テーマ:今日のワイン(6034)
カテゴリ:ワイン-仏-他
「神の雫」、#64「友とワインと焼き鳥と」で紹介されたワインです。 生憎、手持ちのヴィンテージは'04年でしたので、そちらでご勘弁を。 「神の雫」でも紹介されたとおり、'03のシャトー・ヌフ・デュ・パプV.V.に96~100という評価をパーカー氏は与えています。 他にも、キュヴェ・ショパンが95~98、このコート・デュ・ローヌにたいしても87点とし、名門シャプティエ、ギガル、ラヤスを圧倒しています。 「神の雫」の中ではザクロとニッキの香りを高杉が指摘していましたが、果たして'04でも同じ世界は味わえるのでしょうか。 セパージュはグルナッシュ50%、シラー20%、ムールヴェードル10%、カリニャン15%、サンソー5%となっていました。 では、早速テイスティングレポートです。 雫は'03を硬いとデキャンタージュしましたが、デイリーワインということで敢えてそのまま飲んでみました。 色は濃い赤、少々紫がかっています。 濃いですが、透明感はあります。 香りはまず、フルーティなニュアンスが強く感じられます。 木苺、ベリーあたりでしょうか。 タンニンは意外と丸く、'04でも充分美味しく飲めます。 甘くフルーティな味わいは濃いボジョレヌーボーという感じです。 余韻はさほど長くはありません。 抜栓後の変化は意外と早く、20~30分ほどで黒胡椒っぽいスパイス感が際立って来ます。 さらに時間が経つと、土っぽい感じも出てきて、さらにマイルドな感じで飲みやすくなります。 時間と共に、シラーの色合いが強く出る感じですね。 徐々にコート・ロティっぽい雰囲気も漂い始めます。 結論。 美味いです。 確かにこれで1,500円は格安です。 倍の3,000円クラスと言われても納得のコストパフォーマンスです。 飲みやすいですが、ボディーはしっかりしています。 時間と共に変化する具合が早いワインですので、興味のある方は抜栓直後から味わってみてください。 即、美味しく飲みたい方は、30分ほど前に抜栓すれば大丈夫です。 ■■■ コート・デュ・ローヌ ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス ■■■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月25日 22時35分58秒
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