カテゴリ:コミック 「ソムリエール」
公園で独り遊ぶ少年と知り合いになったカナ。 彼の父親がレスポワールで家族3人での食事を予約。 遅れてきた母親は浮かない顔で、子供に勝手に会ったことを非難する。 どうやらまもなく離婚するらしいことをカナは察し、一本のワインを勧める。 飲んだ母親は、そのワインが不味いと父親を責め、父親は席を立とうとする。 カナはそのワインが開くまで待つように促す。 ワインを待つ間、少年が彼にしか語られない父母お互いの気持ちを語り、お互いに誤解があることに気づく。 時間を経てワインを飲む父母、そのワインの変化に驚き、少年も香りを褒める。 食事も終わり、去ってしまった父親を悲しげに見送る少年に、母親は父親の所に一緒に遊びに行こうと切り出した。 「ソムリエール」第九話です。 う~ん、「ソムリエ」でも似たような話がありましたね。 開くまで待たせるパターンでは、 vintage.20 ワインの時間 これは夫婦仲が不味くなってしまったところを、佐竹が開いてないカロン・セギュールをサーブするお話しでした。 離婚がらみでは、 vintage.65 親子 離婚する両親と食事をする少年のわがままで、店のメニューにはないスパゲティを出すお話し。 興味のある方はソムリエ ワインリスト にあらすじと登場ワインがまとめてありますのでご一読下さい。 今回のソムリエールのお話しも良いですけど、ソムリエの方がシンプルで良かったかなぁ…って気がします。 ショックだったのは、ワインの開くお話しに興味を持って読んでいって、さあ、コラムはどんな内容が… とページをめくったら、広告!(爆 コラムが、コラムが、無い!!! 半分くらい損した気分。 カナのテイスティングノートもなくなっちゃったし、今回のお話しを読んで、ダール・エ・リボのサン・ジョセフを飲みたくなる人って多いのかなぁ… と疑問を持ってしまいました。 おまけに、'03、'04は異臭がすると注釈がついているし…(苦笑 ワインの点数評価を嫌うと言うあたりには魅力を感じるのですが、ワインが開く、開かないと言う問題であれば、もう少し別のワインでも良かったのではないかと思ってしまいますね。 必然性を感じないと言いますか…(苦笑 ドラマ化の噂も聞こえてきますが、本編がまだ始まったばかりの状態ですので、お話し的には別物になるのでしょうね。 それよりも、もっと扇情的なワインの紹介を! ソムリエでいうカレラ・ジェンセン、神の雫で言うモンペラみたいなのをそろそろドカ~ンとやって欲しいです。 次号は3月15日発売です。 次回も木曜日… 今回登場ワインは。 ■ サン・ジョセフ ダール・エ・リボ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月28日 15時53分34秒
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