国産ワインです。
このブログでは、国産は初めての扱いですね。（笑
行きつけのバーで、導入検討用ということで、原価で飲ませていただきました。

ミーハーのブランド志向の悲しさか、ショップで国産ワインを見かけても、どうせ買うなら…　という気持ちが出てしまい、結局、同価格帯のフランスワインを買ってしまうことが多々あります。

噂には美味しいと聞く、国産ワイン。
さて、私にとってはどんな味わいでしょう。



色はルビー色で、透明感があります。
香りは…　果実風味はありますが、かなり遠くにある感じです。
味わいは少々渋味がざらつきます。
余韻はさほど長くはありません。

色々と香り、味とも要素は持っているのですが、小さくまとまってしまっています。

時間と共に、多少は広がりを見せてくれました。
メルローと言っても、フランスのメルロー風ではなく、ニューワールドっぽいメルローと感じました。
スパイス感、タバコっぽさなど、南の方で感じる風味があります。


結論。
スケールが小さいです。
エレガントさとか、奥行き感にも乏しく、メルローという品種に期待して飲むと、ちょっと期待はずれでした。

ただし、一緒に飲んだ方の中には、悪くない（村上春樹風）という評価もありました。
なんとなく、趣味嗜好がハッキリ出るワインなのかなと感じました。


長野メルロー　メルシャン