カテゴリ:コミック 「ソムリエール」
カナはV・Bに客として訪れていた、かつてV・Bで働いていたことがあるという蓮見の接客の才能に魅せられ、彼を雇うことにする。 「ソムリエール」第六十五話。銀座編第三話。 銀座編・・・なんだか良いですね。 本編の謎なんか、ぜ~んぶ放って置いて、銀座編は突き進むのです。(笑 とっても潔くて、全てが新鮮で面白い! 勝手な読みですが、きっとこの銀座編が終わる時には、本編の方の謎にも迫る何かが用意されているのでしょうね。 で、早速現れた謎の人物、蓮見 陣 25歳。 25歳でここまで悟りきった男の過去に何があったのか・・・ 口コミだけで続々と客が訪れるV・Bってかつてはどんなお店で、壁に掛かった肖像画の女性は何者なのか・・・ 当然、謎ばかりの中、カナの今までの持ち味を活かして、すごく魅力的に描かれています。 この設定、蓮見はイケメンで、絶対映像化を狙っています。(笑 で、シネ・クア・ノン(作中ではシネ・クエ・ノン)の登場です。 神の雫、第七の使徒候補として、leroyさん、ポン太さんが押しているワインですが・・・ 時に、「神の雫」に当て付けるような姿勢が見え隠れする「ソムリエール」 (そう感じているのは私だけかも?:笑) もしかして、城アラキ氏も「神の雫」を読んでいるのでは? だったら、今回のシネ・クア・ノンの登場はもの凄く深い! というか、漫画、コラム、おまけに「神の雫」の使徒先取りまでやっているのだとしたら、この仕事はほとんど天才の領域だと思います。 ま、使徒先取りが無くても、シネ・クア・ノンの登場は必然的であり、ドラマチックです。 根拠のない、使徒ドタバタ劇とは作品の次元が違う。(苦笑 コラムは【似非ワイン通になる方法】 滅茶苦茶、面白い! でも、通して読んだ感想は、ワインの知識を通して、ソムリエと無言の会話も交わせるんだなぁってこと。 ワインの知識は、上手に使いましょう。 それにしても、今回の漫画の内容と、コラムの内容のバランス感覚は素晴らしい。 付かず離れず、良い緊張感ですね。 次号は7月15日(水)発売です。 今回登場ワインは。 ■ シャルドネ ハミルトン・ラッセル ■ アトランティス・Fe2O3-1a シネ・クア・ノン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月02日 13時47分26秒
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