テーマ:今日のワイン(6034)
カテゴリ:ワイン-仏-ブルゴーニュ
ニュイ・サン・ジョルジュ村には特級畑がありません。
では、それに匹敵する畑が無いかというと、結構沢山あるんですね。 何故、特級畑になっていなか、色々と理由は言われていますが、名より実を取ったというあたりが本当っぽいです。 今日は、ニュイ・サン・ジョルジュ村で特級畑に値するだろう、筆頭畑、レ・サン・ジョルジュです。 造り手はフェブレ。 ニュイ・サン・ジョルジュ村に本拠地を置く、巨大ドメーヌ(ネゴシアン物も造っています)です。 では、レポートです。 色は艶のある赤。 香りは赤い果実の香りが中心で、樽から来る香りも豊かです。 味わいは柔らかい渋味が素晴らしく、果実味の凝縮感とのバランスも良好です。 余韻は長く、果実系の酸が残ります。 抜栓後そのままでもそこそこは美味しかったのですが、なにやら奥にとてつもない複雑さが見え隠れしていましたので、デキャンタージュしてみました。 予想通り、デキャンタージュしたワインからは、ミネラル感、土の香り、コーヒーっぽい香り等々、どんどん湧き上がってくる感じです。 その複雑さは、2時間後もまだ増していく感じでした。 結論。 流石です。 これだけの美味しさで一級というのは、反則です。(苦笑 非常に上質かつ魅力的なワインでした。 ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・サン・ジョルジュ フェブレ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月27日 11時47分37秒
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