テーマ:今日のワイン(6034)
カテゴリ:ワイン-仏-ブルゴーニュ
モメサンのモノ・ポール、クロ・ド・タールのセカンドワインが、今日のレポート、ラ・フォルジュです。
当然畑はクロ・ド・タールですが、樹齢が若い木から穫れた葡萄を使っているようです。クロ・ド・タールは何度か飲んでいますが、ラ・フォルジュは初めて頂きました。 クロ・ド・タールの畑は、クロ・ド・ランブレとボンヌ・マールに隣接します。 それだけ聞いても、凄いです。 では、レポートです。 色は深みのある赤。 香りはフレッシュ感のある、赤・黒の果実が中心です。 味わいは意外と爽やかで、渋味はまろやか、酸味も馴染んでいます。 余韻は長く、フルーツ感が綺麗に残ります。 予想していた風味とはちょっと違いました。 もう少し濃縮感のあるモレ・サン・ドニ風とか、クロ・ド・タール風を思って飲んだのですが、少々ボディが軽いと言いましょうか、爽やかです。 2時間半ほどで飲みきるまで、徐々に複雑さ(ムスク、スパイス)も出てきますが、力強さよりは、エレガントさが際立ちます。 クロ・ド・タールはタンニンが早い時期からまろやかになる傾向があると感じています。しかし、そのタールは単に丸くなるだけではなく、スープなどに例えればコクの深みが素晴らしいのです。 ところが、今回頂いたラ・フォルジュに関して言えば、タンニンはまろやかですが、コクという点に置いてはそれほど特徴的な印象を受けませんでした。 結論。 非常に飲みやすく、上品かつエレガントなワインです。。 確実に一級クラスの味わいは充分にあります。 モレ・サン・ドニというよりは、シャンボール・ミュジニー村を彷彿とさせるワインでした。 ■ モレ・サン・ドニ・1er・ラ・フォルジュ モメサン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月12日 13時42分10秒
[ワイン-仏-ブルゴーニュ] カテゴリの最新記事
|
|