CSI :Miami Files Annex

2011/10/05(水)20:33

HOUSE 6 #122 Moving the Chains

Dr.HOUSE S3-8(131)

しんみりした話でしたね。 人の心の判るハウスはますます良い人になっていきます。それだけに、人の悲しみや苦しみにもシンクロしてしまうのではないかと心配です。 22歳のアメフト選手が練習中突然興奮し、ヘルメットで額を打ち付け続けた。 まもなくプロの指名を受ける事になっている有力選手だった。 脳を調べたが異常は見つからず、ステロイドも検出されなかった。 チームは下垂体腺腫によるホルモン過剰だと考え、血液検査と腫瘍の有無を確認する。 フォアマンの兄マーカスが刑務所から仮出所することになり、ハウスはフォアマンに休みを取って迎えに行くようにいう。しかしフォアマンが頑なに兄との関わりを拒むので、ハウスは勝手に自分の助手の仕事を与える。フォアマンはハウスが過去を兄から聞き出して、自分をからかうために雇ったと言い、マーカスに仕事を辞めるように言う。 検査の結果、ホルモン値が高いのでステロイドが原因かと思われたが、本人はステロイドは摂取していないと主張する。急に頻拍が起こったため、心電図で様子を見る。 肥大症心筋症を疑い、ハウスは負荷検査を命じる。 足が痛むハウスは、ウィルソンのバスタブでくつろぐ。ウィルソンは激怒するが、そのバスタブにフクロネズミが放たれたり、ハウスが付けた手すりが壊れたり悪戯が続く。 ウィルソンはハウスを疑うが、ハウスはウィルソンが仕返しをしたと考える。やがて、悪戯がエスカレートして、2人に向けて行われた事がわかる。 何度も家族を裏切ってきたマーカスはフォアマンに、今度こそ生まれ変わってやり直すチャンスが欲しいと訴える。そのマーカスにハウスはフォアマンをスパイさせる。 始めは子供の頃の話でフォアマンをからかっていたハウスだが、兄弟の母親が最近亡くなっていた事を初めて知る。ルーカスはフォアマンが母親をがっかりさせまいと必死でがんばってきたと言い、フォアマンの前で母親を持ち出すのはやめてくれと頼む。 クリニックの患者で戦地に戻りたくない兵士のジムがハウスに助けを求める。つい、足を自分で撃てばよいと言うと、ジムは本当に足を傷つけてやってくる。 これから子供が生まれるので何が何でも兵役を逃れたいというのが、ハウスは傷が癒えたら問題ないので軍隊への復帰はしかたないという。 患者への負荷検査は上手く行かず、血管拡張剤を使おうと手を見たチェイスは、手のひらが白くなっている事に気づく。 高安病かリンパ腫を見分けるためにエタノールを点滴して様子を見ると、体を痒がるのでリンパ腫と考え、脾臓を摘出することにする。 しかし、手術中チェイスは肝臓に炎症を認めリンパ腫が原因ではないと判る。 しかし血液検査のために採取した血液が凝固したため、クリオグロブリン血症と考え抗凝固剤で治療を始める。 ハウスは人を集めて、自分たちの部屋に悪戯をする犯人捜しを始める。 その時にわざとフォアマンの母親について触れたため、マーカスは激怒して仕事を辞めると言って出て行く。フォアマンは後を追わない。 患者は指名を受けるために一時的に治療を中断して退院するというので、母親の頼みでフォアマンがスタジアムへ付き添う。 患者は母親がどんな犠牲を払っても自分を育ててくれた事に報いたいという。 しかし、急に視力がぼやけて病院にもどることになった。実はフォアマンが薬で一時的に目が見えないようにしたのだった。 クリニックの患者は抗生剤が効かないため足の小指が壊死してしまった。しかし、ハウスは指一本を失っても影響がないと言い、症状を悪化させて足首を切り落とす事にならないと無理だろうという。 フォアマンはマーカスの元を訪ね、ついに和解する。 ハウスは患者が入院以来体重が減っていない事に注目。全身の症状から腫瘍随伴症候群ではないかという。しかし腫瘍が見つからない。 ハウスは体内にあるのではなく、表面にあることに気づく。患者は黒色腫で足の指の間にある腫瘍を取り除けば元の生活に戻れる。しかし、もうプロの指名は受けられない。 ハウスは他の人同様、普通の人生を送れという。 ハウスとウィルソンの前にルーカスが現れ、悪戯の犯人だったことを明かす。2人がカディが欲しがっていた家を手に入れた事に対する復讐だというが、カディに話すと友情を壊すだろうという。 カディはハウスたちへの復讐には興味が無いので、ルーカスはハウスを傷つけたことに罪悪感があるのか、あるいは自分と一緒にいることに悪いと思っているのかと尋ねるが、カディは話題をそらす。 ウィルソンはハウスがフォアマン兄弟を和解させるために画策したのか、と尋ねる。ハウスは否定しルーカスにも仕返しはしないと言う。そして、ジムが本当に足を切り落とした姿を見てショックを受ける。 ラストのハウスは相当ショックだったと思いますが、今回のエピソードの流れからいうとどういう繋がりになるのでしょうね。 子供が生まれるので家族と一緒に暮らしたいんだと訴えるジムに、兵役を拒むのは無理だとあっさりと言えるということは、ジムの気持ちが理解できないという事なのか。 もちろん、医師として患者を傷つけることはできないのでどうしようもなかったでしょうが、それほど家族への思いが強いのかというのは予想外だったかも。 フォアマン兄弟の事は、シーズン1からの例の車を盗んだという話がありましたので、ここに来て彼の長年の問題が解決し、共に生きていこうという姿を見られて良かったと思います。 恋敵のルーカスへは仕返ししないのが大人というものでしょうね。 まあ、ドラマ的にはカディの気持ちはルーカスの指摘したとおり、ということですよね。 そのうちルーカスが出て行くんじゃないかと思いますが。(爆) 苦労をかけたお母さんを楽にしてあげたいという患者の青年は、きっと別の道でお母さんを一生大事にしていくでしょう。 彼との会話が母親思いのフォアマンの心を動かしたのは間違いない。やはりお母さんは偉大だ。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る