「カスピアン王子の角笛」
最近映画が多いです。今更ながらDVDで「ナルニア国物語・カスピアン王子の角笛」を見ました。いきなり結論ですが、シリーズ物で2作目の出来がいい作品って言うのは、ほとんど無理な話なんですね…。映画の前半はOKです。原作に沿って、テンポもいいし、4人の子供達も少し成長して見ていて楽しい。後半…いきなり話は原作から離れ、なかなか先へ進まない!バトルシーンが多すぎる。原作自体があまり盛り上がりを見せないまま終わってしまうので、映画では山場を作りたかったのでしょうが…。さらに音響といい、映像といい、「ロード・オブ・ザ・リング」。ナルニアの作者、ルイスと「指輪」のトールキンは同級生で交友があったとか。原作も木が動くシーンは「指輪」を彷彿とさせますが、ここまで…とどめは、カスピアン王子役の俳優、下手すぎ…。バトルシーンを減らして、もうすこし原作に沿って作ってくれたらよかったのに…。ちょっと残念でした。