カテゴリ:コミック 「ソムリエール」
リズ、マイクの結婚を賭けた、米仏ワイン対決は熟成ワインでの勝負。 勝負に引き分けたリズの父親は、2人の結婚を許す。 「ソムリエール」第百二十一話。フランス編 第四話。 さら~っと流れていく様なお話し。 新パリスの審判の途中で、リズの父親の選ぶワインに思惑有りと気付いたカナ。 それが何であったか、最後まで明確に語る事はなく終わります。 もちろん、答えをカナは口にしているのですけどね。(笑 リズの父親のワイン選びの思惑を見抜いた上で、彼からの問いかけ「時間はワインから何を奪うか」の答えを語るカナ。 リズから父親への愛情、父親からリズへの愛情、そして両者の思いを深入りし過ぎることなく抱擁するカナ。 カッコイイお話しの作り方です。 もしかしたら、カナという存在は、ワインと料理のマリアージュとか、ワインと人間との関係とかそんな関わり合い全てを包括するようなモノのメタファーなのではないか・・・ う~む、解らんから放っておくことにしよう。(爆 新パリスの審判は派手な展開ではなく、地に足の着いた、親子の物語になっています。 堀賢一氏、城アラキ氏による、新パリスの審判が見られるいう期待は見事に外されましたが、お話しとしては、とてもソムリエールっぽくて良い出来でした。 リズ親子による、フランス編導入部分。 ほのぼのと深いワインの世界を見せられる一方で・・・。 いきなり、カナの敵(?)であるグループの黒幕まで登場! 今後の展開は緊迫感を増す一方のなのですが・・・。 黒幕のアルベルトまでが、長い年月カナを見守ってきたと言う。 カナって何者? っていうか、カナの父親?母親?がとんでもない何かを握っていた・・・??? それが、何故ここに来て、一気にカナの取り巻きは活性化したのか・・・。 次の訪問地、ロワールでの展開を待ちましょう。 コラムは【カベルネ・ソーヴィニョンの熟成】 私は基本的にピノが好きなのですが、カベルネ・ソーヴィニョンには時々不意打ちを食らいます。(笑 次号は3月28日(水)下のURLで配信です。 http://grandjump.shueisha.co.jp/ 今回登場ワインは。 ■ シャトー・ムートン・ロートシルト ■ カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ・ナパヴァレー ロバート・モンダヴィ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月09日 17時46分36秒
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