今年最後の更新になります。
最後にまたオフヴィンテージの超一流ドメーヌを。

言わずと知れた「リシュブール」。
この畑の所有者は10軒ほどだそうですが、それらはビッグネームが名を連ねます。
憧れのヴォーヌ・ロマネ村の中でも価格と品質のバランスがとれた銘柄でもあります。
とは言え、相当なお値段ですので、私などではそうそう飲めるモノでもありません。（苦笑

さらにドメーヌは「ルロワ」これまた憧れのブランドです。
いまや、ラルー・ビーズ・ルロワ女史の伝説はほとんど神格化されています。

畑も超一流、造り手も超一流、ただしヴィンテージは最悪。（苦笑
造り手の力量に期待の一本です。

では、テイスティングレポートです。


ラズベリーの香りが色濃く漂う中、様々な花の香りを感じます。
チョコレートにも似た甘い香り、革、肉などなど、極めて華やかな印象です。
口に含んだ瞬間の印象はほとんど水です。
ただ、それは本当に一瞬のこと。
次の瞬間には極めて華やかな空気が壮大に広がります。
風味の透明感、奥行き感は感動ものです。
余韻も長く、幸せな時間が続きます。

ワインを飲んでいて、壮大な空間を感じることが希にあります。
口の中に風が吹くような…とでも言うのでしょうか。
口の中の大きさなんて知れたモノですが、その口の中で別世界が広がる感動は何度味わっても良いものです。
普通にお酒を飲んで、「おいしいねぇ」と言っているのとは全く別次元の感動です。
あぁ、こうしてどんどんワインにはまっていくのでしょうね。（苦笑

結論。
オフヴィンテージをモノともしないパワー。
天候と、畑、造り手の調和に脱帽です。


最後に、私はオフヴィンテージが好きです。（笑

■■■　リシュブール　ドメーヌ・ルロワ　在庫情報 　■■■


余談ですが、このブログはミラーサイトがあります。
そちらでは、飲んだときのボトルの写真も公開していますので、よろしければご覧ください。

http://blog.wine-red.net/