マレーシアの今と昔とヤシの木と
クアラルンプールの周囲はどこでもヤシの木がたくさん生えています。ヤシの森ではありません。植えられたヤシです。その昔マレーシアは天然ゴムで有名でした。ゴムの木がたくさん植えられていたのです。でもいつしか天然ゴムは合成ゴムに凌駕されていき、ゴム園はヤシ園に変貌したそうです。飛行機がクアラルンプールに着陸するときにもたくさんみえました。下に降りてバスの中から見て、ヤシの木だとわかったのでした。そういえばマレーシアは錫の漂砂鉱床で世界的に有名。それを目指して英国人や華僑が大量に押し寄せました。でもいまはほとんど別の仕事に。実は昔は金山でも有名でした。マラッカの近くです。日本の黄金の国ジパングと同じです。そう、マレー半島は結構たくさんの花崗岩地帯があります。錫や金はそれらが起源のようです。土はそこらじゅうが赤土です。真っ赤です。場所によってはラテライトになっているんでしょう。農業には向いていなさそうです。日本とは全然違いますね。そうこうするうちにバスはドライブインに。ここでおいしいフルーツをいただきました。マンゴー、パパイヤまもちろん、マンゴスチン、ランプータン、ジャンクフルーツ、アップルマンゴーもありました。ウォーターアップルはリンゴよりみずみずしくて食感がしゃきしゃきで超美味。ついつい買ってしまいました。