自宅で飲むワインって幾らが限度?
買った大半のワインは自宅で消費する。自宅でも、日常の食事と、友人・知人が集まってのワイン会的なものだったり、兄弟が来て、ちょっと贅沢なものを空けるという位なものか。自宅で消費しないものは、知人・親戚宅を訪問する際のオミヤゲ、レストランorホテルへの持ち込み。およそ自分の消費パターンはこんなものである。そこにも該当しないものは、何らかの記念年ビンテージとして、何時飲むとも判らずキープしてるもの。さて、問題は自宅の場合。日常的には2000円そこそこが大半だが、日常に限らず、自宅でちょっとしたお祝いをする事なども含めてどのくらいの値段までが限度なのだろう。色々飲みつづけてくると、つい金銭感覚が麻痺して高価な物にブレーキが利かなくなる。ただ、自宅で飲むとなると分相応というものが在ると思うのだ。やはりそれなりの品質のものはそれなりの空間でそれなりのサービスの下で味わいたいと思う。美味しいとはいえ自宅での料理にはやはり限界があり、ワインとの相性という点でも力不足になりかねない。いつものリビングで、後片付けの事や子供の泣き声等を気にしつつ飲むのでは、少し勿体無いかなと思う時がある。市場価格15,000円位の物が10,000円。これは安い。欲しい。こんなのレストランで飲んだら20,000はするぞ!ただしこの差20,000-10,000円は、ホントに得なのか?最近ネットのセール商品などに出くわすと、そんなことを考える。とても素晴らしいサービスをしてくれたレストランに行って以降、その思いは強くなった。5000円のものが3000円とかなら、まだ安心して買えるのだが。でも欲しい。煩わしいから早く売切れてくれと願いつつ、実際にあっという間に売切れてしまったりする。これから買ったら届くのは3月。気温も温かくなってくる。自宅に溢れるワインを選別し、何を部屋のセラーに残し、何を倉庫へ移し、室温放置させるのは何と何で、そういう事を考えなければならない季節になってきた。