・チャットルームとかネットって3

・チャットルームとかネットって 3


そういえば、もう2人、チャットルームから会った人たちがいたのだわ。

一人は、日系3世のハワイ在住だった男性。
私とほぼ同じ年とのことで、日本語は特に問題なく話せる人だった。
とても優しい感じの男性Hさん。日本で仕事をしたいとのことで、私が
できることがあれば、と仕事の情報をたまにメールで送っていた。

そしてHさんが日本に来た。
メールで連絡を取って、待ち合わせをした。
待ち合わせをしたビルの前。一人の男性が声をかけてきた。

「wildyさん?」

あれ?あれ?あれれれれ?
どう見てもその男性、40歳は過ぎている。でもHさんだった。
喫茶店に行った。チャットルームそのまんまの優しい方だった。
でも私は腑に落ちない。

「年齢、本当のこと言わなかったの?」
「うん、チャットルームだもん、関係ないでしょ」

確かに・・・PC上では関係はない。でも私たちは、メールを交換し、役に立つ
かどうかわわからなかったが、母親が育った日本で働きたい、というHさんに
情報を送っていた。その時点でチャットルームを離れている。
嘘をつかれた、と思った。メールで本当はX歳なんだよ、と言って欲しかった。
だって私は30代の外国人向けのお仕事情報を主に探していたんだもの。
2年もチャットルームで知り合いをしていて、とても悲しかった。

でもHさんには、嘘、という意識はなかったのだ。当然罪悪感のようなものも
なかったのだろう。
その後Hさんからは、仕事が見つかった、という連絡が入った。
よかったね、というようなメールを出したが、その後彼がどうしているのかは
知らない。
私って簡単に人を信用しすぎるのだろうか・・・。

もう一人。カナダからの帰国子女のPちゃん。
当時高校生だったPちゃん。スイスに行ったSと3人でよくチャットした。
関西方面に住んでいる子だったのだが、東京に遊びに来る、とのことで
クラブに行きたがっていた。しかし高校生(汗)。会う予定だったSと私は
考えに考えて、アイリッシュパブで会うことにした。

埼玉方面のお友達の家に泊まっていた彼女は、そのお友達と一緒にやってきた。
とってもとってもかわいい子だった。こっちまで10年は若返った(笑)。
終電を気にしなければなかったので、ゆっくり会えはしなかったのだが、
楽しかった。
彼女も今は大学生。時々彼女のHPをのぞきに行くが、大学生活を楽しんで
いるらしい。このページのことを教えにいこうかな。




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