婚式の1日、何度も見たくなる映像で残すお手伝い お問い合わせはコチラ
年明けにブログで新年のご挨拶をしてから最初のブログになりますが、いきなりこんな話題からになってしまいました。
「２年前に予約、６０万円払ったのに」成人式入れずに涙 https://www.asahi.com/articles/ASL184QS8L18UTIL00K.html?ref=yahoo
振り袖の販売・貸出のはれのひ（株）が事業停止 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00010000-biz_shoko-bus_all
詳しくはリンクの記事やブログ最後の引用を見て頂くとして、どうも最近、このような事件が多くなっていると思います。
旅行代理店がいきなり倒産して、旅行先から帰ってこられなくなってしまったり、
結婚式場がいきなり倒産して、結婚式が出来なくなってしまったり、
今回のように、晴れ着のレンタルや着付けなど（前撮りもしていたということです）をしていた会社がいきなり倒産して、成人式に出られなくなってしまったり、
ちょっとニュアンスは違いますが、有名な神宮で親族同士での殺人事件なんてものまでありました・・・。
もう、無責任としか言いようがありません、極端な話ですが、
長女が新婚旅行先から帰って来られなくなって、次女が結婚式を挙げられなくなって、三女が成人式に出られなくなった、なんてご家族もあるのではないか？くらいに思ってしまいます、決してチャカしているのではなく、どの業者も規模が大きかったですから、被害者は相当数になると思うのです。
今回のブログのタイトルを見ると、まるで「こうすれば良い業者が分かる！」という記事のように思えてしまいますが、正直に言って、私自身もはやどうしたら良い業者を見分けられるのか分からなくなってしまいました。
と言いますのも、最初にこのニュースを見た時には、せいぜい5年くらいの実績だと思ったのです。でも今回の「はれのひ（株）」は10年以上の実績があるということで、さすがに10年となるとそうそう疑うことはしないだろうと思うのです。
以前から事業規模や営業期間では判断出来ないと思っていましたが、各地にいくつも実店舗を持ち、10年のキャリアがある会社を疑う方が難しいと言えるでしょう。おそらく宣伝や広告、店内のレイアウトやスタッフの対応を見たら尚の事だと思います。
では、小規模や私のような個人での営業の場合はどうでしょうか？
私は今年の6月でフリーランス暦丸20年になります。いつも書いていますが、お客様に信頼して頂く為にこれまでのお客様の生の声、感想をご覧くださいとご案内して、HPやブログに貴重なご意見を掲載しています。
他にもメールや電話でのやり取りや、直接お会いしての打ち合わせ、早くからご予約を頂いたお客様には、出来るだけ途切れないようにご連絡をしております。
「はれのひ（株）」は2年前から予約を受け付け、料金も先払いだったということで、おろらく「成人の日は混むから、ギリギリだとお断りしなければならなくなる・・・。」とかのキラーワードがあったのでしょう。
私も既に今年の12月は予約が入っていますし、10月のお問い合わせも頂いています、特に10月、11月は早めにお問い合わせ、ご予約くださいとご案内していますから、一見すれば同じように感じられてしまうかも知れません。
それにこの20年で実際に、撮影現場に大幅に遅れてくる、もしくは当日来ないフリーランスのカメラマンと言うのを3件ほど見ています。3件とも写真のカメラマンで、撮影内容は結婚式ではなくピアノや声楽の発表会でしたが、20年で3件と言うのは多いでしょうか、少ないでしょうか？
これらのカメラマンが遅れたり、来なかったりした仕事では、ビデオ映像から抜き出した静止画を、写真の代わりに納品しましたが、話を聞けば直前までとても感じが良かったり、逆に最初から融通が聞かない返事しか来なかったり、と一概に傾向などはないようでした。
そんな話も含めると、益々「どう見分けたら良いのか分からなくなってしまう」のですが、少なくともそのような業者がいると用心することは、無駄では無いと思います。もっと言えばこのような『突然閉店』の業者、会社は今後確実に増えてくると思います（規模が小さければニュースにもならないですから、本当に要注意です）。
どうか今後、このような被害に遭われる方が1人もいなくなることを願います。
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「２年前に予約、６０万円払ったのに」成人式入れずに涙 2018年1月8日 朝日新聞デジタル
成人の日なのに晴れ着が着られない――。８日、振り袖販売・レンタルを手がける業者「はれのひ」（横浜市中区など）が連絡が取れなくなった問題で、店がある東京都八王子市や横浜市では多くの成人たちが途方に暮れた。
新成人、振り袖着られず 業者「はれのひ」連絡とれず はれのひ八王子店はＪＲ八王子駅口から徒歩５分のビル２階にある。八王子市の狩野由麻さん（１９）は事前に店に預けていた着物で着付けをするため、午前４時に店を訪れた。「着いたときから店内は真っ暗な状態でカギもかかっておらず、中には誰もいなかった。３０人くらいの人が店の前に集まっていた」と振り返る。
周辺の着付け屋を回ったが、どこも空きがない。親戚に古い着物を借りることができたが、手元になかったファーなどは近くの呉服屋を回って集めた。「人生で一日だけの大切な日。自分が選んだ日本に一つしかない着物で式に出たかった。幸せな日を悪用して怒りしかない」と話した。
「はれのひ」で着付けをしてもらう予約を入れていた別の女性（２０）は、他の着付け店でレンタル用の晴れ着を着付けてもらった。成人式の始まる午前１０時に間に合わず、会場に入れなかった。「２年前から予約し、着物代やヘアメイク代など６０万円を店に支払った。なぜ当日にこうなるのか」と憤った。その上で「せっかく買ってくれた母親に申し訳ない」と涙を流した。 ＿＿＿＿＿
振り袖の販売・貸出のはれのひ（株）が事業停止 2018年1月9日 東京商工リサーチ
はれのひ（株）（TSR企業コード:872372723、法人番号:8290001055791、横浜市中区桜木町1－101－1、登記上：福岡市博多区博多駅前2－12－26、設立平成23年3月28日、資本金150万円、篠崎洋一郎社長）は1月9日までに店舗を閉鎖し、事実上事業を停止した。 シーン・コンサルティング（株）の商号で設立され、当初は振り袖販売店向けのコンサルティング業務を主体に事業を展開していた。平成24年7月に横浜市内に店舗を開設し、販売・貸出へ本格的に参入。26年8月に横須賀店、27年4月に福岡天神店、同年12月に八王子店、28年6月につくば店、28年11月に柏店をそれぞれオープン。23年9月期に3500万円だった売上高は、28年9月期には4億8000万円にまで拡大していた。 しかし、29年より取引債務や従業員給与の支払遅延が発生するなど信用が低下。一部店舗では30年1月7日より従業員が出社せず、8日の成人の日には予約していた晴れ着が届かないなど、各地でトラブルが表面化していた。
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Last updated
2018.08.11 11:00:14
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