ボストン・リーガル4 #78 Green Christmas
おなじみのクリスマス・エピソード。今シーズンは地球温暖化に気を遣ったのか、心持ち地味なパーティでしたね。(笑)でも、コーラスが"Run, Rudolf, Run"を歌ってとても懐かしかったので、Ally McBealのクリスマスCDを引っ張り出して来てしまいました。これがまた良いんですよ。ちなみに私は「アリーmyラブ」関係で4枚持っています。単独のドラマとしては多いですよね。それくらい音楽にを重視したシリーズだったわけですね。ボストン・リーガルもクリスマスやパーティの時はDEKのドラマらしさが出ます。ところでゲストのパーマー弁護士というのはシーズン2の同じような案件で出てきていますね。消費者金融が専門の弁護士なのかな。サブプライムローン問題はこのエピソードが放送された2007年12月頃の大きな話題だったわけですね。そしてもうこの頃にはiPhoneがアメリカ国内で発売されていた。ふーん。(笑)・デニーが友人で環境問題に熱心なウォルトから訴えられるクレイン・プール・シュミット事務所はグリーン・ピープルという団体と契約していたが、ウォルトが事務所はエコに無関心で、むしろクリスマスの飾りなどエネルギーを無駄に消費しているとして、支払った金を返せと言われたため、デニーが口論となってペイント銃で撃ってしまう。デニーは事務所は環境に優しいとウォルトに話していたという。デニーが頑固で和解も上手く行かず裁判となったが、ケイティとサックが本当に「環境に優しい」とはどういう事かを追及し、無罪となる。・クラレンスが家のローン返済が滞り家を取られた件頭金無しのローンで自宅を購入したクラレンスが、変動金利が予想外に高騰して2ヶ月返済できなくなり銀行に自宅を差し押さえられてしまう。アランが代理人となり銀行側と交渉するが、相手はアランの事をバカにした態度を取るパーマー弁護士を雇い突っぱねる作戦に出る。アランは、経済の状況から銀行側が家を取り上げても無駄だとし、強気の態度で金利を固定して再び返済をする事を認めさせる。・ジェリー対物愛のリーから振られたジェリーは落ち込むがケイティに慰められる。・ロレイン過去の犯罪歴についてサックから問わないとされ、解雇を免れる。・デニーの脳ドックアランに勧められPETスキャンをしたところ、MCI(軽度の認知障害)だと診断される。ただの老化か、あるいはアルツハイマーの初期症状かもということで、今後6年以内に80%の確率でアルツハイマーになるかも知れないと言われたデニーだが、落ち込むことなく今日一日を感謝して生きるとアランに語る。ハイブリッドカーが本当にエコか、電池を作るためにどれだけ石油を使うのか、環境を汚染するのか。ペットボトルで水を飲むことがどれくらい非エコか、肉を食べるためにどれくらい二酸化炭素が出るか、などなど、「あーいえばこーいう」抗弁が行われて言い逃れぽいですが、まあ確かに決め手には欠くかも知れません。しかし2年経った現在もうデニーのように開き直って放置する段階は過ぎているように思います。ところで、アランが気を遣ってデニーが検査を受けた結果、何ともグレーな診断が出てしまいましたね。75才でアルツハイマーの可能性、また酒とタバコを続ければ命はない。ああ、年を取るのは嫌だなあ。(泣)でも意外と楽観的なデニーはSEXの方はそろそろ卒業しても、何とかやっていくさという感じでしたね。少しずつ嫌なことを忘れていくのが老いなのかな、という気もします。デニーのクリスマスプレゼントは、アランの身体に付いたロレインの残り香を匂うことだなんて、随分デニーも省エネになりました。(爆)クラレンスもクリスマスに家無しは気の毒です。アランが大きなプレゼントを贈ったことになりますね。