CSI:NY S3 「奪還」
ものすごいエピソードでした。(*_*)NYは方針を変えた2シーズン以降、シーズンフィナーレを派手にすることにしたのかも知れませんが、金も手間もかかっているし、何よりも作り手の熱情が感じられて実にすばらしい。マイアミのシーズン5フィナーレに幻滅したばかりだったので、この差に私はマイアミの将来について絶望的になってしまいました。なんでこんなに違うの?ちなみに、TV.comの視聴者評価を見ると、NYがほぼ満点の10点に近いのに、史上最低のマイアミフィナーレは5点台ですよ。信じられません。と、愚痴はこの辺にして、もう全く「ダイハード」でした。マイアミでも"Dispo Day"というエピソードがありましたが、ギャングがラボを襲って押収されたコカインを奪い、偽の警報で職員を避難させ、そこに残ったMac, Stella, Sheldonが「こっちはホームだから有利だ」なんて言って、マクガイバー風にアイディアを出して本業のCSI技術を使いつつ、敵を追いつめ追いかけられ、ラボとコカインを守ります。エピソードの出来はほとんど映画並みですよ。シニーズも身体を張ったアクションで見せてくれる。DannyとAdamはギャングに人質にされてボロボロですが、それもお楽しみのうち。(笑)だって、みんな表情が全然違います。ノリノリです。ついでに言うと、LindsayとDannyはついにbed in。しかも、nakedですよ。本家の誰かさんと誰かさんのように服を着てベッドにはいるということじゃありません。NYはシーズン2のStellaと言い、MacとPeytonと言い、大人ですね~ある意味、CSIのタブー?を全て破っているような感じがします。Macも最後はヒーローとなってちゃんとPeytonと休みはLondonへ行くんだから、やっぱりこれは「ダイハード」でしょー!(泣)何度も書きますが、PeytonのおかげでどれだけMacが人間的に描かれて、良いドラマになったかわかりません。これは良い脚本家を集めたからでしょうか。まあ、3シーズンが一番面白いというのはどんなドラマでも言えることらしいですが、逆に言うと、次は大変だよ、という気もしますね。でも、本家がGrave Dangerをやったのは5シーズンですから、面白い作品を作ろうと思ったらいくらでもできるということですよね。ただ、今回のもツッコミを入れようと思ったら入れられます。市中のギャングが警察の本丸を襲撃するなんてあり得ますかね。また指紋の照合だって、銃弾の確定だって、いつものことですけど一瞬でできるのは都合が良すぎる。(笑)でも、娯楽という面で見たらそれでも十分に楽しいですし、別にCSIだからだめというのもおかしい。とにかく、あっぱれでした。それでも視聴率は上がらなかったようですね。質とは直接関係ないのね。(苦笑)