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2012年06月29日
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スミスと樹里に導かれ、とある教会を訪れたカナ。
事の全てを知る総司教は、カナとの面談を目前にしながらも、他界してしまう。



「ソムリエール」第百二十五話。フランス編 第八話。



■驚きその1

「神の雫」登場です。
名実ともに、このワインならば「神の雫」に相応しい。

と言っても、この漫画は「ソムリエール」。
それに、「神の雫」の作者は、ブランド的裏付けの無いこのワインを、絶対に「神の雫」として選ぶ事はないでしょう。(笑

もちろん、話中でも「神の雫」などという言い回しはされず、
カナの父は「いつか、君も目指す ワインの魂だ」と。
カナ自身は「神への祈りから生まれた奇跡です」と表現しています。


そして、これから「ソムリエール」で描かれるであろう、カナの父 VS アルベルトの図式は、そのまま「ソムリエール」VS「神の雫」の構図なのでしょうね。 もちろん、どちらが正しいなんていう馬鹿げた次元での描き方はされないでしょう。(笑



■驚きその2

物語上での存在意義は無いだろうと予想していた、先号登場のバローロ。
これにも深い意味があったようです。
カナの両親が、カナが教会を訪れる日のために用意したという設定。


こうなると、先回行われたブラインドテイスティングの意味合いが、まるで変わってきます。
樹里にとって、アルベルトたちの解答は2の次、カナが正解を答えるかどうかに掛かっていた事になります。


そして、そのバローロの事を教会から知らされていた樹里は、最初からカナとスミスに与する側に近い立場にあったのでしょう。

(と書きつつ、樹里はこの教会とはあまり関係が無いのかも知れません。 樹里は、カナの両親がカナの訪問を確信していた真偽を問うたり、前回のテイスティングで、スミスがそのバローロだとすぐに気付かなかったり、教会と樹里の関係で色々不鮮明な部分が残されています)



しかし、こちらの作者は、そんなに単純に話を進めてくれそうにはありません。(笑
樹里が言うように、カナを応援しているから正義とは限らず、正義の味方は思いやり深くも愛情に満ちてもいない…


この物語のエンディングに、勝者は生まれないような気がして来ました。
どんな切り口で、どこへ着地させるのか、とても楽しみです。(笑



■驚きその3

全ての謎を一気に解くはずの総司教が亡くなってしまいました。
前回、早々に最終回へと傾れ込みそうな気配を感じたのですが… 先号のコメントでの武庫川の小石サンの分析どおり、もしくはそれ以上に(?)連載は続くかもしれません。


当然、スミス氏をはじめとする、教会の人々が知っている事も多々あるのでしょうが、これで片瀬の出番も残されている事になります。
樹里が知る範囲もどうやら限定的で、総司教ほどでは無いみたいです。


まぁ、当然と言えば当然。
こうでなくちゃ。



いずれにしろ、1話に3つも驚きを盛り込んでくれる… この怒濤の展開は、まだまだ続きそうです。



コラムは【シトー派修道会】
ワインとキリスト教とは本当に一体なのですね。




次号は7月26日(水)下のURLで配信です。
http://grandjump.shueisha.co.jp/




今回登場ワインは。
■ バローロ・リゼルヴァ・モンフォルティーノ ジャコモ・コンテルノ

■ アベイ・ド・レランス・サン・セザール・シャルドネ





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最終更新日  2012年06月29日 10時52分32秒
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