2012/11/20(火)23:00
遊歩道と二つの御用邸
朝食前の散歩で港に入る船を発見。
港にきたら、そこのロープを撮ってくれと言われ、
渡しながら聞いたら、
鰺などを40匹位獲ったとおっしゃってました。
これが朝食。あっさりした典型的な日本食です。
とても美味しくいただきました。
朝、昨夜食べた伊勢海老の頭を半分に割って味噌汁に入れた、
おいしい「いけんだ煮」をいただきました。
頭のミソがだしとなって、これがまたおいしいのです。
これは簡易的なものだそうですが、だしが濃厚です。
その後須崎遊歩道を散策しました。
この遊歩道は、須崎海岸から爪木崎までの約90分の道。
海岸や山の中を歩く道で、上下もあり、結構かかりますが、
場所によっては風光明媚です。
ここも以前爪木崎まで歩いたことがあります。
今回は時間がないので、片道30分程度で引き返すことにしました。
海岸に降りられない場所は、断崖の上に登る道となるため、
なかなか険しい道になっています。
道端にはふきの一種ツワブキがたくさん自生していました。
そういえば以前熱海に行ったときにも
ツワブキがたくさん咲いていました。ちょうど同じころです。
この花が気に入って、自宅の庭にも植えたのです。
伊豆の土壌にあっているのでしょう。
その帰り道で、すこしル-トから入ったところに家が建っています。
まるで素人が立てたような家です。そこに外人のような女性が立っていて、
どうぞきてくださいとおっしゃっています。
道を入っていくとだんなさんが出てきて、いろいろご説明。
聞けば、最初は別荘として立てて、週末だけ着ていたそうです。
それが今ではリタイヤして毎日こちらにいるのだそうです。
いのししが出るので犬を飼っているのだとか。
眺めがよいのでこの山の中にしたということで、
確かにすばらしい眺めです。
水や電気も最初はなかったのですが、
引いてもらって、現在は使えるそうです。
この写真に見える鳥、トンビだそうです。近くに巣を構えているそうで、
ご主人が名前を付けて、呼んでいました。
伊豆の須崎といえば、御用邸が有名ですね。
でもここは、違う意味での御用邸です。
ご夫婦お二人で住んでおられます。
なかむつまじくて、幸せそうでした。
どこでも愛する人といっしょに暮らせば都ですよね。
写真はプライバシーにかかわるので撮りませんでした。
遊歩道の途中の道案内表示です。
その御用邸を後にして、道を引き返し、民宿に戻って、
お礼と別れを言って民宿を後にしました。
バスに乗って、駅に行こうかと思ったら、
その前に爪木崎行きがくるようなので、それに乗りました。
そのバスが結局再び須崎に来て駅に向かうのです。
フリ-パスがあるので問題なし。
乗るとお客さんも少なくて、
爪木崎では運転手さんにいろいろ教えてもらいました。
爪木崎は越前岬と並び、日本水仙の自生地として有名。
その今の状態がこれです。
少し芽が出てきているのがわかるでしょうか。
そしてここが須崎の御用邸だと教えてもらったのが、この写真。
須崎の御用邸の門です。
ここから海岸の方に広大な敷地があるのでしょう。
二つ目の御用邸です。