Haute Sweets

みなさんこんにちは～。日本ではインフルエンザが猛威をふるっているようですが、みなさんは大丈夫でしょうか？

私は今のところ風邪も引かず一応元気でやっています。
今週は月、火、水と自宅でフォンダンのフィギュア製作をして、木、金はお店で働いてました。

月、火で作ったのがこちらの「鴨猟のシーン」のケーキの上のフィギュア達です。
このケーキは近隣の町の日本で言う猟友会みたいなアソシエーションの催し物に寄贈しました。
無償で提供した為お店の収入がゼロなので私もフォンダンの実費以外お金は殆どもらえなかったけど、パーティーに集まった人たちがケーキを見てくれることでお店の宣伝になることを願いながら手を抜かずに頑張って作りました。




ボートのクローズアップ画像です。ハンターのおじさんが猟を始める前に猟犬に何か話しかけている場面を想定して製作。





水鳥専門の狩猟犬という事で最初はセッターを乗せるつもりだったんだけど、先に作ってあったボートが小さすぎてセッターはどうやってもボートに乗らず（笑）　急遽スパニエルに変更しました。
小首を傾げて耳を片方だけ上げて飼い主の話をじっと聞くワンちゃんの様子、この写真だとよく分かるかな？



私にとって狩猟は全く未知の分野だったので、作品製作にあたりネットの狩猟用品のお店でボートの形や狩猟の服装を調べたり、ガンショップのライフルの画像をチェックしたり鴨の画像を探して模様を観察したり、、と下調べが大変でした。

そのお陰で鴨の模様はすっかり覚えましたが、、。こうして人生の中でさほど役に立つとも思えない知識ばかりが増えていく訳ですね（笑）



ちなみに鴨の乗ったカッティングマットの一マスは１ｃｍでは無く１／２インチ（約１．２５ｃｍ）です。

、、という訳で今回のハンティングシーンのフォンダンワークは頑張ったお陰で個人的には今まで作った物の中でも１番気に入った仕上がりになりました。
木曜日に出来上がったケーキを受け取りに来たイベントプランナーの人がものすごい派手なリアクションで驚いたり喜んだりしてくれて、色々お褒めの言葉を貰ったのが嬉しかったです。

で、ハンティングボートの後はみなさんお待ちかね（←私だけか）のカエル＆サンショウウオでございます。こういう生物系が苦手な方の為にちょっと余白を置いてご紹介。
























写真上のカラーコピーがお客様から「この写真のカエルとサンショウウオを作って」と渡された物です。勿論この写真だけじゃ側面やディテールが分からないのでまたもやネット検索しまくりました（笑）その甲斐あってか自分で言うのも何だけどソックリに出来てるでしょう？

もらった写真にカエルやサンショウウオの名前が書いてなかったのでまずは名前探しから始めて、その後色々画像をゲット。ちなみに黄色＆黒のカエルの和名が「キオビヤドクガエル」、赤と青のカエルが「イチゴヤドクガエル」、赤に黒の斑点のが英語名「ノーザン・レッド・サラマンダー」です。、、、ってお菓子ブログの筈なのになんで毒ガエルやサンショウウオの話をしてるんでしょうか私（笑）


クローズアップも一枚。



キオビヤドクガエルの顎の下にある黄色いフォンダンを丸めた物体は卵とかじゃなくただの支えです（笑）　前足（補強の為に骨組みにシルクフラワー用の細い針金を使ってます）部分が乾くまで、ポーズを固定させるために入れました。

爬虫類両性類は苦手な方も多いかと思いますが、私は虫や動物が大好きで小さい頃はファーブル昆虫記とシートン動物記と図鑑が愛読書だった位なので、このオーダーが来た時は嬉しくて思わず心の中でガッツポーズしちゃいました（笑）

なんか最近「素朴な焼き菓子やお家パン」のブログから一転してすっかりクラフト系ブログになっちゃってますが（笑）イースターには必ずアイシングクッキーを作りますのであと数週間ド派手なフォンダンワーク＆アメリカのケーキ関係の話題にお付き合い下さいね～。