2009/10/28(水)00:20
ムートン・ロトシルト 1982 のテイスティング =遂に念願のエチケットをゲット !!!=
ムートン '82 のラベル、前々から欲しかったのですが、とうとうゲットしました。
まぁ、ワイン自体の香り・味わいも試してみたいのは勿論ですが、ラベルのゲットがまず第一でした。('70のシャガールの次に欲しいものでした。)
さて、肝心のワインの方ですが、27年経っているのに未だ未だ濃い色調で若々しいです。
香りは、ドライフルーツの香りやキノコ風の熟成香が融合した良い香りには違いないのですが、蔵出しで飲んだムートン'77には到底及ばず、マルゴー村の3級サンテグジュペリ'82にも及ばない感じがしました。熟成して出てくる妖艶な感じがイマイチ足りないのです。
でも味わいは、完璧とまではいかなくとも、十分に滑らかで深みのあるコク、余韻も長いです。未だ未だ熟成する感じで、内に秘められたパワーを感じます。でもパワーと言う点では、もともとムートンはボルドー左岸一級の中では弱い方で、ラトゥールには及ばないかと思っています。
まぁ、10名のワイン会だったのですが、お店は神田 ヴィラ・ドゥーエ。
いろんなワイン会で使われているようですが、魚料理も肉料理も美味しく、なかなかの味でした。
真鯛とサツマイモのソテー、パプリカのピューレと春菊の香り 岩中豚肩肉のロースト・マルサラと赤ワインのソース
このワインに関しては、下の方が澱で濁っており、かなりあっちこっち移動されたのではないかと思われます。そういう点で、ムートン'82本来の品質ではないかと思われます。でも、9年前に飲んだ、やはりパーカー100点のムートン'86よりは上かと思っています。
こうなると、ムートン'82 と '86 を飲み比べてみたくなってきました。