一応レポート課題で・・・
「音と映像表現とのつながり」てなレポートがありまして。授業中に見た「ベルリン天使の詩」を見てみる。ヴィム・ベンダース監督作品。東西分裂時のベルリンにいる天使(といってもナイスオヤジ)が街を見下ろし、歩き回り、人の心の中の”声”を聞く。その中で出会った女性に恋をする。天使の見る世界は、すべてモノクロ。そこから人間になりたいと決心した天使は、ある日ベルリンの壁の前で”人間”になる。初めて見る、カラーの世界。人やものに触れたときの感触。コーヒーの温かさ。映像がすっごく美しい。主人公の天使は、せんだみつお似なんだけど(オイ)あたたかい心の持ち主。特別に”刑事コロンボ”も出ております。この続編で、「時の翼に乗って~ファラウェイ・ソー・クオース!~」てのもあります。もう一人の天使の、人間になってからの生き方。はかないけど美しい物語です。で、これをハリウッド版にパクッたリメイクした作品が「シティ・オブ・エンジェル」。これも借りて、「ベルリン」とぶっ通して見ちゃった。軽く引きこもり状態(笑)「シティ・オブ・エンジェル」のほうが音楽もポップで軽く、ドラマティックな部分が強いけど。モト冬樹~~♪あっ、違った。ニコラス・ケイジ~~♪ニコラス・ケイジが天使だったら・・・♪落ち込んだときにブルーの瞳で見つめられたい。お風呂をそっとのぞかれていても構わない。冷蔵庫のドアを閉めたときに台所の隅に隠れていても構わない。(↑ストーカーか貞子みたいで笑えるシーンだけど)天使の黒いラウンドネックのシャツから、胸毛がはみ出ていても構わない。写真に光でしか写らなくても、「それはオデコの輝きでしょ」と許せる。人間になったとき、あーんなことやこーんなことで”人の温もり”を教えたい。そして、死ぬときまでブルーの瞳で見つめられたい。・・・妄想しながら見てました。それにしても。アメリカのマーケットに山積みになってる洋梨、みんなワックスでテカテカでしたがな。あ~、丸かじりしちゃいけないって!というツッコミも入れつつ見てた。