自分や家族が賭けのような手術をする患者の立場に立ったら…相当悩むな。確率の違いはあってもやっぱり賭けでしょう。簡単な手術で亡くなる人だっているからね。とりあえず、いい病院、いい医者を探すだろうな。その疾患に慣れた看護師のいるところといないところでは、回復にものすごく差が出るという話がある。現場の人間からすると当然の話。異常か正常か、異常の前触れが何か、わかるのは誰かってことになる。看護師なら誰でもいいってわけないじゃな~い!経験がなければ異常がわかるわけがない。看護師さんがやさしければ、さらに可愛いければいいなんて思ってるあなた、認識不足です。性格のきつい看護師、やや意地悪な(とても、の時もあるけど)看護師は仕事ができる確率が高い、が私の持論です。優しくて、できる看護師が理想だけど。私は基本的に優しいけど~、頼りない。軽症な患者さんにはもってこいなんだけどな。
元気になっていく患者さんを見るのは大好きだけど、急変したり段々状態が悪くなっていくのを看るのはとてつもなく苦痛。なので終末期の病棟を希望したりはしない。今は慢性期の内科に行きたいな~という気もあるけれど、最初に外科を希望したのは、元気になっていく患者さんを見たかったから。とはいえ、元気になるとは限らない。病気はあるけど元気に歩いて来たのに結局亡くなってしまった患者さんもいた。思い出すと涙が出そう。そういうのを見ると、手術ってどうなの?と思う。