連発でレシュノーです。
先日のモレ・サン・ドニに合わせて03にしてみました。

位置的にニュイ・サン・ジョルジュ村は、コート・ド・ニュイ地区の最南端、モレ・サン・ドニ村よりもかなり南に位置します。
全体的な印象としては、モレ・サン・ドニ村に比べると、男性的な、タンニンのしっかりしたイメージが強いニュイ・サン・ジョルジュ村のワインですが、今回の対比でもそれが当てはまるのでしょうか。

では、テイスティングレポートです。



色は深紅で透明感あります。
香りは赤い果物の熟した感じ、花の香りがあります。
味わいは酸味、甘味、コクが良いバランスです。
余韻も綺麗です。

時間と共に樽の香りがクリーミーな雰囲気を増し、スパイス系の香りも出てきます。
ミネラル感もあり、かなり複雑な雰囲気も出てきますね。

酸味はやはりレシュノーらしい控え目ながらも存在感のある出方をしていました。


結論。
やっぱりレシュノー、これは美味い！
全体のバランスが良いのでしょうね、非常に飲みやすく、ボディもしっかりしています。

ん～、ってことは、先日のモレ・サン・ドニが例外的だったと言うことでしょうか…
今回のワインでも03という年のパワーは感じますが、それほど強烈ではありませんでした。

■■■　ニュイ・サン・ジョルジュ　フィリップ・ヴァンサン・レシュノー 　■■■