カテゴリ:コミック 「ソムリエール」
景山にプレゼントを渡すためにと、V.B.へ招くカナ。 カナが用意したプレゼントとは、1本の白ワインだった。 「ソムリエール」第百九話。銀座V.B.編 第四十七話。 前号では、色々と次の展開を想像してみましたが、カナはストレートに来ました。 考えてみれば、最もカナらしい方法ですね。 相手を否定するのではなく、全てを受け入れてしまうのですから。 作中では、シスターから全てを聞いて知っていたと語っていますが、おそらく、祖父の存在や、悩み苦しみは聞いていたにしても、それが景山だとは知らされていなかったのでは無いかと、想像しています。 それでなければ、深夜に店の外で座り込んだりはしませんよね。 やはり、カナにとって、かなりショッキングな出来事であったことは間違いない様です。 そして、カナと景山とのワインを介した会話は、思い切りオーソドックスながら、手堅い演出。 それがまたカナっぽくて、非常に好感の持てる展開でした。 さて・・・ カナという主人公の余韻に浸るのも良いのですが、やはり気になるのは今後の展開。 15号(次号は休載のため)より新展開開始! と予告にもあるとおり、感動の再会を果たした祖父と孫とはいえ、このままでは終われません。 ソムリエール冒頭からの謎であった、「あしながおじさん」の正体は景山なのか!? 前号までの景山の独白は、娘の死と妻の死までで、その後のカナへの向き合い方には一切触れられていませんでした。 新展開「開始」とあるからには、このまま最終回へ傾れ込むのではなく、V.B.に次ぐ、新たなカナの居場所への展開と繋がりそうな感触が強いです。 となると、景山は「あしながおじさん」では無い? こればかりは、次号の展開を待つしか無さそうです。(笑 できれば、ヨーロッパ編を期待したいのですけど・・・ コラムは【リースリング・ルネサンス】 これからの季節、リースリングは一段と美味いですよ。 次号は6月15日(水)発売です。 が、ソムリエールは休載です。 今回登場ワインは。 ■ ヴェーレナー・ゾンネンウーア・リースリング・シュペトレーゼ ヨハン・ヨゼフ・プリュム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月10日 09時00分47秒
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