今日は台湾滞在記をお休みして、
台湾のニュースをひとつご紹介します。
皆さんは台北市内で最も古い夜市?!をご存知でしょうか?
南京西路と重慶北路の交差点にある巨大なロータリーに
「圓環」と呼ばれる市場と屋台街がありました。
昔の台湾を知る人には通称「丸公園」と言ったほうがわかりやすいでしょうか?
水運の要所「迪化街」と、鉄道の台北駅からいずれも歩いて
10分ほどの位置にある圓環は、そのロケーションの良さから、
戦前は台北一の賑わいを誇るエリアでもあったのだそうです。
時代は流れ、台北市内の要所が東へ移動するにつれ
このあたりは影が薄くなっていくのですが
それでも、私が結婚した14年程前には
美味しい昔ながらの台湾小吃の屋台がまだまだ営業しており
寧夏路夜市からもすぐなので、よくここら辺りまで食べに出かけたものです。
しかし、その後火事に遭い、台北市が長期間再建工事を行って
2003年10月、全面ガラス張りのモダンな「建成圓環美食館」として
リニューアルしたものの
赤字経営が続いたテナントが退き、とうとう3年足らずの
2006年7月に閉鎖されたのです。
その頃、”圓環にはおばけが住み着いている”などと噂されてました。
私も何度かこの近くを通ったのですが、お客さんがいない!!
どのお店も開店休業状態でした。
それに、円形の建物なんですが、テナントごとに入口があちこちにあり
階段を登ったり降りたり、連絡が悪くて、迷路のよう。
それにレストランばかりで、昔ながらの屋台大好き我が家は
ここで食べることは一度もなかったのです。
それが今年2008年5月に再オープンするというニュースが
最近流れてきました。
台北市から経営権を取得した華旭図文科技公司が
今月21日に建成圓環で起工式と記者会見を開いたそうです。
計画によると、1階は24時間営業の粥などの軽食、おみやげコーナーなど。
2階はかき氷などの特色あるデザート店を中心にだそうです。
ただ残念なことに、私が大好きな伝統的屋台は採らない方針だそうで
顧客を獲得できるかどうか、今後の課題になっています。
あの圓環がどうなったのか、次の台湾滞在時に
この目で確かめてきたいと思います。
次回は、また'07/12-'08/1台湾滞在記に戻って
続きを書きますので、お楽しみに♪
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