CSI :Miami Files Annex

2014/09/23(火)19:03

BURN NOTICE 7 #110 Sea Change

BURN NOTICE(バーン・ノーティス)(112)

ついにマイケルがとことん追い込まれて、シリーズはクライマックスを迎えました。 これまで、こんなマイケルは見たことがない。さすがに見応えがありました。 長いスパイ稼業とジェームスから受けた拷問がマイケルを変えたと思いたいです。 ジェームスにCIAの任務で潜入していることをばらしたマイケルは、ソニヤから「私との事も嘘だったのか」と問われる。 マイケルは長期の潜入で自分を失い、その間にソニヤのことを大事に思うようになったと答える。 ジェームスはマイケルの真意を確認し、自分たちが行おうとしている大義をどう思うかと尋ねる。 マイケルはジェームスのやり方には必ずしも同意しなかったが、やったことは誰かがやらねばならない必要な事で、ジェームスが戦う意味を気付かせてくれたと答える。 ジェームスはマイケルの言葉を信じ、自分たちの組織を使ってマイケルの友人を救いCIAと戦うという。 そのためにはCIAを騙し、マイアミに戻り、任務に失敗してジェームスを取り逃がしたと言えという。 マイケルは命令通り、ストロングに潜入はばれていないと告げ、報告のためにCIAの本部に向かう。 ストロングの上官はジェームスを捕らえられなかったため、任務は失敗に終わったと決めつけ、継続の意義はないという。 しかし、誰よりもジェームスを知っているのはマイケルで、バークからジェームスまで辿れたのはマイケルの手柄に他ならないと説得する。 上官は48時間の猶予で、ジェームスを捕らえろと告げる。今度こそ失敗すると厳しい処分が待っている。 フィオナは、CIAからマイケルが仲間との接触を断たされている事を心配し、力になりたいと申し出る。 マイケルはCIAのバックアップの元、これからは1人で行動し、全てを終わらせると答える。 フィオナはサイモンを雇うCIAが信じられるのかと言い残し、立ち去る。 しかしフィオナはマイケルの銃に発信器をしかけており、サム、ジェシーはマイケルが何か隠していると尾行することになった。 そこで、マイケルがサムの電話に嘘を付いて、ジェームスを出迎えているのを発見したサムは、裏切られたと激怒する。 フィオナはマデリンに、マイケルがすっかり人が変わってしまい、この先ジェームスの監視下にいるのは危険なのでチャーリーと脱出するよう勧める。 ジェームスはマイケルから身柄確保のリミットが近づいていると聞かされ、それならば自分を逮捕してCIAに差し出せという。 マイケルは英雄としてCIAに戻れるし、ジェームスは組織をマイケルとソニヤに任せて、マイケルに守って貰える。 マイケルの仲間もストロングから自由になるだろう。 マイケルはストロングにジェームスが国内に入るのでその時を狙って確保しろと伝える。 サムとジェシーは暴走するマイケルを取り戻そうと計画を立てる。 フィオナがマデリンの自宅を焼き払って、2人を連れ出したとマイケルに伝え、フィオナがマイケルにしか話さないと言っているので、会いに来て欲しいと言う。 マイケルとソニヤはエバーグレイズの元通信施設でジェームスを待ち受けていたが、サムの懇願でマイケルは持ち場を離れる。 しかし、マイケルはサムの様子に不信感を持ち、なぜ嘘を付くのかと、サムと激しい言い合いとなる。 マイケルは人生を壊したCIAへの長年の恨み辛みを口にするが、サムはネイトにそれを言えるのかと言う。 マイケルとサムはついに殴り合いとなり、勢い余って海中に落ちたマイケルは、隙を見て逃げる。マイケルは次は邪魔させないと言い残す。 エバーグレイズに戻ったマイケルは、施設の屋上でジェームスがヘリで到着するのを待つ。CIAも現地に特殊部隊を向かわせていた。 マイケル確保に失敗したサムはあきらめ顔だが、フィオナは別人となったマイケルであっても、今取り戻さないと2度と元に戻らないと主張する。 マデリンはこれまで共に助け合ってきたのに、息子を見捨てないでくれと頼む。 フィオナに負けて、サムもジェシーもマイケルの居場所を追跡することにする。 エバーグレイズの通信所の屋上にいるマイケルとソニヤを発見した3人は、ソニヤを引き離して、フィオナが屋上に向かう。 マイケルはフィオナの出現に驚き、今すぐ戻れと叫ぶが、フィオナは私の愛したマイケルはどこへ行ったのと呼びかけ、頑として動かない。 やがて戻ってきたソニヤがマイケルにフィオナを始末するように命じる。 自分でできないのなら、私が殺すと、ソニヤはフィオナに銃を向けた… 最後は接近するヘリの爆音で緊張感が高まり、広々としたエバーグレイズの風景との対比が良かったです。 あの銃声は誰が撃ったものなのか、また誰が撃たれたのかというのは想像がつきます。 でも、一応AパターンとBパターンがあるでしょうね。(笑) マイケルは完全に自分を失って、ジェームスにマインドコントロールされていると言う感じに見えます。 首にされても古巣を信じ、元の組織に戻ろうとしてきたマイケルが、人殺しのサイモンをCIAが使ったからと、そんな簡単に裏切る気持ちになるのかなと、思いますね。 CIAにも悪い奴がいるけれど、今日始まった事ではない。実際、マイケルはカードを撃ち殺しているし。 ジェームスの全能感というか、詭弁というか大義に、マイケルは目がくらんでしまったか。 本当は三重スパイ(CIAのスパイであることをジェームスに告白して、CIAを騙して元に戻ったけれど、でもそれもまたジェームスを騙すための作戦だった)かなと思ったのですが、それほど複雑ではなさそうです。 このシーズン、最初からマイケルはボロボロでしたし、「もう終わらせたい」と何度も口にするようになって、マイケルが壊れて行っている感はありました。 初期のサムとフィオナとの人助け稼業(マデリンも巻き込んで)は、ユーモアがあって楽しかった。 サムとのガチンコ対決はやはり1度は見たかった場面で、ネイビーシールだから水中戦は得意と、それなりに見せ場もありましたね。 そこまで必死に止めようとしてくれる仲間の気持ちを早く気付いて欲しいものですが、フィオナの犠牲的な姿勢がマイケルにとって何よりも意味があるだろなと思っています。 いよいよ、7シーズンにわたって続いたシリーズも最後ですね。 あっという間だったなと感慨深いです。

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