カテゴリ:【ドラマ】神の雫
父への不信感を募らせながらも周囲に支えられ「第三の使徒」探しを続ける雫。
一方、遠峰は「愛」を知らないことで使徒捜しの壁にぶつかるが、セーラの助けによって活路を見いだす。 そして、二人が各々にたどり着いた結論を以て決戦の場に挑むが、そこにあった真実は雫の予想とは大きく異なったモノだった。 冒頭のいままでのおさらい。 冷静に、ストーリーの構成要素だけを見ていると、かなり面白いドラマになり得るはずなのですよね。 残念ながら、今までは全く生かし切れていませんが・・・。 今回はちょっと毛色が違いました。 登場ワインが2本(2種類)のみ。 これで良いんですよ。 今までが、グチャグチャと色気(大人の都合による?)出し過ぎでした。 ワインのドラマだからって、量出せば良いってモノじゃない。 ドラマのストーリーとマリアージュしないワインは出すだけ無駄。 見て、飲みたくもならないし、当然購買意欲も湧かないですよ。 ストーリーも実質、使徒捜しは前回からの繋ぎですから1/2。 本間の話がトッピング程度。 このバランスでちょうど良いです。 今回は原作でも語られていない、雫と遠峰の血縁まで出してしまいました。 これによって、次回からはドラマのオリジナル性がかなり高まることになります。 まぁ、血縁を早々と暴露してしまったことには賛否両論あるでしょうが、私は今後の展開に期待したいです。 今回を見る限り、期待できそうな予感があります。 今回の話で、原作の設定を変えて一番違和感があるのは、決戦の場以前に使徒を飲んでいる事。 一度飲んだワインを前に、「目覚めよバッカス」って言われてもなぁ・・・(苦笑 パラッツィの話は、アレンジは全く異なりましたが、演ってもらえましたね。 かなり説明的にはなってしまいましたが、あの端折り方は、まあやむを得ない所とすべきでしょうか。 非常にもったいない使い方ではありますが、先週問題にした時間配分から考えれば、妥当な扱いですね。 早くしないと、残りがこなせないです。(苦笑 あと、演技のお話、、、最後のシーン。 遠峰、良いですね。 原作の遠峰のイメージに極めて近いモノを感じました。 狂気の演技と、押さえた演技のバランスが良い感じです。 やはり、キャラ的には遠峰組の圧勝みたいですね。 ここまで褒めておいて、予告を見た瞬間いや~な予感。 冬山は良いのですが、妙に明るい画面・・・ あれで、良いのか? あれで使徒にたどり着ける?? 吹雪の試練の代わりに、豊多香が突き落としている?(爆 来週は「第四の使徒」。 「このワインは巨大で険しい」 「孤高の頂は神秘に包まれ、私を誘う…」 ちょっと表現が違いますが、たぶん、原作「第五の使徒」でしょう。 先にも書いたとおり、来週からはドラマ・オリジナルの場面がかなり増えてくると思われます。 脚本に期待しましょう! 今週のツッコミどころ。 1)遠峰がワインがぶ飲みしていたシーン、ワインに脚が立っていませんので、あれはジュースです。(というか、実際に飲むシーンはほとんどジュースですね) 2)本間が1999年のパルメを持っているのはおかしいです。'99パルメがリリースされた時にはすでにフランスワイン嫌いになっていたはず。 3)効果音とはいえ、ポンって音を立ててコルクを抜くワインバーって・・・ 本間がレストランで開けるのを躊躇い、彼女に贈ったワイン [1999] ■ パラッツィ/テヌータ・ディ・トリノーロ みやびが河原毛のセラーから抜き取ったワイン [1995] セーラがモノポールで飲んでいたワイン [1990] 雫、遠峰が選んだ「第三の使徒」候補 [1999] 「第三の使徒」 [1999] ■ シャトー・パルメ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月11日 00時44分47秒
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