疑問いっぱい! 「ナパのワイナリー、海底で熟成実験」
読売オンラインにこんなニュースが載ってました。⇒ナパのワイナリー、海底で熟成実験 海外版:For taste, Mira Winery sinks its wine( ちなみに、海底に沈めている動画も見れます。) ボトル差やキュベの違いはどう対処? 一体何本海底に沈めたのでしょうか? ボトル差やキュベの違いを吸収するには、かなりの本数を沈める必要があります。同じキュベから取り出して比較しないと意味がなく、そのためにはナンバリング等をきちんと行う必要があります。また、海底に沈めてナンバリング等の情報を正しく回収できるのでしょうか? 3ヶ月で何が分かるの? 高々3ヶ月の熟成で、意味ある違いが出るのでしょうか? 機械で成分分析でも行うつもりでしょうか? 尤も、何ヶ月も海底においておいたら、回収できなくなるリスクも高まりますが。幾らで販売するの? 海底で熟成させるのは、かなりのコストがかかると思います。(動画を見ると簡単にやっているようには見えますが、少なくとも準備や実作業の人件費は馬鹿にならない気がします) そのコスト回収のために幾ら上乗せして販売するのでしょうか? その高くなったワインを一体誰が買うのでしょうか? (まぁ、最初は興味本位で買う人もいるかもしれませんが...)どんな結果になるのか、今後このワイナリーがどんな動きを見せるのか、逆の意味で興味があります。自分たちの消費用とか、ワイナリー訪問者への限定販売とか、特別顧客へのプレゼント用とかなら分かるのですが、利益アップを狙っているなら、かなりクエッションです。まぁ、聞いたことないワイナリーなので、話題作りで名前を売らんかなぁの狙いの気もしますが...